『とらドラ!』24話・・・!
・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり
『とらドラ!』 24話
「俺は・・・・追いかける!」
その瞬間の実乃梨の複雑な表情・・・そうか・・・言うなればこれは、フラれたのと同じ…ですもんね。
ここで大河を追いかけると言う事は、大河を選ぶ、という事と同じな訳で。
それでも、だからこそ、一緒に大河を追う実乃梨。
「私も、私は高須君が!高須 竜児が好きだよ!」
「でも、あんたに譲らなくちゃとも思ってた!親友のあんたが、高須君を必要としてるなら、って!それは、傲慢なあたしの勘違いだったんだ!」
「だから大河!あんたのやり方も見せてよ!」
みのりんは、全てを話す事で、自分の感情に決着を付けようとしたのだろうなぁ…。
そしてこの辺りは、作画的にも素晴らしい!
OPの映像混じってましたが、それと比べても全く遜色無いってのは見事です!
それはそれとして。
「なら…報われるよな」
頑張っていること、努力したこと、その結果、苦しくて泣いたこと。
それを誰かが見ていてくれる、ってのは、努力と苦しみを、知ってもらえたと言う事でも有り。
一生懸命な自分を、自分以外の誰かが覚えていてくれる。
それは、「うん、報われるもんだね」。
「見えてるモノ、もうひとつ有るよ・・・・・高須君は、大河が好き」
「・・・・・ああ」
「よし、高須君・・・ジャイアント、さらば・・・!」「見えてるものに、走り出せ!」
みのりんにここまで背中を押されて、前に進まなかったら男じゃない!
またここの みのりんの明るさと、その後の間接キスが切ないのですよ・・・!
そして、急速に縮む大河と竜児の距離!
「バイトが終わったら話を聞いて、もしも・・・もしも私が逃げそうになったら、ちゃんと捕まえて、お願い・・・」
くぁもう!可愛いな大河!
バイト後の、意識しまくりの二人も、もうなんかキュンキュンしますよ!
けど・・・「嘘を吐いたんだね」。
やっちゃんの怒りと、大河の実母。
浮き彫りになる、二人の両親との確執。
「あんたの男と、そのガキなんかと!」
「勉強をしなかったの誰だ!やりたい事をしてたのは!立派な人間にならなかったのは!全部お前の事じゃねぇかよ!」
・・・うん、二人の言う事も、解らないではないです。
ただ、それは「子供の理屈」では有るのですが。
たぶん、十代の自分だったら、二人の言う事は凄く共感も理解も出来たと思うし、まさにその年代である大河、竜児が、そういう考えになるのも解ります。
けれど、リアルに「大人」になってしまった自分からすると、それはやっぱり「子供の理屈」なんですよねぇ・・・。
もちろん、だから間違っている、とか言う事では無くて、大人になったら飲み込めてしまうものを、素直に吐き出せてしまうのが「子供」の特権でも有りますし、一概に「子供の理屈」だと一蹴してしまうのも、また違うので、難しい所では有るのですが。
しかしこれ、大河の方はともかく、竜児の方は、その子供の理屈を受け止めて諭す立場のやっちゃんも有る意味子供なので困ったモノです(笑
・・・で、「ダメよこのブタミソ!早まるんじゃない!」
・・・・・・ブタミソ?(笑
「でも、私は生きてる、それはね・・・あんたが居るからだよ!」
大河にとって、竜児は生きる理由にまでなってますか・・・。
だと言うのに、「自分が居なけりゃなんて言わないでーーー!」
落としたーーーー!(笑
「うわぁー!なにごと!?」
「やだ・・・遺憾だわ・・・」
この二言好きでした。
そんな中、「二ヶ月後、俺は18になる」
「そしたら、嫁に来いよ!」
話が凄い飛んだーーー!?
いきなり結婚って!
いや、解ります、気持はわかりますけど、それもやっぱり子供の理屈な気がしてならないですよ!
けど好きだ!
それもまた青春っ!
この辺りの大河がまた可愛いですし!
そして、亜美の「あんたさぁ、タイガーが好きなのよね」
「ちゃんと言って」
「・・・言って」
は、自分の気持ちに決着をつける儀式、だったんだろうなぁ・・・と。
「俺たち」「かけおちしますけん」
「「「は?」」」
「本気ですけん!」
・・・・・「けん」?(笑
なんですかその語尾!
なんか好きですけれども!
北村達に問い詰められた時の竜児の計画性の甘さは、いかにもその場しのぎって感じですね・・・。
ただこの辺はあえて、この計画の実現性の薄さを出すことによって、竜児達の子供っぽさを強調しているのだろうな、とか。
それでも、決意だけは本物で。
幼稚で、無謀な計画だけれど、気持だけは確かに本物だというのは伝わりました。
「良い感じに、人肌にあったまった通帳だ」
いや みのりん・・・この流れで、温度はどうでもいいのですが(笑
「あんたたちが正しいとは、全然、これっぽっちも思わないよ。賛成なんて絶対出来ない」
「ただ、これがあんたのやり方なら、反対も出来ない」
実乃梨は、この計画が正しいとも、たぶん成功するとも思って無いけど、それでも、とにかく突き進んでみろ、って思っているのだろうなぁ・・・・なんて。
それはたぶん、北村も亜美も同じで、とにかく気の済むまでやってみろ、と。
その結果、幸せになっても後悔しても、全部自分たちで背負って見せろ、って事なのかなぁ・・・と理解。
その後の、実乃梨と亜美のやりとりは凄い好きでした。
そっと隣に座る亜美が素敵です。
・・・・・・・で、やっちゃん・・・ここで逃げますか・・・!
「どんだけ子どもなんだよ・・・」
ホントにねぇ・・・・正直、家に居て竜児と向き合ってくれるのをちょっと期待してたのに・・・。
ただ、実は逃げたのではなく、何か考えが有ったのだと信じたい気持ちも有りで。
北村の「熱が有るんだろ・・・」は良いセリフ!
・・・・・そして、「そんでもって、こいつが、俺の嫁です」
逃げるのではなく、別の方法で前へ進むことを決意した竜児。
「そんでもって、お願いがあります」
竜児の「お願い」とは―――――
次回、最終回!
超絶期待しています!
そういえば、先週の感想でDVD3巻の実写映像特典って誰でしたっけ?とか書きましたが、TVCMでちゃんと間島さんと釘宮さんって書いてありました(笑
どんだけぼんやりしてたんだ先週の自分・・・まあ、あの時は風邪で熱が有ったので、そのせいだって事でご勘弁を。
しかし・・・こういう特典映像に釘宮さんが出てるのってわりと珍しい気がします。
気になる・・・・。
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・一言感想。
『マリア様がみてる 4thシーズン』 11話
今回、ポイントポイントで作画が良い感じに動いていてツボでした。
しかし・・・tvkでの放送時間は「とらドラ!」と完全にかぶっているのですが、両方で釘宮さん大活躍はどうしろと。まあ、録画して両方見るのですが。
『ミチコとハッチン』 22話 最終回
・・・・・え~と・・・結局なんだったんだろう、と。そもそも、サトシは何で、何から逃げてたんですか?結局最後まで存在感薄かったですし。ラストに、ハッチンをシングルマザーにするのもどういう意図なのかさっぱり理解出来ません。というかそもそも、この作品は何がしたくて、何を伝えたかったのか最後までまったくわからなかったです。
映像のセンスは凄く良かったのですが、脚本が最初から最後まで、なんとなくその場面を格好良さげに見せたり、オサレな雰囲気を演出したりするだけで、何一つ伝わってくるものが無かったんですよねぇ・・・・。
別にそれでも、ただ単純に面白い!というのならそれでもいいのですが、そういう訳でも無くて、あまり内容が無いのに、なんか良い事言っているっぽい空気は出したい、みたいな感じもして、結果的に何も伝わらない作品になってしまった気がします。
脚本が全てをダメにした作品だったなぁ・・・というのが正直な印象でした。
もったいない・・・・良くなる要素もいくらでも有っただけに、脚本さえ・・・と。
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・あとは・・・・・特に無い、かな?
ではでは、本日はこれにて。
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