・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり
『電脳コイル』 26話 最終回
4423ってそう言うことか!!
治療用の「空間そのもの」の名前が4423。
だから、それの一部で有るイサコの兄の幻(データ)は、自分が「4423」だと名乗ったのか・・・そうか!
凄まじく合点がいきました!
しかし、心の平穏を取り戻す為に、仮想空間を作ってそこに心を置いておく、ってのは実現できたら凄いですね・・・・・つまりは、思い通りの夢を見せられる様なものですし。
実現させるとなると、倫理的な反発もわりと有りそうですが。
ただ、結局心の問題と言うのは、周りがどうこう言うよりも、「本人の納得」が重要な訳で。
「心の整理」とも言えるかも。
その空間が例え偽者の作り物だとしても、その為に役立つのならば、それは研究価値のある素材だったろうなぁ・・・・とか。
そう言う意味も含めると、それを捨てる危険性を冒してでも、命を捨てる覚悟でイサコを助けに行ったオジジの素敵っぷりは尊敬に値する!
研究者としては失格なのかもですけれど、そう言うの好きです!
と言うか、もうこの辺りから最後までずっと泣きながら見てましたよ!(笑
「デンスケも空間の一部」と言うのは、「仮想空間を現実っぽく見せるために配置された動物データ」とかそう言うものだったって事かな?
それを取り出して、電脳ペットの形に仕上げた、とか。
オジジの、「孫のボディーガードになっておくれ」を聴いて、デンスケはあの時、オジジの言いつけを守ったんだ・・・・!と思ったらポロポロ泣けました・・・・。
そしてそれは、一度「死んで」も、決して失われずに・・・形を変えてもデンスケはヤサコを助ける。
もう、この辺はズルイですって!
デンスケとの再会。
初めての「触れ合い」。
ふわふわの毛並、暖かさ・・・。
そして、「さよなら」・・・!
泣きますよ!
ボロボロですよ!
大泣きですともさ!
やっぱり、24話の京子の「ふかふかだったよ」は、電脳体の時に触れた感触が残っていたのですね・・・。
そんな中、ヤサコの父がえらいカッコイイ!
登場した瞬間から、会員番号何番なんだろ!って思ってましたよ!(笑
一番でしたか!
さらに、猫目が三番!
カンナの事件も解決へ向かったりと、最終回らしく伏線が解ける解ける!!
しかも、ただ謎が明かされるだけでなく、それがちゃんと面白さに繋がっているのがとにかく素晴らしい!!!
それはそれとして。
こっそり活躍のモジャが可愛い。
そしてここでタケル!
「人の心を治す為に作ったんだ!」でまたちょっと泣く。
再びイサコを助けに行くヤサコ。
「別れ」を覚悟していたはずのイサコ、けれど、ヤサコと兄のキスを見て、とられたくない、別れたくない、一緒に居たい、と言う気持ちが大きくなって、それだけが「一つの存在」となってしまった。
それが、ミチコだったと言う訳ですね!
再び心が折れそうになるイサコに届くヤサコの声!
そして、イサコは立ち向かう。
これから先の、未来へと・・・・・・。
この辺りを見て、この作品がNHK教育で放送された事の必然性を見た気がしました。
これは間違いなく、二人の少女の、そして子供達の成長物語だったんだなぁ・・・と。
過去への想い。
未来ヘの痛み。
「初恋」への別れ。
色々な事を経験して、色々な事を知って、少しずつ、「子供」たちは、「大人」へ。
そんな、物語。
少しだけ大人になったヤサコとイサコが交わす会話。
「友達」じゃなくて「仲間」。
けど、そんな言葉の問題じゃなくて。
二人の心は、確実に繋がっていた。
もしかしたら、これからも―――――――。
イサコの「名付け親はアンタだ」はどういう意味だろう・・・と考えてみる。
最初の名付け親は、確実に「兄」だった訳で。
けれど、学校に転校してきて、先に同じ「ユウコ」である優子が「ヤサコ」だったから、勇子は「イサコ」と呼ばれた。
兄とは関係のない所で産まれた、新しい「イサコ」。
それが今のイサコで。
今のこの自分が居るのは、ヤサコと出合ったから。
ヤサコと出会えた事で、過去を振り切り、未来を生きるイサコになれた。
そんな事が言いたかったのかなぁ・・・・なんて、そんな事を考えたのでした。
そしてラスト・・・。
ヤサコと京子の前に一瞬だけ現れたデンスケ。
それは、未来へ向かって進む二人が、少しだけ振り返った、大切な過去、思い出・・・・・。
デンスケの、そしてもしかしたらオジジの、「目に見えないもの」が、最後に、少しだけ背中を押しに来てくれたのかも。
そんな風に、思ったりしましたとさ。
・・・・・・・・・・・・・あぁ・・・・・終わってしまいました・・・。
けれど、素晴らしかったです!
心底、面白かったです!
この作品に出会えて幸せだ!
と何の照れも無く言えるほどに!
なんかもう、本当に感謝の気持ちです。
お疲れ様でした!
そして、ありがとうございました!
この作品、大好きだ!
最終回記念に、今までの感想をまとめてみる。
気が向いたならどうぞ。
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話
8話 9話 10話 11話 12話 13話 14話
15話 16話 17話 18話 19話 20話 21話
22話 23話 24話 25話
正直、最初の頃の感想はわりとアレだったり情報が古かったりします。
ご了承を。
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・一言感想。
『しゅごキャラ!』 9話
相変わらずの良い出来!面白いです!
なでしこ母の着物美人が大原 さやかさんだったのはナイスキャスティング!素敵でした!
『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』 9話
この展開はゾクゾクします!
それはそうと、あの国連のヤツは姫にエロい事しようとしてんじゃないか、と変な勘繰りを入れてしまう自分は果たして心が汚れているのかどうか!(笑
『D.C.II』 9話
義之はもっと空気を読みなさい(笑
いやまあ、良いヤツ故なのだろうけれどもさ!
『ひぐらしのなく頃に 解』 21話
コレはもう「面白くなって来ました」!
あと、CMで流れた羽入のキャラソンが気になるのだった。
『ef - a tale of memories.』 9話
宮子が攻めましたね!そしてあっさり流される紘。
いやまあ、元々気持ちも有ったのかもですが。
あ・・・先週感想書くの忘れてました。申し訳ない。
『ご愁傷さま二ノ宮くん』 9話
崖登りの場面は笑いました!そして、最近の展開は真由がサキュバスって設定がどうでも良くなってる気が!(笑)なんて思っていたのですが、その辺も絡んでくる予感で盛り上がってきたかも。
そうか・・・もう終盤なのですね・・・早いなぁ・・・。
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・「電脳コイル」が終わって寂しさ炸裂です。
コレだけ気合いを入れて感想を書いた作品は、今年3つ目でした。
「コードギアス」と「グレンラガン」と「電脳コイル」です。
・・・・と言うか、コレだけの作品が1年の中に3本も有ったと思うと、今年のアニメは本当に凄いですね・・・・どれも、数年に一本出れば良い、というくらいの名作だと思いますし。
こういう出会いをしてしまうと、オタクで良かったと心底思いますよ!
これからもずっとオタクで生きて行くともさ!
この楽しさ、嬉しさ、幸せを感じる為に!
そんな訳で(?)、電脳コイルの同人小説でも書いてみようかと考え中。
予定は未定ですけれどもね。
もし書けたら、このブログで公開します。
ただ、期待はしない方向で居て頂けるとありがたいです(笑
・数日前に、DSの「ドラえもん のび太の新魔界大冒険DS」を買いました。
面白いとは聴いていた所に、2000円で売っていたので、コレは!と。
そして、本当に面白い・・・!
カードーゲームとして凄く良く出来ています!
戦略や、カードの組み合わせを考えるのが楽しい楽しい!
しかも難易度も結構歯応えありますし!
子供向けと思って侮る無かれ!
カードゲームにこんなに楽しさを感じたのは、「カードヒーロー」以来かも知れません。
ストーリーがちょっとタルい感じもするので、それは少し残念ですけれどもね。
けれど、ゲームとしての面白さは確実に一級品かと。
機会があれば是非に。
ゲーム好きならばやる価値有りです。
そんなこんなで本日は終了。