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『四畳半神話大系』2話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『四畳半神話大系』 2話
 ・・・なるほど、ループ物なのですね。

 同じ時間を繰り返し、その度に別のサークルに入るのだけれど、結局似たような運命からは逃げられない・・・と。
 
 そうなると、ループを抜ける瞬間をどれだけ面白く出来るかが勝負!ですね。
 それと、同じような展開を、どれだけ違うものとして面白く見せられるのか!

 ・・・なんて言いつつ、三話目からはがらりと違う話になっている可能性も有りますが(笑

 それはそれとして。

 城ヶ崎先輩うっとおしいわぁ・・・・小さい世界で持ちあげられて他人を見下している人間ほど頭の悪いモノは無いですよ・・・・。

 まあ、それが気持ち良いのもまた事実なのでしょうけれども、そこで満足してどうするよ、と。
 ・・・とはいえ、そういう人間は大抵そこが頂点だったりするものですが。

 そんな中、
 「そ、それではただのおっぱい独裁者では無いか!」
 「そうですよ、要するにヤツは単なるおっぱいジャンキー、おっぱいドランカーなんですよ」

 ・・・・どれも、おっぱいと組み合わさるのは珍しい言葉ですね(笑

 ここの場面で、ゴーヤ的なモノを左右に動かしておっぱいを表現してるのは映像的に面白い遊びで素敵です。

 ・・んで、
 「結局、ハリウッドシステムが一番いいという事だ」
 「観客の大事な時間を奪ったうえに、マスターベーションまで見せられるのはたまらんからな」

 ・・・・・・うぜぇぇぇぇぇ!!! 

 こういうやつホントにもう!
 すぐに、こんなもんはマスターベーションだとか、スタッフのオナニーだろ、とか言うやつ居るなぁ…!
 で、大抵そういう奴に限ってたいして内容のある事は言わないし書かないし作らないのが世の常だったりします。
 また、そういう言葉をわざわざ言うのがちょっとカッコイイと思ってるふしが有るのが、さらにウザいです(笑
 
 城ケ崎先輩は、まさにそういう典型として作られたキャラなんだなぁ・・・と思ったり。 

 それはそうと、ラストのキスシーンは見たくない(笑

 ・・・お、今回作監が西垣 庄子さんなのですね。
 原画も、三人しかいないけれど見事すぎる面子!

 今回も作画的にもいい出来で面白かったです!

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・一言感想。


『HEROMAN(ヒーローマン)』 5話
 デントン先生の推論当たり過ぎでしょう(笑
 そして、ウィル達は洗脳展開ですか・・・おもっきり殴ったったら良いんですよ!


『さらい屋 五葉』 3話
 政の優しさと人の良さは、とことん「さらい屋」って商売に向いてない気がしてならない・・・。
 だからこそ、先の展開がどう転がるのか気になるのですが!


『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』 5話
 「きそう、よ!」ここは原作でも凄い好きな場面だったので、見れて嬉しいです!
 そして、一人作画!米澤 優さん御苦労さまです!
 このクオリティを一人で全部・・・考えるだけで気の遠くなる話ですが、良い出来でした!


『会長はメイド様!』 5話
 とりあえず、全てのオタクは、自分が事件を起こすとオタクがみんな事件起こすと思われる、と言う事を自覚すべきだと思うんだ!全てのオタクには、イメージを悪くしない責任を持ってほしい!
 まあそれはそれとして、アニメとしての出来は圧倒的に良くて面白かったです!
 お、一話は演出だった池端さんがコンテ!さすがの出来でした!


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・あとは・・・相変わらず「スパ4」三昧の日々です。
 
 手が・・・手が痛い・・・けど面白いから止められない・・・。

 ただ、今日初めて外国の方とネット対戦したのですが…ラグが物凄い事に・・・。
 元々、自分のネット環境がそれほど良くない事もあるのですが、それでも国内対戦だとラグは全然感じなかったのです。
 ・・・けど、海外との対戦はもう無理なレベルでした。
 基本コンボすら出来やしない!

 しかも相手はバックジャンプでバッタ斬空を繰り返すゴウキ・・・普段なら絶対そんなしょぼいプレイには負けないのに!

 けれど、それで懲りたので、今後は国内対戦オンリーにすることにします。

       なんて言いつつ、本日はこれにて。

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『スーパーストリートファイター4』購入。

・と言う訳で、PS3の通常版を買いました。

 限定版と迷いましたが・・・特典DVDはトレーラーとかが入ってるだけみたいなので、まあ無くても良いか…と。
 e-カプコン限定版の、対戦動画とか入ってるヤツなら欲しいですが・・・高いですしねぇ・・・。

 まあそれはそれとして。

 今日だけでもう何時間やってんだ!ってくらいやってます。
 パッドなので手が痛い痛い。

 ってか、解ってた事ですけど、パッド辛いっす!

 まあ、慣れればそれなりにプレイはできるのですが、ジュリを使う時は、ボタン押しっぱのまま別のボタンを押すのが大変でどうしたものかと。
 それでも、意地でジュリのトライアルは全部埋めてやりましたけども!

 ただ、いろんなキャラを触って見て思う事は、パッドだと、EXセービングキャンセルからのウルコンがやり辛いったらありゃしない!
 ただでさえ操作が忙しいのに・・・・まあ頑張りますけも。

 ・・・・・とはいえ、スティックコントローラー欲しいんですよねぇ・・・。
 しかし、安くても五千円・・・・・PS2のコントローラーをPS3で使えるようにするヤツは二千円くらいで売ってますが・・・・・PS3のシステムバージョンアップで使えなくなる可能性を考えると、結局は最初からスティック買っとけばよかった・・・って事になるかもですし・・・・。

 どうしたものかなぁ・・・・とりあえず、しばらくはパッドで頑張ります。

 まあそれはともかくゲームとしての感想は・・・・またそれほどやり込んだ訳では無いので何とも言えませんが、良い感じです。

 オフラインでもチャレンジモード等でだいぶ楽しめますし、オンラインも快適にサクサク対戦ができて良い感じです。
 ただ、名前が基本的にPS3のアカウントなので日本語表記されず、相手の名前がいまいち覚えられないのは難点かも。
 勝率も表示されないですしね。

 あと、ゲーセンで有ったように、コメントは自由に入力できるようにしてほしかったかも・・・・まあ、マナーの問題とか色々あるので難しいとは思うのですが。
 
 ・・・にしても、PS3を最近買ったばかりなので、本格的にネット対戦できる格ゲーは初めて買ったのですが、これは良いですね。
 ゲーセンの感覚で対戦出来て、しかもソフト代以外は無料ってのは嬉しい限りです。
 普通にゲーセン通ってたら、トータルで4、5千円なんて軽く超えますしね。

 時代は変わったなぁ(笑

 とはいえ、相手の顔が見えるゲーセンの面白さが消えてなくなる事は無いとは思うのですけれどもね。

 まあともかく、まだまだ触ってないキャラも居ますので、これからまたガンガンやり込みます!

 過去のシリーズで使っていたキャラの復活も嬉しいですしね。
 まあ、当分はジュリ使いますけども!

 キタエリさんのボイスが素敵ですし!
 キャラ的には、テクニカルな要素もありつつ、解りやすい対空、牽制に使える通常技もありますし、下中Kが入れば安定して繋がるコンボも有って、さらに奇襲技に中段も備えてるナイスキャラです。

 ・・・ただ、データがイマイチ無いので、起き上がりの時とか、無敵時間の有る切り返し技はどれなのかも良く解らない・・・・。
 アルカディアでスーパースト4の攻略やってくれないものでしょうか・・・家庭用ですが、アーケード化も決まりましたし、他に細かいデータまで載せてくれそうな雑誌無いですし!

 まあ、攻略本買えよ、って話なのですが・・・。


 
 なんにせよ、当分は退屈しないで済みそうです!


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・本日のアニメ一言感想。(ネタバレあり


『イナズマイレブン』 79話
 豪炎寺の妹がえらい可愛いですっ!
 展開的には・・・続きが気になるような、予想できるような・・・。
 

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・あとは・・・・特に無しです!

 ではでは、ちょっとやるべきことやってから、ゲーム再開します!  

       それでは、本日はこれにて…。

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『RAINBOW 二舎六房の七人』4話と『けいおん!!(2期)』4話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり

『RAINBOW 二舎六房の七人』 4話
 「この程度で諦めちまうのかよ…俺達の命!そんなに安くねぇぞ!」
 アンチャンが格好良過ぎる・・・!
 
 「アイツらは・・・アイツらは俺のはじめての仲間なんだ!初めての、仲間なんだよぉ…!」
 バレモトの涙にこっちもウルウルと・・・・そうだ!そこで見捨てたら男じゃねぇ!

 ここからの救出劇も、いちいちカッコイイな!
 いやまあ、ベタっちゃあベタなのですが、こんなん好きですよ!

 それはそれとして。

 可愛い看護婦さん節子登場。
 ・・・お、声が貫地谷 しほりさんなのですね。普通に上手いです!
 ちゃんと声での演技もできる役者さんは素敵です。

 そんな中、語られるアンチャンの過去・・・・。
 「そんな情けねぇ姿見せる為に・・・わざわざ戻ってきたのかよ・・・!なんてみっともねぇ…!」
 そりゃあ、言いたくもなろうってモノですよ・・・・・ただ、翌日父親が死んだら後味は悪いよなぁ・・・。
 
 けれど、ここで死に逃げる親父はやっぱり弱かったんだと思ったり。
 そこで奮起して、残った妻と息子の為に頑張れよ・・・!

 そのタイミングで死んだりしたら息子の心に傷を残す事くらい解るでしょうに・・・・。

 ・・・・にしても、この出来事を持ってアンチャンを「親殺し」とか言う石原は何なんだあいつ!
 まあ今に始まったことではないですが!
 
 …と言いつつ、ラストの
 「最高だろ?アイツら・・・・。みんな…俺の仲間なんだ」
 は沁みました!

 なんと言うか、男の生き様を描く作品ですね・・・良いです!

 
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『けいおん!!』 4話
 「さてと・・・今日から、修学旅行です!…お姉ちゃんの」
 憂だったんかいっ!
 いやまあ、声の雰囲気で解りましたけれども。
 ・・・にしても似てますね!顔も声も!
 顔はともかく、声は似せる技術が相変わらず見事!
 前作の姉妹入れ替わりの時も巧かったですしね!

 ・・・どうでも良いけど、「しまい(姉妹)」って入力したら「死舞」って一発変換された自分のパソコンはどうなってんだろ(笑

 それはそれとして。

 電車内の様子が、完全に問題児四人組!

 「律も居るんですが・・・律まで居るんですが…!」
 がんばれ澪!

 「関西に来たからには、関西弁しか喋っちゃいけないゲームやで!」
 ・・・・これはウザい!(笑
 自分は関西人ではないですが、標準語の人間が調子に乗ってふざけ半分でマネをする関西弁ほどウザいモノは無いと思うんだ!
 別に関西弁が嫌いとかではなくて、むしろ方言リスペクトの立場から!

 そんな中、流暢なムギの関西弁。
 中の人 寿さんは関西出身ですしね!けど、ちゃんとしたセリフで関西弁聞いたのってあまり覚えがないかも。
 これは可愛い。

 それはそうと、和のグループに居るメガネっ子が可愛いと思うのだけど どうでしょう。 

 可愛いと言えば、旅館でまくら投げの為にまくらの硬さを確認するムギが可愛い。
 
 んで、風呂シーンではタオルを巻いていないことを高く評価したいっ!(笑
 
 まくら投げの場面での
 「せんせーコトブキさんがやりました」は、名字で言われると中の人とごっちゃになる!(笑
 
 まあそれは置いといて、はしゃぐムギはとても可愛い。
 「よし来たー!」も、作画も演技も凄いツボです!
 あと、唐突な寝たフリは笑いました!

 ・・・にしても、モンキーパークでのエサやりの様子と言い、今回はかなりのムギ祭りな気がしました!
 個人的にムギ凄い好きなのです。
 澪と2トップな位に!

 そんな訳で、見事なまでの可愛さに大満足なのでした。



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・一言感想。


『聖痕のクェイサー』 16話
 華がどんどん凄い事になってきてますね(笑
 日笠さんの演技がノリノリ過ぎて素晴らしいですっ!
 ストーリーはシリアス展開突入!どういう展開なんですかそれ!?


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・あとは・・・・明日(日付的には今日)は「スーパーストリートファイター4」の発売日!

 買うぜ~超買うぜ~。(とらドラ!

 ただ、現時点ではアマゾンだと転売屋が定価以上の値段をつけてやがるので、普通に店頭で買うのがよろしいかと思います。

 たぶん、発売日に即売り切れてどうにもならないよ!って程には売れないと思いますし。
 格ゲーですから。

 ・・・けど、たぶん近年の格ゲーの中ではまちがいなく一番売れるとは思うので、早めに買うに越したことはないかも?
 値段も安くて手が出しやすいですしね。

 まあ何にせよ楽しみですっ! 

 ・・・・しかし・・・新品ゲームを予約して買うなんて・・・いつ以来でしょうか・・・。
 最近ホントに新作ゲーム買って無かったですからねぇ・・・・。

       なんて言いつつ本日はこれにて失礼します。

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4月27日のアニメ一言感想。(ネタバレあり

『迷い猫オーバーラン!』 3話
 毎回監督が変わるスタイルだと判明したわけですが・・・これが吉と出るか凶と出るか・・・。
 個人的には、1話の板垣 伸さんが今のところ一番好きです。
 それはそうと、3話は平池監督らしくほんわかした雰囲気で有りつつも、後半はセリフでの説明が長く続き過ぎてちょっとダレた印象が・・・残念。
 孤児設定は少し安易に重い過去背負わせたような気もして、あまりツボに入らずでした。


『あにゃまる探偵キルミンずぅ』 29話
 総集編でした。
 意地でも頭の上の着ぐるみの顔しか見せない新作カットは笑いました!その為にポチ姉が近寄ってくる時の動きがなんか妙に不自然でしたが、しかしむしろそれが面白さに繋がってたのは巧いなぁ、と。


『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』 27話
 基本的には面白かったですが、後半の回想シーンがちと長過ぎました・・・。
 新作の部分は良いですが、一度見たシーンを見せるパートはもっと短くて良いかと。
 

『裏切りは僕の名前を知っている』 3話
 うむ、十湖が可愛い。麻里奈さんは素敵ですね!
 あと、天白の秘書さんが素敵です。
 ストーリーも面白くなってきてますし、ちょっとこの作品が気になり始めていたりします。


『閃光のナイトレイド』 4話
 ん~・・・・・・なんだろう、なんてこと無い話だなぁ・・・と。
 ギャグとして笑える訳でも無いし、それほど意味の有るストーリーでも無いし・・・息抜き的な話にしようと言う意図は解るのですが、もうちょっと何か欲しかったかも?
 ・・・ただ、女子目線で見れば、あの二人の関係性にBLを感じて萌えたりするのだろうか、とちょっと思ったり。


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・あとは・・・・・あ、「聖痕のクェイサー」のディレクターズカット版をレンタルで見ました。

 セル版は3話収録ですが、レンタル版は二話ずつで、特典映像無しですが、内容は無修正版!

 いやぁ・・・・そりゃあ放送出来ないよね、と(笑

 あれは無理です。絶対に。

 ただ、放送版よりも圧倒的に面白いです…!
 
 隠されていたモノが見えてエロス!と言うだけの満足感とかではなくて、作品としての完成度の高さが段違い。

 カットや修正が入っていた為に流れが途切れていた場面が繋がる事で、前の場面、後の場面との流れで緊張感やアクションの面白さを生みだしたりしていて、全く別の面白さになっているといえるほどの違いが有りました。

 それだけに、放送版の修正の悪さがもったいない…!

 見せられない場面はもう、どうやっても見せられないのも理解出来たのですが、それでももうちょっと面白さを殺さない修正はできなかったものかなぁ・・・・と。

 テレビ放送版だけでこの作品を判断したら絶対にダメだと強く言える位に、ディレクターズカット版は圧倒的でした。

 正直ブルーレイ買いたくなりましたし!

 ・・・けど今月は、もうすぐ「スパ4」買いますし・・・5月に至っては、堀江由衣さんのライブDVD(ブルーレイ)と「ヱヴァ 破」のブルーレイが…。

 これは絶対外せないですしねぇ・・・特に「ヱヴァ」は・・・!

 そのうち、余裕が出来たらなんとか・・・!


 ・・・・そういえば、「スパ4」と言えば、予想以上に声ゲーだったので使うキャラを悩み中。

 個人的に、欲しいゲームの事前情報は、買ってから楽しむ為にあまり仕入れない様にしているのですが、ちょっとHPに行ってキャラクターページ見てみたら・・・・・女性キャラのキャストが見事すぎる事に…!

 キタエリさんのジュリを使おうと思っていたのですが・・・まさかキャミーが沢城 みゆき さんだとは…!

 さらに、さくら も福圓 美里さんですし、いぶき は藤村 歩さんって!

 どのキャラも過去のシリーズで使っていた思い入れの有るキャラなのに、そこへこの声が加わるとなると・・・どうすればいいんだ・・・・・!!

 前作の「スト4」で使っていた春麗も、折笠 富美子さんだからってのが強かったのに(笑
 さらに悩みの種が増えました・・・・。

 と言いつつ、ダンやフェイロン(中村悠一さん!)を使ってしまう可能性もありますが(笑

 けれど、普通に格ゲーとして楽しみにしていた所へこんな楽しみまで提供してもらえるのは嬉しい限りです!

 発売日が楽しみだっ!!

      なんて駄文を垂れ流しつつ、本日はこれにて。 

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『ハートキャッチプリキュア!』12話『荒川アンダーザブリッジ』4話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『ハートキャッチプリキュア!』 12話
 「世界一愛される服をください!」
 「永遠に咲き続ける花をください!」

 ここから始まる、見事なまでのすれ違い劇と言うかなんと言うか。

 巧い具合に両方の会話を組み合わせていて、バランス良い脚本だなぁ・・・・と。
 脚本は・・・井上 美緒さん…知らない名前ですが・・・・けれど、いい仕事!
 調べてみると、8話も井上さんでしたか。今作からプリキュア参加?

 「プリキュア」でこういう雰囲気の会話劇ってあまり無かった気がするので、ちょっと新鮮で面白いです。

 セリフのセンスも結構好きでしたしね!

 そんな中、「なるほど…彼氏が最近よそよそしいと…?」眼鏡で探偵きどりのえりか が可愛いです!

 それはそれとして。

 つぼみ の「つり橋効果」の説明場面が面白可愛いですっ!
 ・・・で、なんでその場面の最後に、仮装?したシプレとコフレのアップを無意味に見せたんですか(笑
 いや、笑いましたけれども!たぶんその絵が気にいっちゃったんだろう事も解りますけれども!
 ナイス遊び心。

 ・・・・つり橋の場面で、つぼみ と えりか の間につり橋効果でドキドキが…!なんて百合展開を一瞬期待したのは秘密です(笑

 それはそうと、
 「おぉし!もっとやれ吊り橋~!」
 カップルの様子を覗き見てはしゃぐ二人が可愛いです!
 
 そしてアクション!
 水の中にとりこまれたマリンを助けに、シプレとコフレが竹槍で特攻!?と思ったら、そこから空気吸うんかいっ!!(笑
 意外な展開に笑いました!

 だがしかし、「結婚しよう!」の場面はちょっとグッときました・・・・!

 んで、マリンが敵の中に居るのにそのまま必殺技でまた笑う。
 一緒に浄化されてるしっ!

 「愛ってクセになるかも・・・・」
 この時のぷにぷにほっぺが作画的に凄いツボでした!

 今回は、良い話でも有り、ギャグとしても面白くて良い出来でした!

 ・・・お?演出が川田さんなのにこの面白さ・・・これからもこうなら嬉しいです!



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『荒川アンダーザブリッジ』 4話
 「すれ違い!」
 それはなんか違う!(笑

 いやまあ、そんな事言ったら全部違いますけれども!
 
 「もう俺たちは、距離感マスターですよ」
 初めて聴く称号ですね(笑
 絶対マスター出来てないですが!
 
 そしてお姫様だっこも酷いっ!
 何をどうしたらそうなるんですか!
 「痛っ!イタっ!いたっ!」の連発は笑いました!

 かと思えば、笹舟のくだりはなんか沁みますし・・・!

 「今も昔もこれからも地球人の俺とで良かったら、一緒に・・・」
 それは惚れてしまうっ!

 そりゃあニノさんの頬も赤く染まるってものですよ!
 「いや・・・夕日だろ?」
 っていうか照れるニノさん超絶可愛いなもう!
 
 それはそれとして。

 シスターの号令によって行われる動きの意味は!?
 「奥儀!ユダの裏切り!」
 あははは!それなんか凄いツボでした!

 そして新キャラ ステラ登場。
 可愛いな!と思ったら、当然のように普通じゃないキャラでした!
 
 ただそれ以前に、千和さんのキャラが神谷さんのキャラを「お兄ちゃん」って呼ぶ時点で既に一つのネタとして成立していると言う事実(笑

 「面子をかけたルール無用の残虐ファイト!よ!」
 このセリフの言い方が実に千和さんで素敵です。

 そして浮かせ技からの4ヒットコンボ!
 「ステラ、一般人には3コンボまでだぞ」 
 何を基準に!?(笑

 さらに、鉄人兄弟があっさり支配下に! 

 「お、俺が一番下かぁーー!!」
 不憫すぎる!

 ・・・・んで、もう一人の新キャラ マリア登場。
 まあ、前回絵だけ出てましたが。

 「いいのよ、喋らないで。地球上の貴重な酸素がもったいないから」
 「あなたみたいのが存在し続けたいなら、二酸化炭素を吸って酸素を生み出す練習でもしたらどうかしら?」

 突然の毒舌!っていうかもはや悪意!

 で、シスターはマリアさんが好きですかそうですか。
 名前的にもその繋がりは正しい気がしますよね(笑

 ・・・・にしてもこれも、新房監督でマリアってキャラの声が沢城さんなのはもう狙ってるとしか思えない!
 関内か!?太郎なのかい!?

 ・・・それはそうと、放送時間の関係で流せなかったらしいアバンとCパートが公式HPで、配信されているのですが・・・・Cパートのニノさんの表情なんか好きです。

 っていうか、スタチャはわりと普通にOP・EDをカットしたりするのに、今回は何故この形式なのでしょうか?
 まあでも、OP好きなので見たいですし、こうして無料配信するってのも凄いんですけどね。
 DVD特典でも良いのに。
 そのサービス精神が素敵です!

 5月5日までの期間限定公開らしいので、未見の方はお早めに!


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・一言感想。

『夢色パティシエール』 29話
 バニラ達が次々と帽子の中から出てきたのは面白可愛かったです!
 あと、過去の失敗再現の様子も!
 ラストの先生との絆は良い話でした!


『ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ』 4話
 お師匠様のキャラが素敵過ぎるでしょう!
 クワッ!って時の顔と、それに対する三人のリアクションは笑いました!
 そして、コンテが高柳さんだと知ってなんか納得しました。さすがです。
 作画も好きでしたし、ストーリーも良い感じで面白かったです!
 ・・・・これで三人の声が…いや、言うまい。栓無き事 栓無き事…。


『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』 54話
 人間の強さ・・・・エンビーのラスト・・・!素晴らしく沁みました!
 さらには相変わらず素敵過ぎるアームストロング姉弟!
 師匠の「錬金術師だ!」も痺れましたし、見事な面白さでした!


『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』 4話
 椿の目覚め、そしてハマる戦略!
 これは面白気持ち良いです!


『B型H系』 4話
 おお・・・四話にしてこんなギリギリまで!こういう展開はもっと後半かと思ってましたが、わりと早い段階でキス!
 ただ、ラストの公園はあれは涙をのむしかない…!


『一騎当千 XTREME XECUTOR』 3話
 自分を慕ってくれてる人間をパシリに利用するのとかはあんま好かんですねぇ・・・ラストの展開も、寝過して遅刻とか・・・・それはさすがにどうなのかと。
 も一つ盛り上がりに欠ける気がします。


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・あとは・・・・・・・・・・・・・・まあ特になんも無しです!


       ではでは、本日はこれにて・・・。

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4月25日のアニメ一言感想。(ネタバレあり

『ジュエルペット てぃんくる☆』 4話
 うむ、ミリア可愛い。しかしまあなんて言うか、この作品はツボを外さないですね。王道を、とも言いますが。
 安心して見れますし、見終ったあとの感覚が心地よいです!
 ・・・ただ、沙羅が眼鏡かけて無かったりするのは止めてください(笑
 眼鏡っ娘キャラがメガネを外すのは無しですよ!


『薄桜鬼』 4話
 新撰組を際立たせたいのも解るのですが、新撰組のメンバーは全員 善人で男前で、それ以外の男キャラは悪人かバカしか出てないような状況は、ちょっと対比としてもやり過ぎというか、あからさま過ぎて好きじゃないです。
 せっかく良い作画なのに・・・もったいないなぁ・・・・と。


『いちばんうしろの大魔王』 4話
 戸松さん登場!本役よりも先にモブの声で反応してしまった自分はどうなんだ(笑
 ストーリー的には・・・まあ、「おしっこ」の話でした(笑
 次回に続いた事もありますし、今回はフリの話だったかと。


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・あとは・・・・・・・う~ん・・・・何も無い・・・。

 「アフタヌーン」もまだいくつか読んで無かったりしますし・・・・どうしましょう。

 あ、じゃあ、最近レンタルコミックで一気に読んだ漫画の話でも。

 今まで自分はレンタルコミックって制度には割と否定的だった訳です。
 基本的に、本は何度も読み返す方なので、手元に置いておきたい。

 だから、本を読むなら買おう、と思っていたのですが・・・・・使ってみると便利・・・!

 近所のゲオでは、一冊五十円で借りられるのですが、たまに半額レンタルを実施するので、一冊25円!
 十冊借りても250円!

 読んでみたいけど買うのはキツイ…たくさん買ってもまた部屋が狭くなる・・・と言う悩みも無いですし、半額セールの度に大量に借りてます。

 で、最近読んで大当たりだったのは・・・「キングダム」です。


 面白いらしい、と言う噂は聴いていたのですが、どんな作品かもわからないのにいきなり単行本買うのは・・と思っていので、レンタルで一気読み。

 ・・・・・・・・・凄まじく面白い・・・・!!
 
 いやこれ・・・・・本気で凄いです。
 
 特に、10巻を越えた辺りからは漫画の歴史に残るかもしれないレベルの面白さ!
 戦場の描写と、その中で行われる戦術の駆け引きと人間ドラマ。
 
 ・・・・・こんなにも夢中になれる作品を今までスルーしていた自分を殴りたいくらいの、完璧な面白さでした。

 特に16巻の王騎将軍のあの場面はもう・・・・・・!!!

 そして、激しい戦いを繰り広げるかと思えば、17巻での心理戦の面白さ・・・・この作品は深いです。

 お金に余裕が出来たら、1巻から買い揃えたいと思わせてくれる作品でした!

 
 ・・・んで、他には・・・あ、「ローゼンメイデン」も、前作の新装版から最新刊まで一気読みしました。

 アニメを観ていて好きだったので、原作もいつか・・・と思っていたので一気読み。

 アニメとはまた違う雰囲気の面白さが有って良いです!

 さらに、新しく始まった方はまた違う空気感の有る作品で、最初は違和感有りますが、2巻の後半あたりから、だんだん前の話に繋がってきて、新しい面白さと以前の面白さが組み合わさって さらに面白くなっています。
 
 やっぱり凄い、と改めて思わされました。


 他にも、「聖☆おにいさん」や「アオイホノオ」読んで大笑いしたり、アニメがアレだったので読んでみたかった「ぼくらの」も最終巻まで一気に読んだりと、すっかりレンタルコミックを満喫しているのでした。

 次は、「宇宙兄弟」と「ちはやふる」を読んでみたいです。

 今まで、読んでみたいと思いつつも金銭的な事情で読めていなかった作品がいくらでもあるので、ちょっとタガが外れつつあります(笑

 いやぁ・・・漫画ってやっぱ面白い!

      なんて駄文を垂れ流しつつ、本日はこれにて。

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『デュラララ!!』15話。

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『デュラララ!!』 15話
 「見るがい~よ~・・・ミルガイーヨー…?こちら、ミル貝一丁!」
 サイモンの商売の仕方が酷い(笑

 そんな中、どこへいっても出てくる最強の名は静雄!

 セルティの浮かれた様子が可愛いですっ!
 っていうか、雑誌とか読むんだ(笑

 なんて思っていたら、いきなり記者が刺された!

 全く予想外の展開ですね・・・・・。

 それはそれとして。

 チャットの場面は、今まで意味不明だった罪歌が突然「静雄」の名を口にしたのはゾッとしました…!

 この辺りも本当に演出の巧さが光ります…!

 ・・・・で、唐突な杏里の夢はなんですかアレ(笑
 煮えたぎる鍋からケーキ!?
 どういう心理描写なんですか。
 「幸せな家庭・・・それも絵にかいたような・・・」
 いや、どう考えてもおかしいですけども!?

 それはそうと、ワゴン組は和みますねぇ・・・。
 「よつばと!?よつばと!?」
 そんな生活はリアルには無い!

 「撥ねろ」
 は驚きつつ笑いました!
 何の躊躇も無しに!
 いやまあ、杏里を助ける為には一番簡単な方法でしたけれども。

 ・・・・にしても、記者が…もしくは記者の中に罪歌が居るとなると、誰かを刺すたびにその相手に乗り移ったりする存在なのでしょうか・・・あの包丁のような刃物が妖刀だとは思えないですしねぇ・・・。
 
 色々気になる事は有りつつも、確実に良い出来で面白いです!


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・一言感想。


『Angel Beats!(エンジェルビーツ)』 4話
 新バージョンOP!結構好きです!
 そして、それに始まるユイ大活躍!可愛いです!
 いちいち卍固めされるのは笑いました!何故その技をチョイス!?
 ・・・ただ、全体的にはもひとつしっくり来ずでしたけれども。過去話とかも、先輩的な人との要素は必要だったのかどうか…。まあ、一つのエラーをきっかけに落ちるところまで落ちてしまった、という表現なのだとは思いますが、そこを深く掘り下げる訳でも無いのなら、もっとシンプルで良いのに・・・とか。
 消えるのか消えないのか、って場面でもイマイチ緊張感がないですし、前回が良かっただけにちょっと肩透かし感は有るかも・・・・。
 チームにアホばっかり集まってくる様は笑いましたけどね。最後までギャグで行けばよかったのに・・・・・中途半端なシリアスが全体をボカしてしまった気がして、ちょっと残念でした。
 それでも、面白いは面白いんですけどね。


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・あとは・・・・「おお振り」14巻買いましたよ!

 アフタヌーンも一緒に買いましたが、まだ全部読めてないので感想は後日・・・・たぶん書くかも・・・書かないかも?

 それはそうと、こうやってまとめて読むと、この試合のテーマが三橋の目覚め、自立だと言うのがハッキリ伝わります。
 
 さらに、最終回裏の決して諦めない必死さは、読んでて泣きそうになります・・・・!

 やっぱ「おお振り」面白いっ!

 そして!まさかの二ヶ月後、6月23日に15巻!

 その為に本誌の連載はまた一回休みらしいですが・・・まあでも、さすがにそろそろ連載と単行本の差が開き過ぎているのを正常に戻してもいい時期だと思うので、アニメ二期きっかけで単行本が出まくるのは嬉しい限りです。

 それでもまだ、二年分くらい空いてますからねぇ・・・長かった榛名の試合がまだ単行本では始まってもいないという(笑

 まあでも、連載もちょっと今、次の展開への布石と言うか、合間というか、そういう感じなので、試合が始まったりして続きが気になって仕方ない事になる前に、ちょこちょこ休んで単行本を出しまくるのも一つの方法なのかな、と。

        なんて言いつつ、本日はこれにて。

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『四畳半神話大系』1話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


四畳半神話大系』 1話
 湯浅監督地上波降臨っ!

 監督作「ケモノヅメ」「カイバ」は、どちらもかなりの良作で、特に「カイバ」に関してはアニメ好きなら一度は見るべき!と力を込めて言えるほどの作品だと思っているのですが、いかんせんWOWOWでの有料深夜放送というマイナーっぷりによって、深いアニメ好き以外にはあまり知られていないという切ない状況な訳ですが・・・・それもこの作品にもつながっていると考えるとなんか感慨深くもあり。

 と言う訳で非常に楽しみにしていた訳ですが・・・・面白いですっ!

 とにもかくにも凄まじいテンポっ!
 っていうか、「私」役の浅沼さんの仕事量と早口が半端無いっ!

 御苦労さまです!
 そして素敵です。

 そんな中、いきなり神を名乗る人間に縁結びしてやるとか言われても・・・・信頼するのは怖すぎる!

 だが、明石さんが素晴らしく素敵だったので、結ばれるなら騙されたとしても・・・!
 真綾さんボイスっ!
 そもそも、主人公以外の選択肢が小津は酷いでしょう(笑

 いやまあ、主人公も大概どうなのかと言う話なのですが(笑
 黒いキューピットって!

 と言いつつ、花火の場面は映像的に見応えあったなぁ・・・と。
 木の陰でやり過ごす明石さんも可愛い。

 さらにその後の、食事シーンの、鍋の肉をがっつく明石さんの作画は凄い好きでした。
 
 というか、作画は全般的に大・好みです!
 動きもいちいち気持ち良いですし!
 やっぱり湯浅監督は、動かす事の気持ち良さを知っておられるなぁ・・・と。

 終盤の展開は、色んな伏線が張られている感じで、今後の展開に期待が膨らみます!

 良いですよ!これは好きです!
 でっかい楽しみが一つ増えました!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・一言感想。


『HEROMAN(ヒーローマン)』 4話
 まさかの巨大化!
 何でも有り感に笑いました!


『さらい屋 五葉』 2話
 流されて流されて…最後は可愛い女の子で落ちる(笑
 大丈夫かキミは!?
 面白いですけれども!相変わらず良い作画ですし!


『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』 4話
 埼玉キャプテンの、最高のプレイを見せる!って場面は沁みました…!
 そんな中、苦悩の花井・・・・来週のあの場面が楽しみです!


『会長はメイド様!』 4話
 ネットアイドル・・・最近とんと聞かなくなりましたね(笑
 って男かい!いやまあ、着替えで照れた時からそんな気はしてましたけれども!
 可愛いと思いつつもあまり惹かれなかったのは、自分の奥に潜む何かがそれは違う!と警告していたからなのだろうか(笑
 ラストのロリータ美咲は完全に有りだと思ったのでした。
 お、コンテが森脇真琴さんじゃないですか!道理で見ていて気持ち良いと思いました!ギャグのテンポやタイミングも見事でしたし、完全に良い出来でした!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・あとは・・・あ、「ラストランカー」が予約できるようになっている!

 「世界樹の迷宮」の新納さんがカプコンと組んで作ったRPG・・・えらく楽しみです!

 ただ、いまだにどんな作品なのか全貌が見えてこないんですよね・・・。

 って、公式サイト見たら、神谷浩史さんが実写で出演してるネット番組やってて驚く。


 ・・・・にしても、最近新品のゲームはほとんど買っていなかった自分が欲しいと思ったゲームが、「スーパースト4」に「ゴーストトリック」に「ラストランカー」・・・・全部カプコンと言う凄まじさ!

 恐るべしですよ!

        なんて言いつつ本日はこれにて。

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『イナズマイレブン』78話。

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『イナズマイレブン』 78話
 新必殺技の開発に悩む円堂!

 そして始まる冬花とのデートイベント(?)。

 「円堂はな、必殺技で悩むと、いつもスリルの有る乗り物に乗るんや」
 そんなバカな(笑

 真剣にメモを取る冬花が可愛いぞ!

 ・・・・・っていうか、塔子の円堂への想いはどうなっているのでしょうか・・・人として好き。って事で、別に恋って訳でも無かった、って事でしょうか。

 それはそれとして。

 服のショップでの別衣装 冬花可愛いな!
 「どうかな・・・」
 「え?どうって?」

 反応しない円堂はどうかしているっ!

 というかそれはもう男としてダメなレベル!

 いやまあ、円堂の良さはサッカーバカな所では有るのですが、もうちょっと女心も考えようよ!

 アイスの「あ~ん」をしないのとかも、スプーンを差し出した女の子の立場からしたら恥ずかしいでしょうに!

 そんな中、秋に発見される場面は笑いました!
 修羅場か!?なんて思いつつも、作品的に無いかぁ・・・と。

 「うん、円堂君なら大丈夫」

 秋は大人ですね・・・・・だがしかし、可愛いやきもちも見たかったという欲求が(笑

 だがしかし、そのあと騙されたと気付いて照れる冬花が可愛かったので良し!

 アイキャッチや「今日の格言」のセリフも今回は冬花と円堂のふたりだったりと、徹底した仕様です。

 そして、新必殺技のヒントを得る円藤!
 さらに、ノートを見た冬花に異変が…?

 なんだか色々気になる要素を残しつつも、試合の合間の息抜き的な可愛い話でした!
 戸松さん好きとしては永久保存決定なのでした。 


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・あとは・・・お、「ブルーシード」のブルーレイBOXが!

 懐かしいなぁ・・・・けど、たぶん最後まで見てないんですよね・・・。

 当時、林原 めぐみさんと高田 裕三さんどちらも大好きだった自分としては、凄い楽しみにしていた作品だったのですが・・・・その頃はまだテレ東見れない環境だったので、ビデオを買おう!と思っていたのですが・・・・お金が続かずに途中で断念・・・。

 近所のレンタル店にも置いて無くて、結局見れなかったのを覚えています。

 サターンのゲームは買ったんですけどね。
 パンチラが多過ぎて18歳以上推奨になってしまったという伝説の(笑
 まあ、あくまでも推奨なので18歳以下だった自分でも買えましたが。

 っていうか、当時はまだテレ東が夕方のアニメでバンバン パンチラしてた時代ですからねぇ・・・・良い時代ですよ。
 パンチラだけでなくて、ゴールデンタイムのドラマとかバラエティでも普通に裸がOKだったんですよ?

 どんどん規制が厳しくなってきて、このままだとどうなってしまうのやら・・・。
 
 なんて話は、始めると長くなるので止め。
 今週のジャンプの「いぬまるだしっ!」が言いたい事は大体言ってくれてましたし(笑
 アレ凄いツボでした!

 ・・・って、なんか何の話か解らなくなってきた!

 まあともかく、「ブルーシード」は一回ちゃんと見てみたい、って話です。
 それと、「フリクリ」のブルーレイBOXはいつ予約できるようになるのでしょうか…?
 むしろこっちを大々的にプッシュしたい。
 
        なんて言いつつ、本日はこれにて。

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『けいおん!!(2期)』3話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『けいおん!!』 3話
 亀のエキスパート・・・・・・考え方によってはエロい!(酷い思考

 まあそれは半分冗談として・・・。

 「ほかの楽器やりたい」
 そんな理由でっ!?
 いやまあ、最終的には元サヤに収まるのは目に見えている訳ですが!
 過程を楽しむ話ですよっ!

 「めんどくさい人ですねぇ・・・」
 「で、唯先生、どうすれば!?」
 「え!?先生!?いいよいいよ教えるよ~」

 むしろ簡単な人でした(笑

 「おみそれいたしました」
 「いやいやいや~」

 このギー太の受け渡し好きでした。
 普通にただ渡せば良い所に、こういう遊びを入れるのが素敵です。

 そんな中、
 「私のキーボードが喋ってる~!」
 キラキラお目々なムギが可愛いな!

 そして唯の「あんた早くしないと迎えの船が来ちまうよ~」がなんかツボでした。
 どういうセリフですかそれ(笑
 
 「じゃかじゃん!」で全員が振り向くのはシュール!
 たぶんだけど全然バッチリじゃないですよ!

 ・・・・・にしても、下校時の唯とあずにゃんの会話を見たりしていると、やっぱり唯はあずにゃんとカップリングなのでしょうか・・・・・だとするとムギが余る…!
 まあでも、ムギはその気になればどっちにも入っていける気もする・・・・・って、何の考察だこれ(笑

 ・・・・んで、思ったとおり良い話風にまとまって元サヤ展開!
 けれど、それで良いのです!この作品に意外な展開とかは別にいらないですし!

 平和な日常と解りやすい展開を、不思議と見ていて楽しく可愛い、に仕上げる事こそ真骨頂なのですから!

 今回も見事でした!


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・一言感想。


『RAINBOW 二舎六房の七人』 3話
 バレモト…人を信じられないのは勝手だけれど、それじゃあ結局利用されているだけじゃないですか…それは、人を信じる事よりも余程間抜けでくだらない事ですよ。
 あと、子供を食べさせるために体を売った母の愛を受け止められる人間になろうぜ。いやまあ、ショックなのもわかりますけれども。
 ・・・って続いた!続きが気になります!


『聖痕のクェイサー』 15話
 メーカーがフライングドッグで有る事を最大限に活かしたコスプレですね(笑
 あと、おっぱいで絵本を読むってどういう事なんですか!?
 そしてサーシャ復活。……女の子の方が面白可愛かったな(笑


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・あとは・・・・・・あ、この前書いたとおりSFCの「FF4」をやっているのですが・・・・・・シナリオがなんかなぁ・・・。

 キャラ死に過ぎでしょうに・・・・そんなにポンポンと死なれても別に感動しないですよ・・・。

 そして、戦闘はわりとシビアなバランス。
 回復魔法での回復量が少ないのでわりと厳しい。
 ダンジョン道中はポーションとハイポーション大量購入でしのぐ感じです。
 けれど、持てるアイテム数が意外と少ないうえにアイテム整理が面倒なのはマイナスポイントかと。

 ・・・って、今更SFCの「FF4」について何を書いているのかと(笑

 ただ、「4」やってたら「5」やりたくなってきました…「6」もまたやってみようかなぁ・・・「4」終わったら。

 ・・・・あ、そう言えばこのまえ「13」が結構安く売っていたので、いきなりやってみようかな・・・?

 まあでも、「スパ4」買ったら「スパ4」三昧な日々になると思うので、しばらくは無いかも。


 ・・・・いやいや、これ何の話?
 凄まじい駄文・・・!

 だがしかし、駄文ついでにもうひとつ。
 
 今週の「トロステーション」面白かったなぁ・・・・と。
 キングレコードに「とらドラ!」ブルーレイ化を頼みに行くやつが素晴らしく!
 
 クロは・・・っていうか、スタッフはどれだけ「とらドラ!」好きなのかと(笑
 土下座の場面は何故か思わず泣きそうになりましたよ!
 「とらドラ!」ED映像(オレンジバージョン)を使った映像もツボでしたし、完全に素敵でした!

 にしても、ブルーレイ化って意外と大変なんですねぇ・・・・けれど、「とらドラ!」ブルーレイはいつか本当に出て欲しいと思うのでした。
 まあ、その前に「ゼーガペイン」!って話ですけれどもね!
 「トゥルーティアーズ」も大成功だったみたいですし、今度は一般販売を是非に!

 予約限定だと、お金無くてもその時に買わなきゃだからツライですよ・・・。

     なんて、アホほど駄文を垂れ流しつつ、本日はこれにて。 

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4月20日のアニメ一言感想。(ネタバレあり

『迷い猫オーバーラン!』 2話
 ・・・ん?二話の監督は八谷さん?まさか、毎話監督変わるとかそういうスタイルだったり?
 もしくは、過去に「ツバサクロニクル」とかで有った、一話ずつ交互監督パターンかも・・・。
 それはそうと、二話はわりと微妙な作画でちと物足りず。
 1話がドタバタだったのでそれを期待すると、八谷さんのリズムはちょっと肩すかしですしね。最初から八谷監督だったらまた印象も変わっていたのだとは思うのですけれどもね。
 なんにせよ、3話を待ちます。


『あにゃまる探偵キルミンずぅ』 28話
 タマオ大ピンチの数々はいちいち笑ってしまいました!リムのリアクションもいちいち面白いですし!
 そして、前回に引き続きケンの巻き込まれ怒られ感がツボでした(笑


『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』 26話
 容赦無く女子をボコりますね・・・・怒られたりしないか心配です。


『裏切りは僕の名前を知っている』 2話
 あのメガネ殴りたい・・・っ!
 あと、子どもたち可愛いな!


『閃光のナイトレイド』 3話
 ガムを食べる中華娘が可愛い。
 ・・・にしても、3話にして敵対勢力との対決開始で、ただの超能力超人バトルアニメになってしまわないか心配です。
 もっとスパイっぽい仕事が見たいのです。
 いや、これはこれで面白いのかも、とも思うのですが。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・あとは・・・・・あ、近所のゲオで、PS3の「スパースト4(通常版)」を予約しました。

 コレクターズパッケージの特典は別になくても良いかなぁ・・・と。

 ・・・にしても・・・・アマゾンの通常版の値段なんですかこれ?

 今現在で、6880円って。

 まあ、アマゾン純正の分はもう品切れって事なのだとは思います。
 数日前まで3980円とかでしたし。

 品切れたので、転売屋が調子に乗って高値付けているのでしょうが・・・・・え~と・・・・なんの遠慮も無く言いますね。

 バカなの?

 ソフト+特典の「コレクターズパッケージ」が、4800円くらいでまだ予約できるのに、ソフト単品を7000円近い値段で買う人間がどこに居るのですか?

 あまりにも頭が悪い・・・・・。

 まあ、品切れや品薄の商品を自動で高値で出品するシステムが有るのかもですが、どう考えても売れるはずのない値段をつけることに何の意味が有るのかと。
 たぶん、発売日には普通に店頭に並ぶような商品ですよ?
 ゲオでも普通に予約できましたし。

 コレクターズパッケージの方が品切れで高値付いてるのならまだしも、悲しいかな格ゲーってジャンルは、おそらく格ゲーの中ではトップクラスに売れるであろうこの作品でも、予約しないと買えないレベルでは無いのですよ!

 ・・・・なんにせよ、アマゾンはもうちょっと転売屋を規制するシステム作っても良い気がします。

 せっかく安い値段で出そうとしているソフト会社の努力をあざ笑うかのようなこの姿勢は腹立たしいですしね。

 
 ・・・なんて、気分悪い話をしていても仕方ないので、何か楽しい話を・・・・・。


 ・・・・・・・え~~~と・・・・・・・・・・。

 
 思いつかないっ!

 
 ・・・・あ、「荒川アンダーザブリッジ」のネットラジオが始まりましたね。
 まだ聞いてないのですが、藤原啓治さんと小見川千明さんの組み合わせでつまらないはずがないと思うので楽しみです!
 
 
    なんて言いつつ、本日はこれにて失礼します。
      なんのネタも無く申し訳ない。

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『荒川アンダーザブリッジ』3話。

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『荒川アンダーザブリッジ』 3話
 OPは見れば見るほど好きだなぁ・・・と思ったら、山本沙代さんのコンテでしたか。納得。
 ポップな雰囲気はさすがです!
 歌もなんか耳に残るんですよねぇ・・・良いです。

 それはそうと、OPに真綾さんと神谷さんの名前が有るのは、以前神谷さんが「絶望放送」でOPに名前が載るのとか羨ましい的な発言をしたからでしょうか(笑
 シャフトならやりかねん!

 まあそれはそれとして。

 「寒い日にはよく、俺の部屋に避難してくる」
 ・・・・いやいや!寝ぼけ状態であのハシゴ登ってくるんですか!? 
 下手すれば死!

 「ニノが、お前の家から出てくるのをな!」
 そりゃあ星も誤解するってモノですよ。
 むしろ、何もしてないリクが不思議とさえ!
 正直、朝の場面を見た時は、一瞬そういう事かと思いましたもの。

 「お前は、ニノとデートしたことは有りますか」
 敬語!(笑

 っていうかこの辺りの星が、有る意味自分で自分を傷つけていく感じがなんかもう!
 面白いやら不憫やら!
 神谷・杉田劇場にワンポイント子安さんな感じが凄い好き(笑
 
 「あ、も~うメンゴメンゴ。俺、リクがチキンの甲斐性無しだって事、知らなくってさ」 
 な~ぐ~り~た~い~~!!(笑
 星を殴りたい!

 「ニノさんをデートに誘うのは、恋人である俺の仕事です!」
 クッキーをほおばるニノさん可愛い。

 なんて思ってたら、リクのデートスタイルが酷かった!
 どういう髪型なんですかそれ!
 
 「俺の心に咲く白いバラ…あなたのハートを盗みに参上いたしました!」
 デートの誘い方はそれ以上に酷かった!
 笑いましたけれども!
 
 さらにデートプランまでもがっ!
 首相を呼ぶな。

 「さ~く~ら~…じゃないのぉ~」 
 著作権対策っ!?

 そして、
 「じゃあ、きんせ…」「ぱしっ!大気圏以内でお願いします」
 「ぱふっ」

 このくだり妙に好きでした。
 擬音を声で言うスタイル顕在!
 
 ラストはドレスニノさんが素敵でしたっ!

 ・・・と思ったら、何故か一発芸大会(笑
 シスターの戦場ジョークはラストが笑えない事にっ!
 ってかそもそもそのステージはどういう仕組みなんですか。

 予告も杉田さんワールド全開で笑いましたし、面白かったです!

 お、ブルーレイもう予約できますね。
 ん?二話収録とはいえ、ブルーレイなのに結構安いですね。
 アマゾン割引で4000円切るなら買いかも。

 
 あ、あと、公式ブログが好きです。
 QR(きゅうり)コードは笑いました!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・一言感想。

『夢色パティシエール』 28話
 なんとなく、今までの流れをおさらい的な回でした。
 けれど、二人の姉妹愛にラストはちょっとウルウルと・・・良い話です…!


『ハートキャッチプリキュア!』 11話
 相変わらず岩井さん演出回はホント面白みに欠けますね…まあ、前回・前々回が良い出来だったので、クオリティ調整って事で。
 ストーリーも、悪くは無いですが、もひとつスッキリしなかったですし…。
 それでも決して、楽しめなかったって訳でも無いんですけどね。


『ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ』 3話
 初っ端の、掃除機に吸いこまれそうになる場面は笑いました!
 あと、あの熱血教師がいかにも森脇監督の作品らしいキャラだなぁ、と(笑
 メイン三人の演技については、よっぽどの事がない限り今後あえて触れません。
 そこを言いだしたらもうキリがないので。


『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』 53話
 武力だけでなく情報でも攻める!こんなん大好きですよ!
 そして怒りのマスタング!痺れますっ!
 あと、メイが相変わらず可愛くそして良い動き。


『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』 3話
 王子・・・・小野Dさんの声が似合いすぎるキャラ!(笑
 見事なまでのハマリ役です!


『B型H系』 3話
 アレはBって事でいいのだろうか(笑
 ラストはちょっと微笑ましくて好きでした。


『一騎当千 XTREME XECUTOR』 2話
 アクションの動きは好きですが、全体的に作画の色気が薄れた感は有るなぁ・・・と。
 アイキャッチの りんしん さんの絵がエロいからなおさらに!
 あと、なんかストーリーにぶつ切り感というか、シーンとシーンの繋ぎが強引な感じが…?
 とはいえ、決して悪い出来ではないのですけれどもね。 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・あとは・・・・・そうですねぇ・・・「モヤさま」のドラえもんヘリコプターに爆笑した事くらいでしょうか(笑

 あの動きは奇跡。

 そしてテレ東の、局の垣根とか気にしない姿勢(笑

 素晴らしいです!

 大江アナの滑り台ジャンプも凄かったですし、ゴールデンになっても衰えないですねぇ・・・・というか、ゴールデンに移ったのにあそこまで変わらない番組も珍しいです。

 これからも見続けます。

 
 そんな中、「レッドカーペット」は見事に見逃しましたけれども。
 いつもの癖で普通に「龍馬伝」見てしまいました。
 日曜8時に大河以外のものを見るのはしばらくやっていなかったので馴染まんですね・・・。

 まあ、「龍馬伝」が面白かったので良し。

     なんてテレビ駄文を垂れ流しつつ本日はこれにて。

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『いちばんうしろの大魔王』3話。

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『いちばんうしろの大魔王』 3話
 OP曲のイントロの入り方が何かに似てる・・・・と思って引っかかっていたのですが、「グレンラガン」のOPだ!と気づきました。
 いやまあ、本当に最初の部分だけなので全然問題無いんですけどね。
 上海万博の歌レベルだと問題ですが(時事ネタ

 それはそうと、DVD・ブルーレイのCMのころねのセリフがなんかもう!
 「そうですか…もう出してしまうんですね、こんなに早く…」
 思わせぶりにも程が有る!(笑
 っていうか、悠木 碧さんに何を言わせますか!
 小説のCMでも「前屈みにならぬようお気をつけください」とか!
 まあ、本編でもさらにですが!
 「どうして人間は、陰茎の大きさにこだわるのですか」
 「ではあなたの陰茎を見せてください」

 悠木 碧さん好きとしては喜んでいいのかどうか微妙な所でもあるのですが、あえて楽しむ方向で(笑
 
 そんな中、けーな はご飯好きですか…解るけれども。
 「お煎餅いる?」
 「ありがとう」
 「お煎餅あげたんだから炊飯器を」
 「ダメ」

 このくだり凄いテンポがよくて思わず吹きました。

 なんて思っていたら、解りやす過ぎる悪役に襲われた時の阿九斗の魔王っぽさが素敵です。
 本気で痛そうなネジれっぷりとか凄まじいですよ!
 
 そりゃあ不二子先輩も一人エロスですともさ!
 エロースエロース!

 それはそれとして。

 絢子が阿九斗に惚れているのは、イマイチしっくり来なかったり。
 好きになる要因なんて、1話の冒頭でちょっと有っただけなので、それだけで?とか思ってしまいますし。

 まあそれは置いといて、本当にご飯を降らせたのは笑いました!
 しかも利いてるし!
 まあ当然裏があった訳ですが、なるほどそう繋がるのか・・・と。
 けーな…そこが知れない娘です。

 ラストは再び不二子先輩エロス。
 伊藤静さんは本当に素敵エロいです。好きです。(告白

 しかしまあ、完璧に向いている方向性が見えていて、そこをきっちり外さない作りは巧いなぁ・・・と。
 面白いです!
 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・一言感想。


『ジュエルペット てぃんくる☆』 3話
 ラブラが、最初はイタズラ好きのうっとおしいキャラか?とか思って心配したのですが・・・・・実は凄い可愛かった…! 
 沢城さんの演技も相まって、素晴らしくキュンキュンするキャラに!
 パートナーになる展開は想像通りだったのですが、見事に微笑ましくて じわりと来るいい場面でした!
 キャラも出揃ってきましたし、良い感じです!
 ・・・にしても、カラオケ百曲聴くのは意外と厳しい呪いだと思いますよ(笑
 一曲4分だと考えると、400分!7時間弱!


『薄桜鬼』 3話
 ・・・う~ん・・・まだどのキャラが誰なのかイマイチ解らない・・・。
 「新撰組」って下地が有る分、キャラをそこまで掘り下げなくても、このキャラならこう、って解るでしょ?という作り手の意識がちょっと見える気が・・・。
 まあ、長々と説明されるのも違うとは思うのでそれはそれで良いのかもですが。
 それはそうと、前半の剣戟は面白かったですが、日常シーンはもひとつツボに入らないですねぇ・・・。
 作画はホント良いんですけど・・・・。


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・「SDガンダム三国伝」は録画したけどまだ見てません。

 ・・・・けど、どっちにしても感想を書き続けるかどうかは微妙かも?


・あとは・・・・「どうぶつの国」2巻と「百合姫」を買いました。


 「どうぶつの国」は、イノシシが面白過ぎました!
 なんですかその楽しみ(笑

 そして、ラストにこの作品の単行本を買おうと思わせた話が載っています。
 今発売中の別冊マガジンにそのままつながっているのですが・・・・別マガの方の展開が期待以上にかなり面白くなっている…!

 確実に読む価値の有る作品だと思います!


 それと・・・「百合姫」は隔月刊化ですか!
 次の次くらいからの様ですが、季刊だとやっぱり待ち遠しいので、一歩前進は嬉しい限りです!

 今後も買い続けます!

        ではでは、そんなこんなで本日はこれにて。

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『Angel Beats!(エンジェルビーツ)』3話。

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『Angel Beats!(エンジェルビーツ)』 3話
 「まさか!円周率だとぅ!」
 「やめてあげて!その人はアホなんだ!」

 「そう、私たちの弱点はアホな事」
 「リーダーが言うなよ」

 この一連のくだりなんか凄い好きでした!

 あと、音無の天使の住処妄想は何故ジブリ限定なんですか(笑

 そんな中、ユイ登場。
 キタエリさんのロリボイスっ!
 ちょこちょこ動き回るのと、コロコロ変わる表情が可愛いです!

 っていうか、3話にして作画が大安定っ!
 総作監の平田さんはじめ、作画スタッフがこなれてきた感じがギュンギュンしますっ!

 これからは作画もきっちり楽しめそうです。

 それはそれとして。

 岩沢の過去は切ないなぁ・・・・せっかく見つけた生きがいを奪われる…辛すぎる・・・・しかも両親の喧嘩のとばっちりって・・・・・。
 生きる、と言う事が、命をつなぐという事では無く、何かを成すことだと思っている人間にとって、それを奪われるのはもう死と同じ・・・・・なのかもなぁ…。
 第二、第三の道に気付くには、若過ぎたとも思いますしね・・・・。
 本当は、人生が続いてさえいればいくらでも希望は見つけられるものなんですけれどもね。
 
 ・・・ただ、自殺した人間はこの世界に来れないって設定が有ったような気がしたのですが・・・・岩沢の直接の死因はなんだったのか気になります。

 ・・・・にしても
 天使の学校での役職は生徒会長ですか・・・・・萌え要素プラス(笑
 
 そして始まるライブ!

 ・・・けど、ライブシーンに関してはやっぱり、ちょっと物足りなさもあるかも?
 決して悪い出来ではないのですが、「ハルヒ」や「けいおん」や「まなびストレート」と比べると、もっと何か欲しいと思ってしまいます。
 …「まなびストレート」だけ知らないとか言うな!(笑
 すっげぇいい出来なんですよ!

 まあそれは置いといて。

 ・・・・なんて事を言いつつも、アコギによる岩沢の最後の弾き語りは沁みました…!!

 歌の力、作画の力、演出、沢城さんの演技、全てが一体になった素晴らしい場面でした・・・・・!!

 「私が救われたように、こうして誰かを救っていくんだ…。やっと・・・やっと・・・・見つけた…!」
 
 いかん、泣いてしまう…!!

 ――― そして、消滅する岩沢……満たされた故の、成仏…ってことでしょうか。

 あぁ・・・沢城さんのキャラが消えてしまった・・・寂しい限りです。

 けれど、3話は完全に、1・2話と比べて圧倒的に面白かったです!
 やはり化けてきましたね・・・!

 今後が俄然楽しみです!

 ・・・にしても、ガルデモで3枚もCD出る予定なのに、ボーカルが3話で消えちゃってどうするのでしょうか…?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・一言感想。


『刀語』 4話
 鎖骨!鎖骨エロスっ!
 そして恐るべし七実!容赦無し!
 また中原麻衣さんの演技も素敵ですし!弱々しいのに迫力が有るという相反する要素をあわせもつナイス演技でした!
 にしても、まにわに は死亡フラグ立て過ぎですよ(笑
 あと、錆白兵との戦い描写は!?いやまあ、原作通りですけれども!
 今回は、3話よりもかなり好みな完成度でした!


『デュラララ!!』 14話
 イチャデレセルティは可愛いなもう!黒い霧でハートが出来たのはツボでした。
 って、首盗んだのお前かオヤジィィィ!!
 ・・・・・それはそうと、セルティが普通に街の人たちと溶け込んでいるのはなんか微笑ましくて素敵です。
 ラストはアレ杏里どうなるのさーーー!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・田村ゆかりさんのセイユーヤングを聴いて、そのままの流れで3時から神谷浩史さんのオールナイトニッポンRを聞きつつブログを書いてます。

 アジアNo.1は諏訪部さんかぁ(笑

 ・・・にしても、オールナイトRが「エンジェルビーツ」の後半15分と被っているのはどうにかならなかった物なのか・・・。
 
 被っていると言えば、「刀語」も「デュラララ!!」とかぶってましたし・・・なんだかなぁ・・・。

 っていうか、「刀語」と「デュラララ」に関してはどっちもアニプレックスなのに・・・・月曜日にやってた時も「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」とかぶってましたし、アニプレックスはどういうつもりなのだろう・・・?

 とりあえず、「刀語」は今季なら水曜日にやって欲しいです。
 今季水曜深夜はキー局アニメ無いので。

 ・・・・まあ、色々事情があるのだとは思うのですけれどもね。

       なんて言いつつ本日はこれにて。

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『さらい屋 五葉』1話と『会長はメイド様!』3話。

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


さらい屋 五葉』 1話 新番組
 望月智充監督は今までも色気と雰囲気のある映像を、どちらかというと美少女系の作品で作っていた印象なのですが、そのノウハウは男の色気を出すうえでも抜群に発揮されてますね・・・・。

 しかも、そこに中澤一登さんの作画が加わって素晴らしい映像美!

 映像的にはかなり見応えの有る作品になってました!

 ストーリーはまだまだ見えない部分が多いですが、「さらい屋」と言う設定がどう転がっていくのか凄く気になります。

 とりあえず、梅造の娘お絹が可愛いです。

 にしても、男性キャスト陣が見事だなぁ・・・・・と。
 実力派揃いで聴き応え有ります。

 良い声でわりと抑えた芝居は、耳に心地よいですしね。


 ・・・お、DVDもう予約できるのですね。
 ・・・・・けど、ブルーレイは無いのかぁ・・・この美麗な映像なら、ブルーレイ出すべきだと思うんですけどねぇ・・・。


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『会長はメイド様!』 3話
 「ダメだ・・・てんで参考にならない…」
 いやいや、無表情系妹、有り有りですよ!

 なんて思っていたら・・・!

 制服ツインテール美咲が超絶可愛いっっっ!!

 なんと言う破壊力ですか・・・!

 そんな中、ほのか(20歳)の妄想力のたくましさが素晴らしい。
 萌え妹の理想追求としては酷く正しい!
 けれど、あんな妹は絶対に実在しない!(笑 
 だがそれが良い!

 「雇ってもらってる身なら勉強するのが常識でしょう?」 
 「甘えるのも大概にしな、小娘が」

 ブラック!ブラックほのか!
 だが言っている事は実に正論。
 
 オタク系の商売は、嫌々やられるよりも、本人も楽しんでいるのが伝わってくる方が客としては嬉しいですしね。
 声優さんがアニメ・ゲーム好きであって欲しいとか思ったりするのと同様に。

 まあ、心の底ではオタクキモイ!って思ってても、それを出さないでいてくれればそれでもまあ良いのですが。

 それはそれとして。 

 三バカは隠れオタクかぁ・・・・・急に親近感が(笑 

 「そこそこだから許す」
 「許された…!」

 は地味にツボで笑いました!
 
 それはそうと、美咲の友人二人への
 「いや、二人は可愛いなぁ、と思って・・・」
 「ちょっ…、どうしたんですか?って言うかどうしたいんですか私たちを!?」
 「やだ~恋しちゃいそう美咲~」

 はえらい萌えました!

 この際だから百合展開にっ!(ならない

 ・・・・にしても・・・「五月蠅い」くらい読めようよ三バカ!(笑

 そしてついに妹DAY当日!
 
 碓氷によるドSいじりは笑いました!
 
 「ま、また来てくれても良いんだからね・・・・」

 天然ツンデレ妹キャラ炸裂っ!
 可愛いなもう!

 「私は碓氷だって助けてみせるよ」
 それは惚れます!

 ・・・んで、店長の「萌えの花」ってなんですか(笑

 「だからこそ、染めてみたくなる・・・って意味も含めて・・・」
 しかしそのセリフは、そりゃあ萌えの花も溢れるってモノですよ!

 ラストのホワイトも可愛かったですし、見事なまでに楽しませて頂きました!
 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・一言感想。


『HEROMAN(ヒーローマン)』 3話
 警官や軍人の、ザ・アメリカンな言い回しがツボでした(笑
 「地面にキス」とか凄い言いそう!
 それはそうと、リナの兄がなんかもうなんだお前は、と。
 いやまあ、全体的には素晴らしく面白いのですが!


『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』 3話
 コールド狙いと堅実さ、っていう有る意味両極端な要素が共存してる感じが好きです!
 しかしまあ、やっぱり試合シーンの魅せ方が上手いですね!
 秀逸です。


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・あとは・・・・「さらい屋五葉」の前にやってた「ノイタミナ」の生特番のグッダグダぶりがむしろ面白かったです(笑

 完全に時間足らな過ぎでしょうに。

 やりたい事はなんとなく伝わりましたが、もうちょっとスムーズに進められないものかなぁ・・・と。
 まあ、アレはアレでむしろ面白かったので良いのですが、非実在青少年の問題は、高河ゆんさんにコメントまでもらっていたのに、あの短さはちょっと・・・・もっと長時間かけて議論しても良い問題だと思いつつも、テレビではなかなか難しい所もあるよなぁ・・・なんて。

 あと、ノイタミナ一時間化は良いのですが、tbsのアニメ枠と完全に被るのはどうにかならないものか。

 アニメ同士で視聴率食い合ってどうしますか。


     なんて言いつつ本日はこれにて失礼します。

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『イナズマイレブン』77話。

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『イナズマイレブン』 77話
 なんか、今までカタカナ名前だったキャラが全部和名になっていると何が何だか!

 正直、デザームが砂木沼(サギヌマ)はイマイチしっくり来ないです(笑

 それと、どうでもいいっちゃあいいのですが、ネオジャパンに中村 悠一さん二人いますよね(笑

 それはそうと、苦戦のイナズマジャパン!

 そこへ登場の特訓を終えた風丸!

 「風神の舞!」

 新必殺技!
 見事にカッコイイ!

 そして、ゴールが決まった後に手をつないで喜びそして照れる秋と冬花が見事に可愛い。

 あと、必殺技の名前付けという存在意義を奪われたメガネは笑いました!

 そんな中、相変わらず苦悩する緑川。
 
 「そうだ、気持ちで負けたら…おしまいだ!」

 僅かにふっ切り、新必殺技炸裂!

 「ライトニングアクセルと命名させて頂きましょう」
 「ライトニングアクセル!」

 すぐ言った(笑

 けど、わりと長く悩んでたわりに、ただの気持ちの問題で解決しちゃうのか?と思ったのですが…どうやらそういう訳でも無くまだ悩み解消とはいかない雰囲気。
 まあ、これで解決もどうかと思うのでそれは良いのですが、ちょっと悩み期間長いような・・・?

 それはそれとして。

 「真・無限の壁!」

 キーパーが何もしてないように見えてならない!
 いやまあ、三人技なのでしょうけれども!

 にしても、「正義の鉄拳G5」 まで行きますか・・・・・パワーアップ技も良いのですが、そろそろ新キーパー技見たいです。
 必殺技ならキャッチして欲しい、って気持ちもありますしね。
 
 ただ、同じパワーアップ技でも「トライアングルZ改」は笑いましたけども!
 そのポーズは絶対しなきゃだめなんですか(笑

 そして、ラストは久々の「イナズマブレイク」で勝利!
 
 円堂を絡めた必殺シュートはもう少し頻繁に見たい気もしますが、キーパーとして活躍して欲しい気もする・・・難しい所です。

 それはそうと、次回は冬花とのデート的展開!?
 戸松さん大活躍の予感ですよ・・・・・!楽しみです!

 お、ゲームの「3」はもう予約できるのですね。
 また二種類かぁ・・・まあ、友達や家族で遊ぶのなら、俺こっち買うからお前そっちな!的な楽しみ方も出来て、これはこれで有りなのだとは思いますが。


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・あとは・・・特に無しです!

 しいて言えば、近所のゲーム屋のFC・SFCソフトオール100円セールで「FF4」を買ってきてやってます。

 1~3と5~7は家に有るのに、なぜか4だけ無かったので。
 一度はプレイしたこと有るんですけどね。
 ああ、こんなストーリーだったなぁ・・・とか思いながらやってます。

 ちなみに、8以降は、8を途中でやめた以外は全くの未プレイ。
 ちょっとやってみたいのですが・・・まあ、もっと中古が安くなってからで良いや、と。
 9とか割と高いんですよね・・・。

 あと、「スターオーシャン」もあったので買ってみました。
 以前PSの「スターオーシャン2」を途中で断念したのですが、1作目からやってみようかと。

 他には、FCの「マリオブラザーズ」「熱血高校サッカー編」「おばけのQ太郎 ワンワンパニック」も100円で購入。

 全部合わせて500円。奇跡のようです。

 それにしても「ワンワンパニック」の難しさは異常ですね・・・どうしろと。
 まあ、「コンボイの謎」も頑張ればクリアできたのでこれもできると信じたい。

      なんて駄文を振りまきつつ、本日はこれにて。

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『RAINBOW 二舎六房の七人』『けいおん!!(2期)』2話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『RAINBOW 二舎六房の七人』 2話
 「俺達、混血だからさ・・・けっこう、辛い思いとかいっぱいしてきたけど、妹のメグが居たから、ここまで生きてこれたんだよね…」
 あ~…現代でもわりと有りそうな話なのに、戦時中なら青い目をした子供なんて、敵国扱いでしょうからねぇ・・・。

 そんな中現れた、孤児院の園長・・・・見た目からしてなんかもう いやらしい雰囲気全開だなぁ・・・・と思っていたらば!
 マジでショタ趣味のヤバい人だった・・・!
 孤児院的な施設の園長がそれはヤバ過ぎる…!
 つーかヤってるし!完全にヤってるし!
 バレたらそれ児童虐待でしょうに・・・・。
 時代設定的に当時淫行が成立したかどうかは解りませんが・・・どっちにしてもアカンでしょう・・・。

 そりゃあ、脱獄してでも妹の所へ向かいたくもなるってモノですよ!

 スッポンの過去は、そうか・・・戦後直後の話って設定なら、原爆被害での戦災孤児ってのも居ますよねぇ・・・。
 切ない話ですよ・・・・。

 それはそれとして。

 「メグ、今日からこの方があなたのお父さんよ」

 ・・・どうか、本当にメグの境遇を不憫に思った紳士で有りますように・・・・と願っていたのですが・・・・

 「…きょうから二人で一緒に暮らすんだよ…?」
 ・・・・うぎゃぁああぁぁぁああぁあ!!!!?!?!?!! 
 ダメだ!それは絶対にダメなヤツだぁぁぁあぁぁーーー!!!

 見た目で人を判断したらダメだとか言うレベルの問題では無く、絶対にそいつはダメなヤツだぁ!

 うぉぉおおぉ・・・・あんなに可愛い妹を、金を持っているからという理由であんな奴が自由にするかと思うと死にたい・・・・…いやまあ、世界の歴史の中ではいくらでもあった話だとは思うのですが!
 解っているのですが、感情的に許せない!

 「待てよババァ!」
 そうだ、言ってやれよジョー!

 「おい!変態ババァ!あとどんくらい良い思いさせりゃあ、メグに会わせてくれるんだよ!」
 「あとどんだけテメェを悦ばせりゃ、妹を返してくれるんだよ!」
 
 おまわりさん、そいつ逮捕しちゃってくださいよ!

 だが・・・・!

 「身寄りのない私たちは、人に利用されて生きていくしかないの…覚悟はとっくに出来てるわ・・・!」
 「もう、わたしに構わないで…私はひとりで生きていける」

 妹による、拒絶。

 必死に絞り出した、優しい嘘・・・!

 今は兄を悲しませようとも、今後自分の心配をさせないように、もう無茶をさせないように・・・!
 涙をこらえた別れの言葉・・・!

 ダメですよ・・・・これは泣いてしまう・・・・!
 またこの場面の歌と演出と演技が素晴らしくて心に刺さります!

 いやぁ・・・・これ凄いです。
 正直、現代のテレビアニメの限界を確実に超えた重い表現では有りますが、だからこそ深く胸に響くものが有ります。
 こういう作品は必要だと本気で思いますよ。
 何でも修正修正のこの時代、あえて描くことでしか表現できない事が確実にこの作品にはあります!

 どうか、くだらない大人のくだらない圧力に負けませんように・・・!
 スタッフ超頑張れっ!
 特にプロデューサーさん頑張れ!

 
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『けいおん!!』 2話
 「大丈夫だよ憂・・・今日は日曜だから…」
 「うわっ!なんてポジティブシンキング!」

 
 ・・・・なにか間違ったツッコミな気がしてなりません(笑

 それはそうと、唯の隣の席の女の子なんか可愛いと思うんだけど どうでしょう。

 そんな中、「けいおんブタ…」
 ……アレがそうなのか!(違う 
 
 にしても、OPは見れば見るほど良いですね・・・!
 眼鏡澪!

 さらに本編ではポニテ澪っっ!

 もっとじっくり見せてくださいっ!
 うなじ込みで!

 そこへ来て、ぬいぐるみを持ち去る澪の可愛さたるや!

 おお・・・忘れかけていた澪熱が戻ってきた・・・(笑
 
 って・・・・そのぬいぐるみは・・・・・どせいさん?

 それはそれとして。

 重いギターを運ぶ唯に
 「唯ちゃん頑張って~」
 と声をかけつつも、決して手伝おうとはしないムギ(笑
 微妙ににじみ出る黒さ?
 だがしかし、それもまた良し。

 ホームセンターではしゃぐ様子は文句無しに面白可愛いですし!

 ただ、先にギター売ってから来なさいよ、とは思いましたけれども(笑
 ・・・けど、この後の展開考えると、先にお金が手に入っていたらとんでもなくムダ遣いしてしまった可能性が有るので、この流れは良かったというか必然的にそうなったのだとは思うのですが。 

 まあそれは置いといて。

 亀を見てる時に唯に抱きつかれたあずにゃんの
 「やめて下さいこんな所で」
 をなんかエロいと思ってしまう自分は心が汚れているのだろうか!

 ・・・んで、楽器屋でさっそくスプーンを磨いてご満悦なムギがツボです。

 ・・・って、五十万って!
 高校生なら人生を変えるレベルのお金ですよ!

 バーガー屋で次々と陥落していく様は笑いました!
 気持ちは良く解る!

 ただ、唯だけは何かおかしい(笑
 札束ビンタやる方ならともかくやられる方って!

 そんな中、憂の「めっ!」が可愛かったのは言うまでもなく。

 そして、澤ちゃんとの値段駆け引きも笑いました!
 「食ーえ!食ーえ!」
 いやいやダメだって!(笑

 その後の五人土下座の綺麗さが素晴らしかったです!

 ラストは新メンバー(?)カメのトンちゃん加入。
 相変わらず、なんとなく良い話風にまとめる技術が秀逸でした!(笑

 見事なまでに面白いい出来っ!
 楽しませて頂きました!

 お、コンテ・演出が石原立也さんでしたか、納得の出来の良さです。
 
 にしても、EDもやっぱ良いですねぇ…隙無しにも程が有りますよ!


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・一言感想。

『聖痕のクェイサー』 14話
 前回に引き続きぶっ飛んだ話!
 しかも妙に作画良い出来ですし!
 なんだかもう訳が解らないながらも勢いで笑いながら楽しみました!


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・しかしまあ、「RAINBOW」から「けいおん!!」の流れは、全然作品のテイストが違うのでどうしたものか(笑

 感想のテイストも全然違ってきますし、読む人も感情の流れが切り替わらないのではないかと心配になります。
 っていうか、自分で読みなおしてもそうですし!

 書く時は、先に「けいおん!!」書きましたし、録画したのを見ながらなので少しずつ感情が切り替わっていくのですが、並んだ感想を一気に読むとなんか妙な感じです。

 まあでも、どちらも面白いので感想書かずにはいられなのですが!
 今後のこのパターンは多くなりそうです。


・あとは・・・・どうでもいいっちゃあどうでもいい話なのですが、「あらびき団」が火曜日ってのがまだイマイチピンと来なくて見逃しそうになります。

 長年の習慣を修正するのはなかなか難しいものです。

 ・・・・いや、それだけの話なんですけどね。

 自分で書いておきながら、見事なまでの駄文でした。

       ではでは、本日はこれにて。

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『迷い猫オーバーラン!』1話とか。

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


迷い猫オーバーラン!』 1話 新番組
 BS11見れないし、放送地域じゃ無いので配信で見ました。
 しかも、昨日からだったの忘れてました・・・日曜はあまりネットにつながないので日曜配信は面倒ですね・・・。

 それはそれとして。

 なぜか事前の告知がほぼ無く、OPにも監督クレジットが無く、今でもHPの監督の項は「交渉中」となっていますが、板垣 伸さん監督作品ですっ!(1話のみ)
 
 WEBアニメスタイルのコラムを読んでいたので、タイトルは明かされてないけどたぶんこれだろうと思ってましたが、やはりそうでした。

 しかも、コンテ・演出・脚本と、まさに板垣さんフィルム!

 初めての美少女アニメの監督って事でどうなるかと思ってましたが、作監が石川雅一さんな事もあって、キャラはしっかり可愛いですし、板垣 伸さんらしいテンポの良さとダイナミックなアクションが可愛さと共存していて、ちょっと新鮮な感覚でした。
 そんな中、家康の動きと表情がザ・板垣さん原画でツボでした。
 
 あと、個人的には、千世が可愛いぞ!と。
 メイドさん二人との会話もツボですしね。
 っていうか、メイド佐藤の声が佐藤利奈さんなのは何か狙っているのでしょうか(笑

 それも含めて、全体的にキャストが豪華なのも良い感じですし、何一つとして文句やマイナス要素が思いつかない良い出来でした!

 OP・EDの曲も可愛いですしね。
 特にOPは映像含め好きでした。
 ・・・ただ、OP・EDのコンテ・演出のMr Y.Mって…誰でしょう?
 どなたかの変名でしょうか。それこそ板垣さん?・・・でも、それだと名前変える意味も無いような・・・ってかまあそもそも、それだと監督の名前を隠す意味だって解らなかった訳ですが。
 
 まあなんにせよ、今後がかなり楽しみです!
 来週は日曜日にしっかり見ます。

 

 お、漫画版も今月末に一巻発売ですね。
 正直、「ジャンプSQ」を買い続けるかどうか迷っていた時期があったのですが、矢吹健太郎さんの新連載が始まるって事で買い続けることを決意しました(笑
 それは完全に正解でしたよ!
 漫画版も良い出来です!


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・一言感想。


『あにゃまる探偵キルミンずぅ』 27話
 佐山聖子さんがコンテの時は頭一つ抜け出て面白いですね!
 それはそうと、本編はママさんが怒るのは当然かと。
 ただ、ケンの「俺も!?」は、確かに、と思って笑いましたけども!


『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』 25話
 ジュピアの恋する乙女っぷりが良い感じに面白く仕上がっていて面白かったです!


裏切りは僕の名前を知っている』 1話 新番組
 桜美かつしさん監督作品って事で、空気感や映像の綺麗さは良い感じだと思いつつも、ストーリーはまだどうなるかいまいち判断できないので今後に期待。
 ・・・ただ、微妙に作画が?崩れてる・・・ってのとも少し違う気もするのですが、なんか違和感有る作画でした。
 とりあえず、井上麻里奈さんが出ているので見ます!(笑


『閃光のナイトレイド』 2話
 藤田 咲さんの中華娘が可愛いです。
 あと、バイオリン弾いてる時の雪菜のメガネ姿っ!
 ストーリーも良い感じに重厚感有りつつ雰囲気出しているので、ちょっと惹きこまれました。
 面白いかと!


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・あとは・・・スフィアのセイユーヤングを聴きました見ました!

 可愛いなぁ・・・・そしてポンチョ!

 正直、生動画CMは驚きましたけど、ちゃんとコーナーとして成立していたのでアレはアレで面白かったです。

 今度 野菜生活飲んでみようかな・・・。
 ちゃんと、声優さんの番組に宣伝効果が有ると証明する為に!
 いや、もちろん普通に興味出たのもあるのですが。

 CM中にちゃんと検索してカゴメのHPにも行きましたしね。

 地道な活動と言う意味も含めて。

 アニメや声優さんがもっとメジャーになるには、企業に対してアピールすべきなのです。
 宣伝効果が有りますよ!と。

 ネットラジオとかも、どんなに人気が有ってもスポンサーが無くて終わってしまったり、ラジオCDの売り上げのみで予算をカバーしていたりするので、人気のある番組にはアニメと関係無い業種でもCM入れたりして続けばいいのに・・・とか思う事有るのですよ。

 その為には、ちゃんと宣伝効果が有ると一般企業に解ってもらうのが一番!

 まあ、あまりグイグイ入ってこられても邪魔になる事もあるとは思いますが、アニメ業界は今後そういう事も必要になってくるんじゃないかなぁ・・・・とか思ってみたり。

 深夜アニメなんて自社スポンサーがほとんどですし、DVDの売り上げだけで予算を回収するような自転車操業もそろそろ限界にきているような気もします。

 ドラマみたいに、邪魔にならない程度にスポンサーの商品が出てくるような事が有っても良いのになぁ・・・と。
 「コードギアス」のピザハットみたいに。

 ・・・・っていうか、なんだこの駄文(笑
 すいません調子に乗りました。


       なんて言いつつ本日はこれにて。

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『ハートキャッチプリキュア!』10話と『荒川アンダーザブリッジ』2話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『ハートキャッチプリキュア!』 10話
 馬越さん作監回!
 もう、あまりの出来の良さに途中で絶対に馬越さんだと確信しましたよ!
 しかも演出が長峯監督ですし、素晴らしい出来の良さっ!

 もう初っ端の、つぼみに寄りかかる えりか が凄いツボですし、その後の表情とか浮かれる様子とか、散歩の時の歩き作画とか!
 あらゆる場面が良い出来過ぎて全部ピックアップして行ったらキリがないほどに!

 「なんかあたしだけ仲間外れ・・・」
 いじける えりかが超絶可愛いっ!

 「親友親友言われると照れるねぇ~」
 その単純さもまた良しですよ!
 
 「それは秘密ですぅ!」
 「秘密かぁ・・・それなら仕方ないな」

 この、すぐ納得パターンわりと好きです(笑

 それはそれとして。

 サッカーのシーンも良い動きだなぁ・・・・。
 っていうか、サッカー部員の、髪を後ろに束ねてる子がえらい可愛いのですが!

 そんな中、ダークプリキュアとの対面!
 さらわれるシプレとコフレ!

 この後のコッペ様の所で悩んでる場面で、コッペ様の体をよじ登る えりか の動きが凄まじくツボ!

 そこへ登場の月影ゆり。
 あからさまになんか有るキャラ・・・っていうか、どう考えてもあの人ですね(笑

 さらに再び登場の謎の美青年。
 一瞬、これがゆりだったり・・・?とか思いましたが・・・たぶん違うよなぁ・・・と。

 それは置いといて・・・ここからのアクションがまたもうっ!

 ブロッサムのキビキビしたアクションに対して、マリンのギャグ動きアクション!
 どちらもめちゃめちゃ良い動きでしかも可愛いという素敵っぷり!
 
 「プリキュア、大爆発ーーー!」
 は笑いましたし!
 どんな技ですかそれ!

 だがしかし、ダークプリキュアの強大な力の前に弾き返される二人!
 変身途中の姿に戻されるってのは演出として面白いなぁ・・・と。
 そして微エロスだな、と(笑

 いやしかしまあ、凄まじく見応えの有る回でした!
 原画陣もなんかもう、馬越さんの名の許に集結したオールスターズみたいな面々ですし!
 いとうまりこ さんとか すしお さんとかは普通にビックリしましたよ!
 っていうか、 すしお さんとかどこを書いていたのだろう・・・気になります。

 それはそうと、予告の「それはカンフー」「カンフー」って部分が、なんか解らないけど凄い好きでした(笑

 完っっ全に面白かったです!


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『荒川アンダーザブリッジ』 2話
 OPは、シャフトらしいポップな色使いに不思議な世界感。
 そして、ふんわりしつつもどこか毒を感じる歌の雰囲気が妙にマッチしててなんか癖になります。
 あとニノさん可愛い。

 ・・・って、本編はあの家どこなんですか!?
 前回のあの高所の別荘?実は柱(支柱?)の中に入れた、ってことなんでしょうか。

 そんな中、
 「この状況って、彼女と部屋で二人っきりってやつじゃないのか!?」
 意外と純情ボーイ!

 「何一つとして返事が返ってきそうなものは無し!」
 ・・・・・・・・・本当にそうだ!

 それはそうと、リクの金星トークは基本酷い(笑
  
 「金星も今、春なんですかねぇ」
 「・・・・さあ」

 見事な撃沈でした!

 そして風呂っっ!
 ニノさんの風呂っっ!!

 可愛いな!エロ可愛いな!

 「そういう常識はいらないのにーーー!」
 なんと言う魂の叫びですか!(笑

 激しく同感ですけれども!

 ・・・・んで、頭を洗ってるシーンの妙な微笑ましさというか、胸に刺さる感じはなんだろうこれ…!!

 冷静に考えれば…いや、わざわざ冷静になるまでもなく、変な話なのに、なんか知らないけど泣きそうだ・・・・っ!
 
 「洗わせてくれて、ありがとな」

 ニノさん・・・・それは惚れます・・・!

 なんて思っていたら、歓迎会で新キャラ怒涛の登場!

 星と鉄人兄弟が確実に電波な人だ!
 いやまあ、全員ですけども!

 「ああ、それは俺が白線の上しか歩かないからだよ」
 シロさんも完全にですし!
 己の作ったルールにどこまで縛られ続けるんですかっ!

 そして、リクの自己紹介の途中に入った村長のキックが素敵過ぎるタイミングで大笑いでした!
 
 あまりにも意外過ぎるシスターのキャラもツボですし!
 まさかの銃乱射!
 かと思えばクッキー!

 「餌付けされとるっ!」
 それはもう解りやすいまでに!
 
 だが、クッキーをほおばるニノさんが可愛かったので良し。 

 「右の頬を殴られたら、左の頬を差し出しなさい。歯を食いしばっていれば・・・だいじょうブイ、と」
 聖なるおにいさん的なイエス様が出たっ!(笑

 予告の、犬を散歩する実写村長も笑いましたし、良い出来でした!
 面白いっ!


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・一言感想。

『夢色パティシエール』 27話
 ・・・お?何故か今回からアナログでもワイド画面に。…4月からって事なら理解出来るのですが、だったら何故前回からではなく今回から?謎です。…前回気付いてなかっただけ…って事は無いですよね・・・。
 とはいえ、端が切れてるよりはこっちの方が圧倒的に良いので歓迎ですけれどもね。
 それはそうと内容的には、ショコラがツンデレ炸裂で可愛い!って事で。


『ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ』 2話
 後半のペットキャラがアップルパイの魅力に次々やられて行く場面は笑いました!メイン三人が出てない場面は安心して見れますね(笑
 ストーリーも、ペットたちはもっと怒られてもいいのでは・・・、とか思ったりもしましたが、最終的には良い感じにまとまってましたし、アニメとしては良い出来です。
 だからこそ、メイン三人の声が・・・多少耳が慣れたのか、1話よりはまだマシだった気もしますが、変身の時の決め台詞とかが全然声張れてないから決め台詞に聞こえないのはせめてどうにかなりませんか。
 相変わらず残念です。作画スタッフとメイン三人以外の声優さんは超頑張れ!
 メイン三人は死ぬ気で頑張れ。練習をしなさい。


『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』 52話
 アルのアクションが死ぬほど格好良いですっっ!!さらに素敵過ぎるアームストロング姉弟!
 メイのアクションも素晴らしかったですし、完全に面白いです!
 ・・・お、コンテが安藤 真裕さんじゃないですか、さすがの出来でした!


『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』 2話
 サブ中心メンバーで勝つのは展開的に気持ち良いです!ただ、今までの中心メンバーが皆スタミナ不足ってのはちと強引な感も有ったりするのですが。
 それでも、今後の展開に十分期待させてくれる内容でしたし、面白かったかと!


『B型H系』 2話 
 やっぱり原作よりもエロは抑えめで行く感じですね。その分、青春恋愛模様を強化、的な。
 それはそうと まゆが可愛い。あの要素てんこ盛り具合に加えて花澤さんの声はもはや凶器!
 

一騎当千 XTREME XECUTOR』 1話 新番組
 四期!息の長いシリーズなりました。最初に今までのあらすじ的なプチ総集編入ってましたが・・・長かったわりに、どっちにしろ新規のお客さんには理解出来ないので、あの部分無くても良かったような…本編は、新キャラ馬超が完全なるメインに!孫策も関羽も出ず!まあ、孫策はいつもの事ですけども(笑
 ただ、出来は良かったです!アクションの動きも好きでしたし!アクション作監 田中 良さん!
 今回は前期の様にダメダメでやる気のない修正も入ってませんし、安心して見れそうです。
 けれど、りんしん さんが総作監から抜けた事で、微妙にエロさは控え目になっている気がします。とはいえ、ごとうじゅんじ さんなのでいざとなれば魅せてくれるとは思うのですけれどもね!
 なんにせよ楽しみです!


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・あとは・・・・・まあ、特に無しです!


      ではでは、本日はこれにて失礼します。

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『ジュエルペットてぃんくる☆』2話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『ジュエルペット てぃんくる☆』 2話
 あかりの姉がキャラデザ的にえらくツボです。
 ちょっとムギっぽいですが(笑
 けど、声も井口さんですし、良い感じです。

 そんな中、母と姉に対してちょっと置いていかれたような感情を抱いてしまうは解るなぁ・・・・と。
 端から見たらそんなこと無くても、子供の感情は理屈じゃないですからね。

 それはそれとして。

 新キャラ ミリア登場!

 「にゃん!」

 か・・・・可愛いなもう!
 
 「私ってばこんなに可愛くってどうしよう~!」 
 「私より魔法上手くなったら…許さないからねっ」 

 そういうキャラですか・・・嫌いじゃないですっ!(笑
 声も竹達さんですし!

 ・・・んで、気にぶら下りながらもお辞儀をする あかり も可愛い。

 さらにアイキャッチのミリアが半端無い可愛さ・・・! 

 ・・・にしても、ここからの流れ・・・・設定の説明をするにもただ会話をするのでは無くて、場面を変えたり間に色々挟んだり、記憶を見る、と言う形にしたりと、いろんなパターンで説明をして、飽きずに楽しみつつ自然と設定が覚えられる流れになっているのはホント巧いですね・・・・。

 そして・・・・あかりが夢を語る場面はウルウルしました・・・!

 「あかりちゃん、夢を恥ずかしがらないで!」
 「世界中の人が笑ったって、私は絶対に笑わないよ!あかりちゃんの夢!」

 
 ルビー……良い子ですよ…!
 前作が嘘のようだ・・・!(笑

 っていうか、ジュエルペット同士で改めて自己紹介とかしてるって事は、やっぱり前作とは同じキャラも出るけど別作品、って考えるべきですよね。

 それはそれとして(二度目

 夢が逃げる、ってのを視覚化して、しかもそれをああいうキャラとして見せるってのは面白可愛いなぁ・・・と。

 「女の子の夢にちっぽけな夢なんて一つも無いの」
 「だって、女の子は夢が有るから輝くの。夢をかなえようと、一生懸命頑張るから輝くのよ」

 夢から逃げず、恥ずかしがらず、夢に向き合う・・・素敵ですっ!

 やっぱり島田 満さんの脚本好きですねぇ・・・・なんだか「しゅごキャラ!」の初期の頃を思い出します。

 なんにせよ、これは面白いです・・・!

 キャラも作画含めて可愛いですし、声もツボですし、脚本も良い・・・何の問題も無く面白いっ!
 
 正直あまり期待していなかっただけに、これは嬉しい誤算でした!
 素晴らしき!


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・一言感想。


『SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors』 2話
 早々に三人揃いましたね・・・もちっとドラマが欲しかった気もしますが、揃ってからの話を見せたいんだと思えば、これはこれで有りなのかと。


『薄桜鬼』 2話
 アニメとしては出来が良いですが・・・お気に入りのキャラが一人二人は出来ないと、やっぱ物足りない感が・・・女性キャラはヒロイン一人ですし、男性キャラは、多少性格の違いはあれど、全員が直球の男前キャラなので、もうちょっとキャラの性格に遊び心が欲しい気がします。
 

『いちばんうしろの大魔王』 2話
 ころね がなんか好きです。・・・って、また悠木 碧さんキャラだ(笑
 どんだけツボなんですか!
 あと、寮長はザ・伊藤 静様キャラでナイスエロス。


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・「トランスフォーマー」は、録画しようか迷っていたのですが、ゲームやってたらもう始まってたのでまあいいや、と(笑


・あとは・・・・そういえば、先週の感想書いてから、「ジュエルペット てぃんくる☆」で検索してここへたどり着く方がかなり多くて意外でした。

 正直、そんなに注目作だったり話題作だったりする印象は無かったので、こんなにも?と。

 とはいえ、だから今回も感想書いたとかでは無く、単純に今日見た中で一番面白かったからメイン感想にしたのですが。

 来週は沙羅役で片岡あづさ さんも出ますし、楽しみです!


     なんて言いつつ本日はこれにて。


     オリジナル小説も更新中。
     本日ラストです。明日からは普通のブログ更新に戻ります。
     お付き合いありがとうございました。

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オリジナル小説『私イズム!』第32回(最終回)。

第31回はこちら。


『エピローグ』


「んっ…!う~ん…!疲れました~!」

 大会終了の余韻も冷めないまま、インタビューやら表彰式やらをこなし、ようやく開放された愛名達。

 三人だけで、会場近くの公園でひと時の休息だ。

 しかし、疲れてはいながらも清々しい気持ちで一杯だった。

「しかしよくやった!あそこから逆転とは!お前凄いよ!」
「本当よ~成長したわね愛名ちゃん~」

 手放しで褒められて、かなり照れる愛名。

「そんな…!お二人のご指導の賜物です!」

「…まあ、それは確かにそうだな!」

 菜射の発言に、どっと笑いが起こる。

「けど愛名ちゃん~あれが公式戦初勝利でしょ~?凄い場面での初勝利ね~」
「……え?…あ!そういえば!」

 言われるまで気付かなかったけど、そうだったんだ!
 愛名は、自分のした事がなんだか恐ろしくなり、今になって身体が震えてきた。

「なんだか、緊張が戻ってきました…!」
「今更かよ!」
「愛名ちゃんって、ちょっと天然さんな所あるわよね~」

「ええっ?私がですか?」

「そうだな」
「そうね~」

「そ、そんな事無いです!絶対に違いますから!」

 言葉は怒りながらも、自然と笑顔が湧いてくる。

 さっきまで、あんな興奮の中に居たのが信じられない程の、穏やかな時間。
 柔らかな風が、まだ冷め切れぬ熱を持った体を心地良く冷ましていく。

 ……と、そこへ異質の空気を纏った一人の影。

 気配を感じそちらへ顔を向けると、そこに居たのは……燕だった。

「……!…ど、どうしたんですか?」

 愛名は驚きながらもそう声をかけるが、燕は黙ったまま、じっと視線を向ける。

「お、燕?どうした」
「あら~燕ちゃん~」

 菜射と幸果も気付き、声をかける。
 しかし燕は答えない。

 しばらく続いた沈黙に耐え切れなくなって、もう一度愛名が声をかけようとした瞬間――――――燕の両瞳から、涙がボロボロと流れ始めた。

「っ!」

 そのあまりに意外な行動に、うろたえる愛名。
 そして……燕が、泣きながら突然愛名に向かって走る!

「いっ?!」

 ビクッとして体を硬くする愛名……だが、燕は愛名を通り過ぎ、後ろの幸果にガバッと抱きついた!

「………は?」

 愛名の頭には、でっかい「?」が浮かぶ。

「え~ん!幸果ぁ~!ボク負けちゃったの~」
「あらら~泣き虫ね燕ちゃんは~」

 胸に顔を埋めて泣く燕を、抱きしめて頭を撫でる幸果。
 しかも、燕は今までのようなおどおどが全く見られない。

「……どう言う事ですか?」

 理解が不能すぎて、菜射に助けを求める愛名。

「え~と……なんて言うか…」

 菜射は言葉を濁す。
 そのまま言いにくそうにしてる菜射をよそに、二人の会話は進む。

「けど、どうして急に秘密基地に来なくなっちゃったの~?心配したのよ~」
「……!!!?」

 愛名の頭は混乱の極みだ。

「まあ、そう言う事だ、燕は元々、私達の仲間だったんだよ」

 衝撃の事実!

「ちなみに、最近は事情があって来てないが、あの秘密基地には後二人仲間が居る」

 驚愕の真実!
 もう何がなんだか……?

「ん~?どうしたの燕ちゃん。黙ってたらわからないでしょ~?」
「……幸果が……」
「ん~?」

「幸果が!ボク以外の女の子の事ばっかり見るんだもん!ボクはこんなに幸果が好きなのに!」

「・・・・・・・・はい!?」

 混乱の極み!

「あらら~そうだったの~焼きもちさんね~燕ちゃんは。…どうすれば許してくれる~」
「………ちゅーするの!ボクにだけなの!他の子にしたらヤなの!」
「はいはい~。ん、ちゅ~」

 そして、幸果は燕にキス。

「………………」

 もう愛名の脳は考える事を放棄する寸前だった。

「まあつまり、そう言う事だ」

 菜射が、深いため息と同時に、重い口を開く。

「ゆっか姉は、本物の百合娘で、まあようは、あの二人は痴情のもつれで揉めてた様なもんだ。そんな関係だから、燕もゆっか姉の前ではオドオドが出ないのさ」

「………はあ、そうなんですか……」

 完全なる空返事。
 もう、脳の要領が記憶を拒否し始めている。

「あら?どうしたの愛名ちゃん~」

 幸果が、様子のおかしな愛名に近付いてくる。

「もしも~し、愛名ちゃ~ん?」

 あまりの混乱にただ口をパクパクされる愛名。
 すると幸果は何かに気付いたかのように、ポン!と手を打った。

「そっかぁ~愛名ちゃんも焼きもちね~。じゃあ、愛名ちゃんにもちゅ~!」

 そして、愛名にキス。

「……………!!!」

 一瞬で思考がクリアになり、次の瞬間沸騰。

(ゆ、幸果さんが私にキス!口にキス!夢や妄想じゃなくてホントにーーー!!)

 幸福感と、もう訳のわからない感情でぐるぐるしている愛名。

「あー!だから、それがダメって言ってるのー!」

 燕が怒りの叫びを上げる中、さらに状況を混乱させる人物が、やって来た。

「あ、お嬢様!ここにいたんですね!優勝おめで…とぉーーーーー!?」

 祝福しようと愛名たちを探していた香澄が現れたのだ。

「き…キス!お嬢様と幸果様が!……く、悔しいけど!美しい!美しいわ!美女と美少女の百合キッス!はっ!写真!写真を!資料用と保存用と実用と引き伸ばして飾る用とーーー!」

 鼻血とよだれを垂れ流しつつ、二人の周りをぐるぐる回りながら、大会の様子を写そうと持ってきたカメラでパシャパシャと写真を撮りまくる。

「きゃふーー!きゃふーー!これは永久保存です!お宝ですーー!」

「もーいいかげんにするのー!長いーーそんな長いキスずるいのーー!」

「……はぁ…なんだかなぁもう……」

 香澄の狂喜と、燕の叫びと、菜射のため息が響く中、愛名は思った。

 
 ―――私の人生……変わりすぎ!

 
 ……けれどまあ、これはこれで楽しそう…かも?

 少なくとも、絶対に退屈はしなさそうです!

 
 …それに、結局最後に全て手を手に入れるのは、この私、だしね!


           終わり。

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『デュラララ!!』13話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『デュラララ!!』 13話
 お、新OPですね。
 前のOPが好き過ぎたので、それと比べると物足りないですが、それでもさすがに映像センスは格好良いです!
 あと、新キャラらしき絵がちらほらと・・・気になります。

 それはそれとして。

 矢霧と張間はアレもう、ほとんど座位じゃないですか(笑
 校庭の草むらで座位って!

 そんな中、

 「杏里はどうしてそんなにエロ可愛いのかって」

 本当にそうだなぁ。

 照れる表情がまたエロ可愛いですしっっ!

 そう言えば作監に薮野さん居ましたね・・・頬の染まり具合が薮野さんっぽい感じがするのですが・・・どうなんでしょう?

 「か、可愛いよ!?可愛いけどさ」
 そして解りやすいな帝人!(笑

 「お嬢様の秘密、みたいに、あたし達だけが知ってる位が丁度良いのにね」
 「乃木坂春香の秘密っすね?」

 そして解りやすい例え(笑
 的確!

 ・・・って、セルティ警官に追われてますね・・・いやまあ、冷静に考えれば無免許運転ですし、確実に怪しい存在であることには変わりないので、そんな事もあろうかと言う話なのですが。

 「怖かった、怖かったぞ新羅」
 にしても、怯えるセルティは可愛いなぁ。

 「僕に弱さを見せるのはベッドの中だけで・・・」
 「こんな流れで恥ずかしい事を言うな」

 その会話はもう完全にシテるって事ですよね・・・どんななんだろう・・・イマイチ想像できない・・・。

 それはそれとして(二度目

 なんなんですか新羅父!
 「私が強気に対応したのは君の姿が見えて安心したからだと言う事に気づかないのかね!」
 偉そうに言う事かっ!(笑
 しかも明夫ボイスっ!

 「はっはっは、見たか、これが大人の力なのだ」
 いや、他人の力ですけど(笑
 まあ、自分を助けてくれる他人が居る、と言う繋がりこそが大人の力だと言われれば、そうなのかもしれないですけれどもね。
 
 それはそうと、チャットの声がちゃんと中のキャラの声になってましたね。
 
 にしても・・・・あの三バカギャルは本気でムカつきますね・・・。
 お前らだって一人じゃ何も出来ないくせにっ!

 だがしかし、そこに現れる切り裂き魔…!

 ここの杏里の表情と目の動きが凄いゾクっとさせました・・・!
 
 そして新ED。
 ん~・・・やっぱり前の方が好きかも?
 けれど、アニメとしての出来は揺ぎ無い感じなので、今後も楽しみです!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・一言感想。


『Angel Beats!(エンジェルビーツ)』 2話
 ん~…ギャグとシリアスのバランスがイマイチしっくり来ない気が・・・・ギャグはギャグで面白いですし、シリアスはシリアスで面白いのですが、その繋ぎ目というか、なんか妙な違和感あります。
 「死なない」と言う設定を活かした次々死んでいく展開(?)はギャグとして面白いのもあるのですが、ちょっとグロ要素入れられたりすると、笑っていい場面なのか解らなくなるので、ハッキリ区別してほしいなぁ・・・・とか。
 後半のアクションとかは凄い好きでしたけれどもね。
 ただ、武器を作ってるギルドの設定はイマイチ「?」でしたけども。あの設定なら、あんなデカイ工場みたいな場所はいらないような・・・・・。
 まあともかく、まだまだ序盤なので今後を見守りたいです!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・あとは・・・神谷浩史さんのセイユーヤングを聴き見ました。

 序盤のフリートークと変な天狗の話がなんだろうアレ(笑

 面白過ぎるじゃないですかっ!

 それと猫可愛過ぎる。

 あんなんズルイです(笑

 ともかく面白かったです!


・他には・・・・・あ、「エムサスタイル」見て、「トライガン」のDVD-BOXが出ると知りました。
 

 ちょっと欲しい・・・けど、う~ん…微妙に高いか…?
 けど、7枚組ってことは・・・アマゾンだと一枚3000円弱かぁ・・・やっぱり微妙ですね。

 それはそうと、劇場版は普通に楽しみです。
 とはいえ、相も変わらず地元じゃ見れないのでDVD待ちですが。
 
 富士シネ・プレーゴが潰れるとなると、遅れて上映とかも期待できないですしねぇ・・・切ない・・・。

 けれど、映画がヒットしたらその時には、もう一度TVシリーズ作って欲しいです。

 漫画のラストの辺りをアニメでっ!
 ウルフウッドの最高にカッコイイ最後をアニメでっ!

 淡い期待を抱き続けます!

  
     なんて言いつつ、本日はこれにて。


     オリジナル小説も公開中。
     もうクライマックスなので、一挙二回分更新です。
     この辺り書いてて凄い楽しかった(笑

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オリジナル小説『私イズム!』第31回。

第30回はこちら。


第八章

[ラスボスは、卑怯なくらい強いのが丁度良い] その5


 テーブルクロスを重ねる起き攻め!

 ここで愛名は、今までに無い動きを見せる。

 テーブルクロスを出した後に、ジャンプをする。
 起き上がったトイズは、まずテーブルクロスをガード。

 そして、続いて来るであろうチココの[ジャンプ攻撃]をガードしようと立ちガードしていると………チココは技を出さずに着地し、直ぐに下段の[しゃがみ弱攻撃]から連続技!

 中段のジャンプ攻撃と見せかけて、何も出さずに着地して下段。
 [スカシ下段]と呼ばれるテクニックだ。

(まだまだここからです…!)

 そして再びテーブルクロスからのジャンプ!
 今度はトイズも警戒し、チココの動きを観察して、技を出さずに着地すると読んでしゃがみガードに切り替えた!

 だが……!

 愛名は、着地寸前の低空で空中ダッシュ!

 そこからの[ジャンプ中攻撃]をだし、しゃがんでいるトイズにヒットさせる!

 空中ダッシュの高度を誤ると、敵を跳び越してしまうこのテクニックは、ギリギリの高さでダッシュする感覚を掴むのが重要になる。

 愛名の成功率は決して高くなかったが、重要なのは、この場面で成功させたと言う事!

(全てを…!練習してきた全てをっ!)

 そして着地し、再び連続技からダウンを奪う!
 この段階で、トイズの体力は約五割まで減っていた。

「これは……まさかの逆転があるのかーー?!」

 実況も、観客も、流れが変わりつつ有る事を感じ始めていた。
 何かが、起きるかもしれないという予感……!

 三度の起き攻め!

 またしてもジャンプする愛名。

 トイズの選択は……バックステップ!

 テーブルクロスを避ける!

 しかし…………愛名はそれも読む!

 先程よりも高い位置で空中ダッシュを始めていたチココは、バックステップの降り際の隙に空中ダッシュからの攻撃を叩き込む!

「またしても起き攻めが決まったぁぁぁあぁ~~!!鬼が!鬼が居ます!起き攻めの鬼が、今この瞬間に生まれました!このまま最後まで倒しきってしまうのか!?」

(もとより、もう逃すつもりはありませんっ!)

 空中ダッシュの降り際は少し浮いているので、そのまま空中連続技へ!
 まずは[立ち中攻撃]!

「「「「「「「ハイッ!」」」」」」」」

 観客もノッて来て、技が決まるたびに掛け声を上げ始める!

 [立ち中攻撃]から、[立ち強攻撃]へ!
「「「「「「ハイッ!」」」」」」」」

 そこから、[しゃがみ強攻撃]→[ジャンプ弱攻撃]!
「「「「「「ハイッ!ハァイッ!」」」」」」」

 [ジャンプ中攻撃]→[ジャンプ強攻撃]→[ジャンプ叩き付け]!
「「「「「「ハイッ!ハイッ!ハァイッ!!!」」」」」」」
 
 会場が、凄まじい一体感で包まれる!

 しかし愛名は、そこで一度連続技を止める。
 本来ならば、もう少しダメージを稼げるのだが………失敗?

 否!そうではない!

 この流れで連続技を止めると、相手は非常に低い位置で受身を取る事になる。

(ここで……狙います!) 

 ……トイズが受身を取った次の瞬間に[しゃがみ強攻撃]のアッパー!

「ここで[補正切り]決まったぁぁぁぁぁぁぁぁああぁ―――――!!!!」
「「「「「「「「「「「うぉぉおおぉおぉぉおーーーーーーーーー!!!!!」」」」」」」」」」」」」

 会場の歓声はさらに高まる!

 [補正切り]とは、[ダブルアップ]とも呼ばれる、ダメージアップを狙うテクニック。
 格闘ゲームは普通、「連続技補正」「ダメージ補正」と呼ばれるシステムにより、連続技のヒット数が増えれば増えるほどに、一発のダメージが少なくなるようになっている。

 その為、わざと途中で連続技を止め、再び一発目から当てるテクニックは、ダメージアップに非常に有効なのだ。

 しかし、これはもちろん、二度目の連続技を避けられたり、逆に反撃を受ける可能性もある諸刃のテクニック。

 愛名が、チココが逆転するためには賭けるしかなかった!

 そして、賭けに勝った!

(当然、当然、当然ですっっ!!ここで勝てずに、何が綾塚ですか!なんのために、私は努力をしてきたの?

 ……勝つため!ただそれだけの為にっっっ!!)

「「「「「「「「「ハイッ!ハイハイハイッ!ハァイッッ!!!!」」」」」」」」

 連続技に合わせて響く観客の声!
 減っていくトイズの体力!
 気付けば、お互いの体力差はほぼ無くなっていた!

「うぉぉぉぉ!!!相応しい!最終戦に相応しい熱い試合になって来たぜぇぇぇーーーー!」

 プレイヤー、観客、実況、会場スタッフまで、

 全ての想いが、視線が、熱が!

 今、確実に一つになってた!

 たかがゲーム。

 人はそう言うだろう。

 何を熱くなっているのかと、冷ややかな視線を向けるだろう。

 だが、誰がなんと言おうと、この熱さは、この想いは!

 この興奮は、感動は!


 全てが、本物だ!

 この魂の震えを、誰にも否定させてなるものか!


 連続技の締めを、ジャンプ叩きつけで締めて、再びダウンを奪う!

(来た……!最高のチャンスが来たっ!!)

 ここで起き攻めが決まれば、そのまま倒しきれる!!
 すぐさま近寄り、テーブルクロスを重ねるチココ!

(……どうする……?ここで下段?中段?投げ?……ええぃ!とにかく、手の動くままに…!)

 悩みながらも、起き上がりを攻めようとする愛名。
 だがそこへ……!

「待って!ガード!」

 背後から、幸果の声!
 愛名は慌てて、レバーを後ろに入れてガード!

 次の瞬間……!

 画面が暗転!

 ゲージ技の演出だ!

 しかもこれは、[3ゲージ技]!
 トイズの[3ゲージ技]は、無敵時間が有り、ダメージも高く、ガードされても隙が無い、と言う高い性能を持っている。

 つまり、起き攻めを凌ぐには最適な技と言えた!

「ああっと!トイズの渾身の3ゲージ技をチココガード!よく見ていた!」

(危なかった……!あのまま攻めていたら…!)

 愛名は背中に寒い物が走った。
 
 と同時に、幸果に対する感謝の想い。
 
 最後の最後で、愛名はまた知った。
 
 これがチーム戦!これが……仲間!
 
 一人だったら、気付かないままに負けていただろう。
 
 勝負を焦って、相手のゲージを見落としていたのだから。
 けど、自分には仲間が居る!
 
 ピンチの時に助けてくれる仲間が……!
 
 一人じゃない!
 それが、こんなにも頼もしくて嬉しい!
 
 だから……!
 
 ガードした後、すぐにダッシュで攻め込むチココ!

 ……その瞬間…愛名には、見えた。

 ガードされたトイズが、バックジャンプで距離を離そうとする、その瞬間が…見えた!
 そして、瞬間的に、指が、体が、反応する。
 考えるよりも先に、体が動く!
 逃げようとするトイズに、チココの[しゃがみ強攻撃]アッパーが決まる!

「ここでアッパーが刺さるぅぅーーー!!!」
「「「「「「「うおおおおおおお!!!」」」」」」
 
 ここから空中連続技へ!

「行きなさいっ…!」

 [ジャンプ弱攻撃]→[ジャンプ中攻撃]!
「「「「「「「「「「「ハイッ!ハイッ!」」」」」」」」」」」」

 さらに二段ジャンプから、[ジャンプ中攻撃]→[ジャンプ強攻撃]
「「「「「「「「「「ハイッ!!ハイッ!!」」」」」」」」」」」

「行きなさい……!届いて…!届け!」

 そこから[ジャンプ武器攻撃]に繋げて…!
「「「「「「「「「「ハァイッッ!!」」」」」」」」」」

 脳裏に浮かぶのは、ここ一カ月の出来事。
 
 全てが輝いていて、今自分がここにいることも、まるで奇跡のよう。

 けれど、私は掴んだ。
 
 今を、この瞬間を!

「いっけぇぇええぇぇぇぇ!!!!決まれぇぇぇぇ!!!」
 
 愛名は、魂を振り絞り叫ぶっ!叫ぶっっ!!

 そして祈りを込めて打ち込む技は―――チココの2ゲージ技!

『いっきまぁぁあぁーーーーす!』

 空中で発動し、地面に叩きつけた相手に、コップ、お皿、ほうき、ちりとり、雑巾、モップなどのメイド必須アイテム達を次から次へと投げつける!

 しかもこの技は、ボタンを連打すればするほどにダメージが上がる性質!

「ぃぃいいいぃぃいいいいややややゃゃぁゃゃぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!!」

 叩く叩く叩く叩くっっ!!

 ひたすらに、指が動く限り、いや、動かなくなっても限界を超えてボタンを叩くっ!

 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!!!!

「ぎぃっ!」

 指がつりそうになる…!

 それでも、止めない!

 止まらない!!!

 全ての指を、腕の筋肉を!
 今まで生きて来た全てを!

 ここで、この連打に叩きこむ!!

『やあああああぁぁぁあーーーー!!』
「うぁぁあぁぁああぁぁーーーー!!」

 チココと愛名の叫びがシンクロする!

「「「「「「「「「「「「「うおおぉぉおおぉぉおおぉ!!!」」」」」」」」」」」」

 会場の声援も、愛名の背中を押すっ!

「ぎぎぎ・…ぎ…!えやぁ!」

 ダダダダダダダダ…ダンッ!

 愛名の指の限界と同時に、技が止まる!

 そして、技の終わる演出として、最後にチココ自身が相手の上に足から着地!

「「「「「「「「「「「「「「ハァァァイッッ!!!」」」」」」」」」」」」」

 その瞬間、その場にいた全員の視線が、トイズの体力ゲージに向かった。


 残り体力は―――――――――――――ゼロ!


『決着!』

 画面上に表示されるその文字と言葉……!

「き……決まったァァァァァァーーーーー!!!第九回『闘演舞』「PWM」優勝は、「キューティープリティービューティーズ」!幸谷 幸果!三葉 菜射!綾塚 愛名!この三人が、全てのプレイヤーの頂点だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーー!!!!!」

 その日最高の歓声と、興奮と、感動が会場を熱く染め上げる中、愛名、菜射、幸果の三人は歓喜に泣きながら、強く抱き締めあった。

「ありがとう…!ありがとうございます!」

「こっちこそ、ありがとうだよ愛名!」

「ありがとう、愛名ちゃん~」

 三人は、他に言葉が見つからないかのように、感謝の言葉を言い続けた――――。
 

 ――――そしてこの瞬間、相手をダウンさせたら(寝かせたら)起こさずに倒しきる[永久子守歌]綾塚 愛名の名は、格ゲー界へ知れ渡る事となったのだった。

 
       第32回につづく。

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オリジナル小説『私イズム!』第30回。

第29回はこちら


第八章

[ラスボスは、卑怯なくらい強いのが丁度良い] その5


「さあ、2ラウンド目開始です!このままの勢いでトイズが優勝を決めるか!それともチココが意地を見せるのか!」

『勝負…開始!』

 2ラウンド目の開幕!
 トイズは強気に前方ダッシュ!
 当たればダウンを奪い起き攻め、ガードされても連携の始動技となる[足払い]を出す……が、次の瞬間!

 画面暗転![ゲージ技]発動の演出!

 前のラウンドで使わなかったPMゲージは、次のラウンドに持ち越される!
 
 愛名はそれを使って、[あたしのメイドに何すんのよ!]発動!
 
 無敵時間有りの[1ゲージ技]!

 愛名は、あえて開幕から一瞬様子を見て、相手が近付いて来たのを確認して技を発動させたのだ!
 コマンドだけを入力しておいて、ヒットさせられそうならボタンを押して発動、というのは上級者の良く使うテクニックだ。

 もしも相手がバックして距離を離されても、ボタンさえ押さなければ無駄に発動してゲージを無駄にしないで済むという利点がある。

 今回は、見事にこれがヒットした!

「いきなりのゲージ技ヒットぉぉ!だが悲しいかなダメージが低い!」

 [あたしのメイドに何すんのよ!]のダメージは1割程度しかない。

 無敵時間、と言う利点は有るが、ゲージを使う割にはダメージ的には物足りないと言えるだろう。 

 しかし、最初の一発を当てて流れを引き寄せた!

 チココはそのまま起き攻めに入る!

 [お食事の用意です]でテーブルクロスを重ねるにはタイミングが少し間に合わない。

 純粋に、中・下段、もしくは投げの選択!

(ここの選択肢は……!)

 愛名は[しゃがみ弱攻撃]で下段を攻める!

 トイズもしゃがみガードでそれを防ぐ!

 だが、愛名チココはそこから、[立ち強攻撃]を出す!

 これは、ヒットしていたら繋がらない[暴れ潰し]だ!

 そして、暴れていたトイズに見事にカウンターヒット!

(良し!一本先取して強気な状況なら暴れて来ると思いましたよ!)

 そこへ追撃を決めてダウンを奪う!

 さらに起き攻めへ!
 今度はテーブルクロスを重ねる!

 チココが勝つには、とにかく起き攻めで地道に体力を奪うのが最も確実な戦法だ。
 一度ダウンさせたら、勝つまで逃がさない位の気概で挑む!

 そして、何度か起き攻めに成功し、トイズの体力を半分まで減らす事に成功した!

(このまま、倒しきる…!)

 しかし、次の起き攻めで[ガンアッパー]を食らってしまう!

「いけない……!調子に乗りすぎました!」

 幸い、投げを狙おうと歩いて近付いていた所だったのでカウンターヒットは逃れた。
 状況はほぼ五分!
 愛名は冷静に相手の動きを観察すると、[特殊弾装填]の開始動作が見えた!

(二度は見逃しません!)

 今度は直ぐにダッシュして、装填前に攻撃を叩き込む!
 2つ溜まっていたPMゲージを駆使して、2ゲージ技を絡めた連続技!

 三割強のダメージを奪う!

 これでトイズの残り体力は一割半程度!

 しかも、[特殊弾装填]は出来ていない状態!

 愛名は体力差を活かし、強気に攻める。

(さっきは守りに入りすぎたからダメだったんだ・・・・・・今度は冷静に攻めます!)

 リーチの長い技を、相打ち覚悟で振り回す。

 [特殊弾]ならば、2ヒットして追撃が決まるような場面でも、普通の[精密射撃]ならダメージでは負けるけれどその後の状況は僅かに不利な程度。

 体力でリードしている今なら、この戦法は有効!

 そして体力の削りあいは続き、最後は斜め下に発射された[角度D]の上を、チココの飛び道具[ご、ごめんなさい]が飛び越し、同時にヒット!

「取ったぁーーー!チココが2ラウンド目を取り返した!これで一対一!」

「良しっっっ!」

 喜びと安堵が同時に訪れる愛名。
 チココの体力は残り3割強まで減っていたが、何とか勝利を勝ち取った。

 残るは………

「さあ来た!来た!来たぞぉぉぉーーー!本当に最後の最後!これを取った方の勝利!嘘偽り無いラストラウンドだ!優勝は、風斬 燕のトイズか!綾塚 愛名のチココか!さあ行くぜ!行くぜ!行くぜぇぇぇお前らぁぁーーーーー!!!」

 最大級にテンションの上がった実況が、観客に合図を送る!

「『勝負……』」
「「「「「「「「「『開始!』ぃぃぃぃいぃぃいーーーーー!!!!!」」」」」」」

 ゲームの声と、観客、実況の声がシンクロし、ラストラウンドがスタートした!

「愛名っ!」
「愛名ちゃん!」

 菜射と幸果が、後ろから声をかける。
 何の助言も無い、ただ名前を呼ぶだけ。

 それは、愛名に全てを任せる、と言う信頼の証でもあった。

 愛名は心の中でその声に強く頷く。

 ……応えて見せますっ!
 
 
 ……だが! 

「あーーーーっっっと!まずはトイズの[足払い]がヒットぉ!」

 開幕ダッシュで間合いを詰めようとしたチココに、足払いが刺さる!

 そしてその隙に[特殊弾装填]!

 続いてバックステップで間合いを話す!

 慌てて、ダッシュジャンプで追いかける愛名チココ!

 しかし、待ち構えていたかのようにそこへ[角度B]で対空!

「……いっっっつ!」

 [特殊弾]が2ヒットして、そこからの追撃!

 二割のダメージと同時に、奪われるダウン!

 流れるように[角度A]重ねの起き攻め!

 トイズの選択は……いきなり中段!
 これが、しゃがみガードをしていたチココにヒットする!

(まずい…!これはマズイです…っ!)

 [中段]ヒット→[角度A]ヒット→そこからの追撃!

 と言う流れで、さらに[モースト]を絡められ、空中連続技へ!

 先のダメージと合わせて、合計6割持っていかれるチココ!

「ああっとぉーーー!トイズの猛攻!一気に勝負を決めに行くかぁーーー!」

 追撃の手を緩めない燕トイズは、空中連続技の後で、先に着地してチココの着地を攻める!
 チココは何とか逃げようと空中ダッシュするが、そこへトイズの[ジャンプ弱攻撃]が刺さる!

(…………いけないっ!!)

「当たったぁーーーこのまま連続技につなげて終了かぁーーーーー!!」

 そのまま[ジャンプ中攻撃]→二段ジャンプ→[ジャンプ中攻撃]→[ジャンプ強攻撃]→[ジャンプ武器攻撃]へと繋き、最後はゲージ技の[下から見上げてろ!]でとどめ!

 ……と、誰もがそう思った瞬間、チココが[魂カウンター]発動!

(そんな簡単に、終わる訳にはいきません!)

 しかし、そのタイミングではどう考えても相手に当てられない!

 だが、愛名の狙いはそこには無かった。

 トイズの[ジャンプ武器攻撃]は、カウンターで食らうと強く横に吹っ飛ぶという性質がある。

 普段ならば、そのまま画面端にぶつかって、さらに追撃が入る性質では有るが、この場合は違う!

 その後の[下から見上げてろ!]は空中から斜め下へと銃を連射する技だ。
 つまり、カウンターで食らって横へ吹っ飛んでしまえば、その技は当たらない!

 最後に[下から見上げてろ!]が来る事を読んで、それを避ける為にあえて[魂カン]を出し、[ジャンプ武器攻撃]をカウンターで食らってみせたのだ!

「これは上手い!チココの頭脳プレイだ!トイズの[下から見上げてろ!]は誰も居ない場所をひたすらに撃っているぅぅぅ!!!」

 トイズの[ジャンプ武器攻撃]から[下から見上げてろ!]への繋ぎはかなり急いで、先行入力的にしなければならないのも幸いし、見事に技をスカらせることに成功した愛名チココ!

(生き延びました……!)

 技が終了し、無防備に降りてくるトイズ!

 [下から見上げてろ!]は、ヒットやガードさせた場合は、安全に着地できるが、空振りした場合は隙だらけになってしまう!

 愛名は、着地の隙に連続技を叩き込んで、約2割体力を奪いダウンさせる。

 ……しかし、会場の空気はもう、トイズの勝利をほぼ確信しているかのようだった。

 それも当然だろう。

 最後の一撃は避けたと言っても、チココの残り体力は一割程度。

 しかも、[PMゲージ]も溜まっていなければ、[魂ゲージ]も使ってしまって、[モースト]を絡めた連続技も使えない。

 ノーゲージでも連続技の強力なキャラならまだしも、非力なチココでは、何度も連続技を決めなければならない。

 その間にトイズは、技を数発当てれば勝ち。

 連続技ならさらに確実だ。

 これを逆転するのは無理………誰もがそう思っていた。

 ……愛名達以外は!

 菜射は、幸果は、信じていた。
 ただ、愛名の勝利を!

 愛名は、信じていた。
 仲間とやってきた全ての時間を。

 自分自身の持っている力を!

 私は、全てを勝ち取れるっ!!!

 
         第31回につづく。

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『HEROMAN(ヒーローマン)』2話。

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『HEROMAN(ヒーローマン)』 2話
 「ど、どうしよう~!」
 うむ、力を手に入れた少年は一度は悩むモノです!
 王道っ!

 それはそうと、先生のデザインが妙に好きです。
 声も進藤尚美さんですしねっ!

 だがしかし、リナ可愛さはそれ以上に素晴らしい。
 チアリーダー良いです!

 そんな中、攻め込んでくる宇宙人!

 警官を吹っ飛ばすシーンは、本来ならあの流れで警官が殺されて、それで場がパニックになるって流れが自然だとは思うのですが・・・・・・夕方アニメではなかなか難しいですよね・・・。

 実際爆発はしてても人死に描写は無いですし。
 どう考えても死人出てると思うんですけど・・・・・どうなんでしょう?
 これからも死の描写が無いとなると、ちょっと軽い印象になってしまう気もしますが、それが無くても違う方面で緊迫感を出せるのならば、それもまた良し、ってことで。

 それはそれとして。

 宇宙人との通信が成功したせいで侵略されるってのは、考えてみればありえる話なのですが、宇宙に夢をはせたデントン先生の気持ちを考えると切ないですよ・・・・。

 けどそれでも、
 「これは、私の責任だ・・・!」
 とジョーイを守ろうとするのは素敵でした!

 そして・・・!
 「ヒーローマーーーーン・・・エンゲーーージ!」
 ザ・ヒーロー登場!

 ここからの大活躍は純粋に気持ち良かったです!

 映像的にも見ごたえありましたし!

 身体を張ってリナを守るジョーイもナイス!
 正義とは力では無い!心だっ!

 リナの

 「ううん!それは違うわジョーイ・・・・・あなたたちがヒーローよ!」

 はグッときましたし、ラストに敵母船(?)登場で次回への期待も満載の良い出来でした! 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・一言感想。

『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』 2話
 水を飲んだ三橋の腹のたぷんたぷん具合が凄い好きでした(笑
 あと、阿部良く耐えた!そして大地は愛すべきバカで良いですね。
 コールド狙いは、改めて凄い事するなぁ・・・と。
 理にはかなってるんですけどね。


『会長はメイド様!』 2話
 う~ん・・・・男子が基本バカ過ぎる・・・。まあ、そことの対比で碓氷を際立たせたいのも解るのですが、あの流れで「会長も悪い」みたいな空気はちょっと理不尽な気がするなぁ・・・と。
 明らかに男子がバカなのが悪いのですし。
 とはいえ、全体的には良い出来なのですけどね、作画も好きですし。総作監 音地さんっ!
 あと、妹の棒読みっぽいくしゃみが凄い好きでした。
 ・・・って、メイド喫茶の店長30歳!?なんと言う童顔なんですか・・・・!可愛いぞ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・あとは・・・・堀江由衣さんのセイユーヤングを聴きました!

 動画の堀江さんがなんたる可愛さなのかとっっ!!

 にしても、あんなにもセクシーにならないのはむしろ才能ですよね(笑
 まあ、その分キュートさが半端無いので良いのですが!

 あと、食事しているのは意外とレアシーンだと思ったりしたのでした。


 ・・・ただ、今日は厳しかったなぁ・・・堀江さんの番組を見つつ、テレビでは「おお振り」「メイド様」が有って、さらには毎週聞いてるナイナイのオールナイトを、曲やCMをカットしつつ録音・・・・正直、テレビはあまり見れてなかったので、「メイド様」は番組終わってからもっかい録画したのを見ましたよ。

 ・・・けど、来週も同じような状況で桑島さんの番組有るんですよね・・・さらに、そこへ「ノイタミナ」の新番組が重なるハズ・・・・・どうしたものかなぁ・・・。

 まあ、頑張ろう。

   
    なんて言いつつ本日はこれにて。 


     オリジナル小説も更新中。
     今日明日くらいが一番盛り上がる場面です。

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オリジナル小説『私イズム!』第29回。

第28回はこちら。


第八章

[ラスボスは、卑怯なくらい強いのが丁度良い] その4


(開幕から攻めます!)

 チココは[立ち強攻撃]を出す!
 あまり出の早い技ではないが、対トイズの場合は、トイズの[立ち中攻撃]と[しゃがみ中攻撃]以外には勝てる選択肢だ。

 しかもその二つは食らってもダメージは小さく、追撃も入らない。
 だが、それ以外の技を出してくれば、[立ち強攻撃]がカウンターヒットして追撃が入る!

 対トイズ時にのみ通用する、ローリスクハイリターン行動!

 これも、徹底したキャラ対策の賜物だった。

 しかし、トイズは読み合いを避けて空中バックダッシュで後方へ逃げる。

「もう…!」

 愛名はそれを追いかけるが、トイズは[精密射撃]を狙っていた!

 ダッシュかジャンプかの二択勝負!
 愛名はダッシュを選択!

 ……と見せかけて、ギリギリまで引き付けてジャンプ!

 トイズの選択は正面への攻撃[角度C]!

 ジャンプしたチココの足元をかする様に飛ぶ弾丸をギリギリで避けて、そのまま射撃の隙へとジャンプ攻撃!

(良し…!)

 そこから地上連続技へと繋ぎ、[モースト]を絡めた最大連続技を叩き込む!
 あの時ゲーセンで決めたものよりも進化していて、僅かにダメージが高くなっている。

 三割五分のダメージを奪う!

「おおっとぉ!まずは先手を取ったのはチココだ!」

 連続技が空中で終わったので、さらに着地の攻防!

 先に着地したチココが、トイズの落下を攻める!

 それを避けようと、空中で前方ダッシュして、チココの背後に回ろうとするトイズ。

 チココはそれを読んでジャンプする!

 迫って来る形になったトイズに、出の早い[ジャンプ弱攻撃]を当て、そこから再び空中連続技!
 しかし、ダメージはあまり稼げず、一割半ほど。

 だが、合計で五割奪った事になる!

(…このアドバンテージ、かなり大きいです!)

 トイズは、基本「待ち」が強いキャラだ。

 けれど、タイムアップの瞬間に残り体力多い方が勝つこのゲームでは、リードを奪われては攻めない訳には行かなくなる。

 するとそこには隙が生まれる!

 だからこそ愛名は、多少危険を冒してでもダメージを稼ぎたかったのだ。
 そしてそれは成功した。

 今、状況はかなり愛名に有利だと言える!

「さあ、トイズは厳しくなってきた!何とか攻め込んで逆転できるか!」

 実況の声が響く中、トイズは慌てない。

 まだまだ時間は有る。

 落ち着いて、遠くからの牽制、と言う得意のパターンでじわりじわりと待ちながら攻める。

 細かい牽制が何発かヒットし、体力を二割強奪われるチココ。

「まだ、大丈夫……!」

 このまま優位な状況を保てば……!
 その考えが、一瞬の油断!

 トイズの[特殊弾装填]!

「…っ!いけない……!」

 油断を見逃さないトイズの行動。
 愛名は慌ててダッシュ!

(間に合って…!)

 [特殊弾装填]の隙は大きい、今からでもダッシュすれば――――!

 ダッシュから、出の早い[弱攻撃]を出して連続技を狙う愛名チココ!
 が、次の瞬間!
 トイズの無敵技[ガンアッパー]が炸裂!

「あっ…!」

 ダッシュは間に合わず、カウンターで食らってしまう!

「おっとーー!これはトイズに大チャンスが来たぁぁぁーーー!」

 [ガンアッパー]はカウンターで決まると、かなりの時間的優位を持って起き攻めを仕掛けられる状況になるのだ。

 しかも、トイズは[特殊弾装填]済み!

 ダウンしているチココに近付いて、[角度A]!

 このタイミングは、中・下段同時攻撃でガード不能!
 なす術も無く食らってしまうチココ。

 そのまま連続技!

 [モースト]と[ゲージ技]を両方絡めた強烈連続技で、チココの体力は一気に五割奪われる!

 今までのダメージと合わせて合計七割強。
 残りは、二割半程度しかない!

「くっ……!」

「さあ、状況は一気に逆転!トイズは落ち着いて待ちの体制に入った!今度はチココがこれを攻め崩せるか!」

 愛名は残り時間を確認する。
 さっきまで自分が時間を使って戦っていたのが、ここへ来て裏目に出た。

 残りタイムは30カウント。

 約二秒で1カウントなので、一分弱と言ったところだ。

 決して逆転が不可能な時間ではない!

(落ちつくのよ愛名!まだ、諦めるのも焦るのも早すぎる!)

 慎重かつ大胆に攻めて、ダメージを奪う……!
 愛名はそう腹を決めて、攻めて出る!

 しかし、トイズは連続技の後に再び[特殊弾装填]を済ませている。

 [角度A]で壁をつくり、[角度D]で広範囲に攻撃を仕掛けながら、巧みに[特殊弾装填]の状態をキープする。

「…………!!」

「チココ厳しい!なかなか攻め手が見つからない!だが、時間は無常に過ぎていくぅーー!」

 時間は無常に過ぎて、残りカウントは15!

(……もう、行くしかない……!)

 愛名は覚悟を決めてダッシュ!
 足払いを出せば、[角度A]を食らいながらでもダウンを奪えるし、[角度C]は潜れる!
 あとは出すタイミングさえ間違えなければ……!

「……ここ!」

 ベストだと思った。

 このタイミングなら!と。

 しかし………

「あ~っと!ここでトイズは…[角度D]だぁーー!」

 [角度D]…斜め下に弾丸を発射する[角度D]!

 既に足払いの動作に入っていたチココだが、攻撃判定が出る前に弾丸がカウンターヒット!

「……そんな!」

「ここへ来て、[未来視]が炸裂したぁーーー!これはチココ痛すぎる!」

 愛名は、画面の向こうから、燕の「してやったり」と言う感情が伝わって来たような感覚を味わっていた。

 [角度D]は2ヒットする技ではないので、ダメージはそれ程高くない。

 しかし、カウンターヒットなので、のけぞり時間が長い!

 そこへ追撃の足払いを決められる!

 ダウンしている間にまた距離を離され、残りタイムは6カウント。

「まだ、まだ終わってません…!」

 ゲージが二つ溜まっている…これを絡めた連続技を決められれば…!

「チココ必死に追う!追う!追う!!…が、捉えられない!トイズが巧みに逃げる!」

 しかも逃げながらも、ダメージは小さいがリーチの長い牽制技を細かく当てられ、体力を無駄に削られるしかない愛名。
 そして………

『時間切れ!』

 画面上に無常にもその知らせ。

「タイムア~ップ!1ラウンド目はトイズがうまく立ち回って勝負を決めました!」

 逃げる事は、決して卑怯ではない。

 特に、勝ちが絶対的に必要な状況なら、タイムアップを狙うのも立派な作戦だ。

 それはつまり、追い詰められなかった方が悪いのだ。

 逃げる技術と追う技術。

 優れている方が勝つ、それだけのことだ。

「……もうっ…!」

 悔しさに唇を噛む愛名。

「落ち着け、まだ決まった訳じゃねぇぞ!」
「そうよ!練習を思い出して!」

 菜射と幸果に声をかけられ、冷静さが戻ってくる愛名。

「……ええ、大丈夫です!」

 そう、まだ終わりじゃない!

 次を取る!

 そしてその次も取って、私が勝ちます!

  
        第30回につづく。

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10' 4月8日のアニメ一言感想。(ネタバレあり

『イナズマイレブン』 76話
 緑川の話かな?と思いつつも、新必殺技、連携必殺技の特訓。
 そしてネオジャパン襲来!
 次回、そして今後の展開に対する布石満載の回でした!
 来週が楽しみです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・なんてこったい…水曜日はアニメが一本だけになってしまった・・・。

 もし「イナズマイレブン」が休みの時はどうしたらいいんだろう・・・・。

 アニメ0本の時に書けるネタなんて無いぞ!(笑

 っていうか、今日もどうしたらいいのか・・・・・え~と・・・あ、以前から買う買うと言っていたWiiの「朧村正」を数日前に買いましたよ。

 あまり細かい情報は調べてなかったので、プレイキャラの一人「百姫」の声が沢城 みゆきさんだったので思わぬラッキーでした。

 沢城さんは素敵だにゃ~。

 あと、温泉のグラフィックは意外にエロス。
 あのレベルは任天堂からOKが出るギリギリな気がします。

 まあそれは良いとして、ゲームとしての話をすると、なかなかの面白さです!

 移動が多いのと、敵と遭遇しないと剣が触れないので、新しく手に入れた剣の奥義がすぐ確認できないのはちょい面倒ですが、全体的には動きも気持ち良いですし、難易度も難しい方でプレイしているので、かなりの歯ごたえで良い感じ。

 今のところかなり楽しんでいます!


 あとは・・・・あとは・・・・特に無しです!

 しいて言えば、「スーパースト4」を買うかどうか悩んでるくらいです。

 スティックコントローラーが無いんで、どうしたものかなぁ・・・・と。

 PS2のコントローラーをPS3で使えるようにするモノ買おうかとも思ったのですが・・・ライセンス商品じゃないので、アップデートで使えなくなる可能性を考えると、ちゃんとしたコントローラー買った方が後々良いのかなぁ・・・とか。

 悩みどころです・・・。
 スト4はパットでのプレイがきついのは想像だけでも解るので、スティック必須ですよねぇ・・・。
 う~ん・・・どうしたものか。


     なんて言いつつ、本日はこれにて。
     A&G+の能登さん特番を聴きながら更新・・・癒される・・・。
 
   
      オリジナル小説も更新中。
      この辺りの話が書きたくてこの小説書いたようなもんです。

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オリジナル小説『私イズム!』第28回。

・第27回はこちら。


第八章

[ラスボスは、卑怯なくらい強いのが丁度良い] その3


「ああーーーっと!またしてもぶっぱが噛み合わない!そして隙に連続技!……おおぉぉーーーっと決まったぁーーー!風斬 燕、何とか3タテを防ぎましたぁーーー!」

「「「「「「「「おおおぉおおおおーーーーーーー!!!!」」」」」」」」

 会場が大きく沸く。
 幸果が、ストレートで敗れたのだ!

「……そんな!」

 愛名は愕然と画面を見つめるが、結果は変わらない。

「[ぶっぱクイーン]のぶっぱをことごとくガードしたトイズの読み勝ち![ぶっぱクイーン]の当て感を、[未来視の銃口]の先読み能力が凌駕しました!」

 冷静に勝負を分析する実況の声が響く。

「……ごめんなさい~」

 幸果が謝りながら席を立つ。

「仕方ないさ、アイツ、相当ゆっか姉の動き研究してやがった。あんなにもぶっぱが当たらないのは初めて見たぜ」

 そう、燕の対処は完璧だった。
 本当に、未来が見えているのかと思うほどに。

「次は愛名ちゃんと幸果ちゃんのどっちが行くの~?」

 その言葉に、愛名は我に帰る。

「私が…!」

 自分が先に行けば、負けてもまだ菜射が居る。
 自分は大将の器じゃない。
 そんな思いから出た言葉だった。

 しかし………。

「アタシが行く」

 そう言って、菜射が筐体の前に座った。

「ちょ…ちょっと菜射さん!どうして…!」

 愛名の問い掛けに、笑顔で、しかしその中にも悔しさを覗かせながら、菜射は答える。

「……はっきり言おう、アタシは、燕と相性が凄まじく悪い!」
「……えぇっ!!?」

 そのあまりに堂々とした宣言に、愛名は頭がクラクラするのを感じる。

「今まで何度も戦ったが、勝率は二割も無い……こんな相手は燕だけだ。それぐらいの相性の悪さなんだ」
「そんな……」
「だから愛名……もしもの時のために、お前はしっかり見ていろ!アタシの試合を、そして相手の癖やパターンを出来る限り記憶するんだ!」

「……でも……私…!」

 唐突に降って沸いたような、「大将」と言う重圧に、潰されそうになる愛名。

「…しっかりしろ!」

 菜射の大声に、愛名の身体がビクン!と震える。

「お前なら出来る!何のために今まで努力してきたんだ!」

「………今まで…」

 その言葉に、愛名の脳裏に、映像が浮かんでは消える。

 菜射に出会い、この世界に入り込み、そして、特訓の日々、そんな中感じた友情の暖かさ、家族との関係、自分の存在意義………いろいろな事が思い出される。

 その全てが、格ゲーが無ければ出会えなかった事。

 今自分は、その最高峰に居る。

 自分が相応しいかどうかは問題じゃない……!

 数多くのプレイヤーの夢を打ち抱いて、私は、今、ここに居る…!

『望む物全てを奪い取れ!』

 浮かんだのは、父の言葉。

 そうだ、私は何の為にここに居るの?

 ……勝ち取る為…!

 自分の力で、全てを勝ち取る為に……!

「………いけるな?」

 愛名の目の色が変わったのを、菜射は感じ取る。

「……ええ!安心して負けてくださいっ!」
「……あはは!その意気だ!」

 菜射は豪快に笑いながら、愛名の腕をバンッと叩く。

「けど、アタシだってやるからには勝ちを諦めるつもりは無いぞ。隙があれば確実に勝ちに行く!」
「……はい!」

 そんな二人のやりとりを微笑ましく見ていた幸果も加わり、菜射を応援する。

 しかし――――――

「決着ぅぅぅーーーー!!![ブラックホール]の投げをことごとく跳ね返すその様は、まるでホワイトホールか!……さあ、盛り上がってきました!これで状況は五分!大将戦です!」

 菜射は敗北し、「くそっ!」と一声上げて、席を立つ。

「悪い………後はまかせた…!」

 菜射の手が、愛名の肩に乗せられる。

 愛名は感じていた。

 その手を通じて、自分が今受け取った物を。

 それは、一言で言うと、「想い」。

 ここへ来るまでに積み上げてきた、全てを託された。

 重い……素直にそう思う。

 けど、だからこそ、愛しい。

「愛名ちゃん」

 もう片方の肩に、幸果の手。

 そこからも、伝わってくる。

「……あなたと、ここまで来れて、本当に嬉しいわ」

「幸果さん」

「………でも、どうせなら優勝して、最高の喜びを共有しましょう~!」

 最高の、笑顔。

「………はい!」

 そして、愛名は筐体の前へと座る。

 心臓が激しく脈動する。

 ドクドクドクドクと血の流れる感覚が解る程に研ぎ澄まされた感覚。

 大きく息を吸う。

 少しだけ鼓動が落ち着いた気がする。

 …………緊張している。

 していない筈が無い。

 でも良いんだ。

 これで勝負が決まるんだから、しなきゃ嘘だ。

 それでも、乗り越える。

 幸果さんの為に。

 菜射さんの為に。

 香澄の為に。

 ………父の為に。

 そして何よりも、自分の為に……!!!

 私は、自らのこの手で全てを手に入れるっ!

「さぁぁーーーー盛り上がってきた盛り上がってきたぁぁぁーーー!!!」

 大音量で響く、実況の声。

「『闘演舞』「PWM」全国大会もついに最後の試合だ!泣いても笑ってもこれで決着!全国の格ゲープレイヤーの想いを背負い!今、最後の戦いが始まる!勝つのはどっちだ!勝つのはどっちだ!勝利の女神が微笑みかけるのは、どっちだぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!」
 煽る、煽る。


 空気を、緊張を、歓声を!

「全てをぶつけろ!今までの努力を!研究を!生きてきた全てをこの一瞬に!行くぞ行くぞ行くぞぉぉぉぉぉーーーーー!!!!」

 実況と観客の間で、アイコンタクト。

「勝負……!」

「「「「「「「「開始ぃぃぃぃぃいぃいい!!!!!」」」」」」」」

 震える空気に押されるように、ゲームスタート!

 深呼吸をしながら、愛名はカーソルをチココへ。

 直ぐにボタンを押さずに、そのまましばらく心を落ち着かせる。

 それは相手も同じで、トイズにカーソルを合わせたまましばらく動きが止まる。

 両者が選べば、その時点で試合が始まる。

 このままタイムアップまで、精神集中に使うのも一つの手だ。

 だが……愛名は攻める!

 燕よりも先に、ボタンを押してキャラを決定!

(さあ……私はもう、準備万端ですよ!)

 それをアピールする!

 すると、それに対抗するように、直ぐに燕もキャラを決定する。

「さあ…両者キャラ選択が終了しました…!トイズ対チココ!チココを大将に持ってくると言う「キューティープリティービューティーズ」の戦略がどう出るのか……!」

 先ほどまでとは違い、重厚な雰囲気の実況が響く。

「………ふぅ~……」

 愛名は、一つ息を吐く。

「…………良し!」

 覚悟、完全に完了!

『勝負…開始!』

 戦いが、始まった!

            
         第29回につづく。

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『RAINBOW 二舎六房の七人』『けいおん!!(2期)』1話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


RAINBOW 二舎六房の七人』 1話 新番組
 リアル塀の中へ入ったことの有る阿部譲二さんの原作って事で、多少の脚色は有るでしょうが、時代的には本当にこんな感じだったんだろうなぁ・・・・とか。

 ・・・って言うか、この作品をアニメ化って…日テレ深夜枠は相変わらず半端無いですね・・・。

 ばっちりキャラの年齢出しておいて、未成年の喫煙シーンとか今の時代ではこの枠しかありえないですよ!

 素晴らしいですけれども!

 それはそれとして。

 1話はまだ何か起こったって事も無いのですが、映像の力と声の力でかなり引き込まれました。

 これから彼らがどこへ向かい何を成そうとするのか見届けたいです!

 ・・・しかし・・・小栗 旬さん普通に演技上手いですね・・・。
 とはいえさすがに、今回で言えば小山力也さんの存在感が勝っては居ましたが、違和感なく見れましたし。

 声だけの演技は有る意味、直に演技力が出ると思っているので、若手の俳優さんや女優さんが声優にチャレンジして下手だと、ああ・・・演技の練習とかろくにしないで顔だけで来たんだな・・・とか思ってしまうのですが、逆に声だけでもちゃんと演技が出来ていると、役者としての評価が上がったりします。自分の中で、ですが。

 そういう意味では凄く良かったかと。

 それと、林原さんのナレーションも素敵でした!
 ああいうトーンの演技は最近あまり聞いていなかったのですが、やっぱり純粋に良い声だと好きだなぁ・・・と。
 綾波ともまた違いましたし、さすがです。

 なんにせよ、それほど期待してなかったのですが、とんでもない作品に化ける可能性を感じました。
 これがただの気のせいで終わるのか、それとも本物なのか・・・期待してます!

 
―――――――――――――――――


けいおん!!』 1話 新番組
 来ました今季の大本命!
 「けいおん!」二期ですっ! 
 「!」が二つになるという、「ハヤテのごとく!!」と全く同じスタイル(笑

 まあでもそんな事はどうでもいいのです。

 初っ端から冴える唯のギターテクっ!
 腕ぐるぐる回しは確かに必殺技っぽいです(笑

 そしてOP!

 相変わらずカッコ可愛いです!
 唯の「はっ!」の時のポーズ好き。
 あと、あずにゃんの水着姿はエロ可愛過ぎてずるい。
 ただ、歌詞が何言ってるのかイマイチ解らんですね・・・とはいえ、曲としては凄い好きなのですが!

 そして本編。

 「こ、これは…!・・・・・解り辛いわ」

 なんか、「けいおん!」っぽいノリだ(笑
 懐かし面白い。

 クラス分けを見に行く唯が一人だけ黒タイツなのはフェチ心をくすぐります。
 そして、戻ってきて転んで泣くのは文句無しに可愛い。

 校歌斉唱の場面とかも、ちゃんとキャラの個性出ててさすがに巧いなぁ・・・と。

 そんな中、部長になる事をちょっと考えたあずにゃん可愛い。
 
 不細工な着ぐるみと酷いセンスのチラシのコンボは笑いました!
 完全に怖いレベル!

 ・・・・・んで、
 「だから、けいおん部とブタをかけてね・・・」
 なぜ かける(笑

 あと、勧誘作戦の数々が浅はかっ!
 それで部員が来たらむしろ奇跡っ!

 それはそれとして。

 新歓ライブは、1話からライブシーン炸裂か!?
 ・・・と思ったのですが、スカされました・・・・。

 まあ、楽しみは後に取っておく、って事で。

 それはそうと、新入生が入らないのは妥当というか、安定選択肢だなぁ・・・・と。

 正直、ここへ来ての新メンバー加入は見てる側からしても不安ですし(笑
 良いのではないかと。

 そしてED!
 これまた可愛いし格好良いし!!
 澪のウインクがキュート過ぎた・・・・っっ!!
 否応なしに期待が高まっている中で、しっかりとクオリティ高いものを作ってくるのは見事かと!

 今季も安心して楽しめそうです!

 ・・・・にしても、一期が始まった時はメイン五人の声優さんは、豊崎さん以外あまり知らなかったのですが・・・・・今となってはすっかりメジャーに。
 そう考えるとこの作品はやっぱり凄いなぁ・・・と改めて思うのでした。

 ライブDVD&ブルーレイ…欲しい…!
 DVDとの値段差が1000円なら、ブルーレイですよね。

 お、本編のブルーレイ&DVDも予約開始!
 ・・・・っていうか、9巻まである!? 
 もしかして今回は2クールなんですか!?だとしたら凄い嬉しいですっ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・一言感想。


『聖痕のクェイサー』 13話
 見事なまでのサービス回っ!
 これで修正が・・・!
 DVDで見たい回でした!
 にしても、サーシャは今後もあの感じなんですか!?
 どうなるやら!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・あとは・・・・・・・・・・・・・まあ、無しです!

   
    ではでは、本日はこれにて。


    オリジナル小説も更新中。 
    決勝戦開始です。

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オリジナル小説『私イズム!』第27回。

第26回はこちら。


八章

[ラスボスは、卑怯なくらい強いのが丁度良い] その2


 [チーム圧殺]の先鋒は、幸果たちも今日初めて見る陣悟使いの男だった。

 燕がどこからか連れて来たプレイヤーらしいのだが、その実力は、今日の大会で決勝までの四試合、三分の二近くの勝負はこの男の操る陣梧が勝利を奪っている。

 全国的には無名のプレイヤーだが、決して侮れる相手ではない。

「……私が行くわ~」

 幸果が、進んで先鋒を名乗り出る。
 『闘演舞』では、試合順は、試合毎に自由に変更できる。
 相手キャラに合わせて有利なキャラを選んだりする事も可能で、ゲームの前から既に駆け引きは始まっているのだ。

 ただし、一度筐体の前に座ったら、もうそこから変更は出来ない。

 相手が真っ先に座ったのは、順番を固定にしてあるのだろう。

 先鋒向きのプレイヤー、大将向きのプレイヤーと言うのは確実に存在する。それを活かす事を優先した順番決めも、一つの選択肢だ。

「待って下さい、幸果さんは大将の方が…私が行きます」

 座る前に愛名が引きとめようとするが、幸果はそれを断る。

「相手の手の内が見えないのだから、まずは私が行った方が良いのよ~」
「けど………!」
「……まあ、確かにな…」

 菜射もそれに同意する。

「アタシの陣梧だと、同キャラ対決は手の内が見えない向こうが有利だ。…あっちは、燕がアタシの癖を教えてるかも知れないしな。チココ 対 陣梧はチココが不利だし、無理に危険を冒す必要も無い……つまり、対応力も有って、キャラ的にも若干有利なゆっか姉の宗義が行くのが一番安全なんだ。決勝だし、慎重過ぎるって事は無い……だろ?」

 その言葉に幸果は笑顔で頷き、愛名も納得せざるを得ない。

 両者が筐体前に座ると、会場を緊張感が包む。

 ある種異様な静けさが空間を漂う中、実況の声が響く。

「さあ!いよいよ決勝戦、第一試合を開始します!……それでは……」

 そこで一度言葉を切り、会場全体に目線と動きで合図を送る。

「勝負……」

「「「「「「「開始ぃー!」」」」」」」

 観客が一斉に叫び、同時に押されるスタートボタン!

 『闘演舞』決勝の恒例の儀式だった。
 ゲームの勝負開始の瞬間に、特徴的な掛け声などがある場合は、司会と観客が一斉にそれを叫んでゲームが開始される。
 特に意味が有る訳ではないが、会場の一体感を高めるには役立っている様だ。

 そして始まった第一試合。

 相手の陣梧は、かなりトリッキーに動き回る。

 普通、陣梧はキャラ的にも力押しキャラで、特に「横押し」…つまり、地上戦が得意なキャラだ。
 だが、強引な攻めよりも立ち回りを重視したその陣梧の動きは今まで見たことの無い動きで、幸果も翻弄される。

「……上手い…!」

 思わず菜射の口からそう言葉がこぼれる。
 同じ陣梧使いだからこそ解るその動きのテクニックは、ガン攻めを得意とする菜射とは相容れない物だったが、それでも、上手いと思わせる動きだった。

「勝負、決着!」

 1ラウンド目、決着―――――幸果の、敗北だった。
 会場がざわつく。
 それは幸果が負けた事と、相手の陣梧の動きが衝撃的だったこと、両方へ対するざわめきだった。

 だが、幸果自身は冷静だった。
 まだ1ラウンドを取られただけだ。
 2ラウンド先取なので、次勝って五分にする! 
 この心の切り替えも、強さの秘訣だった。

「ゆっか姉、ぶっぱで暴れよう」
「わかったわ~」

 ラウンドの間に、菜射が幸果にアドバイスをする。

 陣梧使いならではの目線は、有効な助言を生み出す事もできるようだ。

 ちなみに「暴れ」とは、相手の連携の隙間に攻撃を出す事を言う格ゲー用語だ。
 連続ガードにならない攻撃を出された場合、攻撃と攻撃の間で暴れる事によって相手の次の行動を潰すと同時に、反撃でダメージを与える事も出来る。

 逆に攻撃側は、「暴れ潰し」と言われる、相手の「暴れ」に打ち勝てる技を出したり、「暴れ」を読んであえてガードしたり、バクステやジャンプでかわし空振りの隙を付いたりと言った選択肢がある。

 菜射の見立てでは、相手の行動は「暴れ潰し」が多いので、通常技で暴れるよりも、無敵技をぶっぱなして暴れ潰しを狩れ、と言うアドバイスだ。

 そしてそれは的中し、連携を上手く潰した幸果は、そこから怒涛の反撃!

 宗義の強烈な連続技をミスなく決め、そのまま勝利を奪った。

「お~っと!宗義が取り返した!さすが[ぶっぱクイーン]!今日もぶっぱが冴えまくる!」

 これで一対一の五分……勝負は最終ラウンドへと持ち込まれた!

 最終ラウンドは、2ラウンド目にぶっぱで狩られた暴れ潰しを警戒して、ガードを固めがちになる陣梧。

 だが、幸果はそれを読んでダッシュで近寄り、無敵技ではなく投げをぶっぱなす!

 それが見事に決まり、そのまま流れを掴んだ幸果が勝利を奪った。

 にっこりと笑顔を浮かべて振り向いた幸果と、ハイタッチを交わす愛名と菜射。

「決まったぁぁーーー!第一試合は、「キューティープリティービューティーズ」が取りました!」

 実況が叫び、会場が盛り上がる中、「チーム圧殺」の二人目が椅子へと座る。

 それは、愛名がランバトでみた伊臥使い。

 伊臥 対 宗義は、基本的には宗義が有利だと言われている。

 起き攻めが強力な伊臥だが、無敵技が強力な宗義は、他キャラと比べて起き攻めを切り返しやすい。
 逆に伊臥は、起き攻め能力や攻撃力がずば抜けている代わりに、防御的に使える技が少ないので、宗義が強引に押してくると、なかなか主導権を握りづらい。

 とは言え、伊臥の破壊力が消えてなくなるわけではないので、無敵技を読まれて、隙に連続技を決められれば、あっという間に追い込まれてしまう。
 
 つまり、お互いに一つのミスが大ダメージにつながる組み合わせだ。
 
 当然お互いにそれは理解しているので、慎重な試合が展開される。
 
 だが、隙を付き幸果宗義の足払いがヒット!

 相手もなんとかガードで凌ごうとするが、単純だが決まれば大ダメージに繋がる投げと打撃の厳しい二択に、ついにガードを崩され、そこから六割の体力を奪われる!

 さらに起き攻めをくらい、そのまま幸果の勝利。

 2ラウンド目も勢いに乗った幸果が勝利を掴み、あっという間の決着!

「おお~っと!さすが強い幸谷 幸果!このまま3タテで勝負が決まってしまうのか!それとも、意地の逆3タテを見せられるか風斬 燕!」

 先鋒がそのまま3勝して勝負を決まる事を3タテと言う。
 逆に、二人勝ち抜かれた状態から、三人目が三連勝する事を逆3タテと言い、最も盛り上がる展開の一つだ。

「3タテなんて、絶対にさせないの……」

 燕は決意を持って呟く。

 心なしか、いつもよりも堂々としている。

 そして、幸果に強い視線を向けた。

 幸果はそれに気付いて笑顔を向けてくるが、その笑顔の裏には、「負けない」と言う強い意志が感じられた。

 続いて燕は、愛名に視線を送る。

 愛名もそれに気付いて軽く会釈をするが、その視線に何か妙な感情が混じっているような、不思議な感覚を覚えた。

 だが、その答えが出る前に、燕は視線を逸らし筐体の前へと。

 愛名は首をかしげるが、直ぐに気持ちを切り替える。

「………これで、決まるかもしれないんですね……!」

 そう思うと、ドキドキが止まらない。

 自分は役に立てなかったけど、けど幸果さんたちの優勝を間近で見られるだけでも――――――。


 ――――――だが、その想いは打ち砕かれる事となった。


            第28回へつづく。

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『閃光のナイトレイド』1話。

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


閃光のナイトレイド』 1話 新番組
 基本女子向けなのかな?と思いつつも、普通に良い出来で楽しめました。

 序盤はカーアクションも生身アクションもちと物足りなかったのですが、後半、敵に見つかってからの大立ち回りと脱出アクションは好きだったので、どっちを信じたら良いのやら(笑
 
 監督の松本 淳さんは「ペルソナ」の監督で、あと「BLOOD+」で良く名前を見た記憶が・・・やっぱりどちらかと言うと女子受け作品の方向性な感じですが、どちらの作品もクオリティは確実に良かったので、その点では安心な予感です。

 キャストも男性キャストは超安定ですしね。

 あとはストーリーがどう転ぶかですが・・・一話だけだとまだ何とも言えないですね・・・。

 特殊能力を持ったスパイの話・・・・・・・・・・・どこかで似たような話を見たこと有るような・・・・なんだっけ・・・・。

 まあ、設定はあくまでも設定に過ぎないので、それを元にして面白く転がってくれればそれで良いのです!

 なんにせよ、見続ける事は確定です!


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・一言感想。


『あにゃまる探偵キルミンずぅ』 26話
 なんか今回凄い面白かったです!シリアス展開もいけますね・・・。
 まあ、基本はたけし城か筋肉番付かドアーズか、って感じでしたけど(笑
 タマオがまさかのクジャクは驚きました!


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・『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』25話はお休みでした。


・あとは・・・あ、「超A&G+」の特番見ましたよ!

 水樹奈々さん面白可愛かったですっ!

 っていうか、スポンサー付いてましたね・・・デジタルラジオでスポンサー付いてるのって珍しい(笑

 超ラジガールズとかもスポンサー付けようと思えば付きそうな気がしますが・・・どうなんでしょう?

 それはそれとして。

 その二時間前に放送していた、阿澄佳奈さんの新番組も見ました!

 阿澄さんの単独一時間番組(動画付き)!
 これは素晴らしいですね・・・・!

 隔週らしいので、見逃した方は来週の月曜夜11時をチェック!

 毎回見よう、と心に決めたのでした。

 木曜日には豊崎愛生さんの新番組も始まりますし、やってくれます文化放送!


        なんて言いつつ本日はこれにて。

 
      オリジナル小説も更新中。いよいよ最終章です。

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オリジナル小説『私イズム!』第26回。

第25回はこちら。


八章

[ラスボスは、卑怯なくらい強いのが丁度良い] その1


「第九回『闘演舞』………「PWM」全国大会…決勝戦を開始します!」

 照明の落とされた薄暗い会場に、司会の叫びが響く!

「「「「「うぉおぉおぉおぉぉぉおぉーーーーーーーー!!!!」」」」」

 観客の熱気も最高潮に跳ね上がり、会場を揺らす程の大歓声!

「全国から、熱狂!熾烈!過酷な予選を勝ち抜き、運と実力と努力!その全てを駆使して勝ち上がってきた、選ばれし精鋭達は今!最後の二チームにまで絞られた!……それは、こいつらだぁぁぁぁーーーーー!!!」

 バッ!と会場の一角にスポットライトが当てられる。
 そこは、会場の奥へと繋がる通路の入り口。

「まず最初に姿を見せるのは……!『チーム圧殺』――――――――!!」

 紹介と同時に入場してきたのは、風斬 燕率いる「チーム圧殺」。

 その名の通り、圧倒的な力で対戦相手を押しつぶしての決勝進出だ。

「そしてもう1チームは……!「PWM」全国大会個人戦優勝の幸谷 幸果率いる、「キューティープリティービューティーズ」―――!」

 呼び込まれ入場するのは、幸果、菜射、そして愛名。
  愛名は緊張も有って負け続けていたが、幸果と菜射の快進撃で決勝まで上がってきた。

 ちなみに「キューティープリティービューティーズ」と言うチーム名は幸果が独断で決めた。
 菜射は最後の最後まで抵抗し、愛名でさえも「その名前はちょっと……」と引き気味だったが、幸果の「もうこの名前でエントリーしちゃった~!」と言う言葉に、引き返せない事を知り、一時期テンションが凄まじく下がったりもした。

 菜射は入場の最中にも、「その名前を叫ぶなぁー!」と顔を真っ赤にしていたが、その声は歓声にかき消された。

 そして、メインステージに役者が揃う。

 照明が戻され、周囲は明るさを取り戻す。

 メインステージの上には、筐体がハの字型に二台。

 そして大きなモニター。

 ゲーセンのランバトと基本的には同じだが、モニターの大きさが段違いだった。
 なにせ、千人収容可能な会場の端々にまで映像を届けなければならないのだから。
 しかし、実際にプレイヤーが見るのは普段と同じ筐体。

 競われるのは、純粋に実力のみだ。

「さてそれでは、出場プレイヤーにインタビューをしてみたいと思います!」

 司会が、幸果達にマイクを向ける。

「さて幸谷さん、女性でありながら、個人戦と団体戦の二冠に手が届く所まで来ているわけですが、どうですか?」

「そうですね~がんばります~」

「今回チームメイトを女性だけで固めたのは何か理由があるのですか?」

「特に理由はないですよ~?一緒にやりたいと思った人たちが女の子だっただけです~」

「なるほど、けど、やっぱり女性だけだと大変じゃないですか?」

 その後も司会は、幸果たちが女性である事をことさらに強調してくる。
 確かに、格ゲー業界で女性は少数派だ。

 ゆえに、その部分を取り上げて話題を盛り上げたいと言う意図は決して間違っては居ないだろう。

 だが、愛名はなんだか少しイライラしていた。

 確かに自分も最初は、「女性なのに優勝なんて凄い」と幸果のことを思っていた。
 けれど、実際に本人に触れて、側に居てわかったことは、男も女も、性別なんて関係無く、ただこのゲームが好きと言う想い。

 そして、この大会の為に努力を積み重ねてきたと言う事実。

 それだけだ。

 だから、女性である事をあまりにも強調されるのは、なんだか、いちプレイヤーとして認められていないような、そんな感覚にさいなまれてしまう。

「そうですか、では、あなたはどうですか?女性ならではの苦労などは」

 今度は、菜射に話を振る司会。

「いや、別に女だからどうこうって事も無いっス」

 菜射も同じ気持ちな様で、少しいらだちが言葉に出ていた。

「では、お嬢さんはどうですか?可愛い女の子なのに格ゲーなんて…みたいな葛藤とか無かったですか?」

 自分に振られたその言葉に、愛名は今までの出来事が一瞬で脳裏を駆け抜けた。

 そんなんじゃない………!

 女だからとか、そんなんじゃない………!

 私は一人の人間として、そしてプレイヤーとして……!

「………あの?」

 なかなか答えが返ってこない愛名に、司会がもう一度問いかける。

 愛名は、向けられたマイクをバッ!と奪い取り、叫んだ。

「…私達が見せたいのは!外見でも、性別でも有りません!……ただ一つ…実力だけです!だから、勝ちます!格ゲーに、男も女も関係ないって!勝って、証明して見せます!」

 その唐突な叫びに、会場は一瞬沈黙したが、次の瞬間………

「「「「「「うぉぉぉおおぉおおぉおおおおおおぉおぉおおおおーーーーー!!!!」」」」」」

 会場を、この日一番の歓声が包みこんだ。

 愛名は、その声と、自分の行動に驚いたが、幸果の笑顔と、菜射の「よく言った!」とばかりに立てられた親指に、少し誇らしい気持ちになった。
 
 そして、試合が始まる――――――

        
       第27回につづく。

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『ハートキャッチプリキュア!』9話!と『リルぷりっ』『ジャイアントキリング』『B型H系』『荒川アンダーザブリッジ』1話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『ハートキャッチプリキュア!』 9話
 「そう言えば、お母さんもメガネかけてて頭良い感じだよね」
 眼鏡=頭が良いの式はいつの時代も健在ですね(笑

 「お花畑で運命の出会いか・・・ベタだけど、良いっ!」
 えりかとコフレの動きと表情がシンクロしてるの面白可愛いです!

 ・・・んで、「トンカツの好きな犬と、テンプラの好きな猫が将棋で対決しました。勝ったのはど~っちだ…」
 ・・・・って答えは!?そのなぞなぞ(?)の答えは!?
 ・・・気になる・・・・!え~と、え~と・・・・・・・解らんっ!そもそもちゃんと答えが有る問題なのだろうか!?
 ・・・・モヤモヤする~~~!!

 ・・・まあそれはそれとして。

 コブラージャ・・・完全に部下にナメられてる気がしますけども!?(笑

 なんて思っていたら・・・・

 「ちゃんと言ってくれないとわかんないよ?」

 この場面のえりか が超絶可愛いっっっっ・・・・!!!!

 そして、つぼみ の過去と両親の愛情に思わず涙が・・・。

 子供なりに気を使って、笑顔で送り出して、けれど一人で泣いて・・・!
 切ない・・・切ないよっ・・・!

 それに両親が気付いて今の幸せが有ると思うと、凄く暖かい気持ちになります・・・!
 良かった・・・・!

 今回はアクションの動きも凄い好きでしたし、本当に幸せな気持ちにさせてくれる素敵な話でした!

 ・・・お、脚本が成田 良美さんですね。
 さすがにこういうのは上手いです・・・!素晴らしき!

 お、DVD予約できるようになってました!
 3話入って、アマゾンなら割引で3000円・・・一話あたり千円ならかなりお得かと!
 特典のポストカードがどんなイラストなのか気になる所です。


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ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ』 1話 新番組
 久々に森脇真琴さん監督作品っ!!

 なのですが・・・・・・楽しみにしていたのですが・・・・え~と・・・・どう言えばいいかな・・・本来なら、あんまりこういう事は言いたくないのですが、あえて全くオブラートに包まずに言ってみようかと思います。

 メイン三人の声が最低です。

 酷い。ここまで酷いのは本当に久しぶりの酷さです。

 見事なまでに作品の面白さを殺しまくりで何一つとして良い所のないドヘタクソです。

 本当にもう、ハロプロはいいかげんにアニメの声優やらせてアイドルを売ろうとするのやめてくださいよ。
 「きらり」と「委員長」が成功したからって、なんでもやらせればいいってもんじゃないですよ。

 その二人が成功したのは、それでもそれなりに演技が出来ていたからであって、下手でも何でも声優やらせれば小さい子に人気出るだろう、ってのは、子供に対しても声優と言う仕事に対しても酷い侮辱だと思います。

 一応言っときますが、別に自分は、本職の声優さんじゃなきゃイヤだ、って言ってる訳では無いです。
 上手ければ本職じゃなくても問題無いのです。

 あからさまに下手だから嫌なのです。

 そもそも、同じグループのメンバーを無理矢理ねじ込んだキャスティングなので、キャラに声が合っている訳でも無いし、ちゃんとキャラを演じられていないので、キャラが映って無くて声だけ聞こえるような場面では、誰が話しているのかさっぱり理解出来ないというダメっぷり。
 これは、声に特徴が有るとか無いとか言う以前の問題で、本職の声優さんなら、僅かなセリフでも、そのキャラが可愛いキャラなのか強気なキャラなのかおっとりしたキャラなのかを演じ分けられるので、声質だけで誰か解らなくても、喋り方で判断できる様になっている訳です。

 そもそも、地声が普通でも、キャラに合わせて声を作るのが声優と言う仕事ですし。

 そのどちらも出来ていないからこそ、このキャスティングはダメなのです。

 声を付けるってのは、ただ絵に合わせて喋れば良いって事では無くて、そのキャラをどう理解してどう表現するかって事なのです。

 ・・・・・まあこんな事をぐだぐだ言っても仕方ないのですが、なによりも、面白いはずの場面が声のせいでつまらなくなっているのだけはもう悲しいです。

 これから先もずっと、森脇真琴さんのセンスが声に殺され続けるのかと思うと泣きたいです。

 ・・・・それでも、森脇真琴さんを応援する意味で見続けますけどね。
 「マイメロ」でも、「銀魂」でも、「ささめきこと」でも森脇さんの映像には本当に楽しませていただいていたので、声のダメさをカバーするほどの何かを見せてくれると信じたい。
 ・・・・・・ただ、どんな素晴らしささえもぶち壊すレベルの酷さなんですよねぇ・・・・・せめて、少しでも成長してくれますように・・・・・っていうか、やる気が有るなら成長しなきゃ嘘だ。

 ・・・・・・・・・はぁ・・・・・切ない・・・・虚しい・・・・。


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GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』 1話 新番組
 原作は未読ですが、サッカーを扱った作品なのに、プレイヤーでは無く監督をメインに、ってのは面白いなぁ・・・と。
 一話はまだ、主人公のなんとなくの凄さと、担当チームの現状を説明するだけでは有りましたが、今後の展開を期待させるワクワク感を感じました!

 サッカーの動きに微妙に違和感というか、この作品独特の動きを見せているのですが、これは慣れれば逆に面白くなる雰囲気かも。 

 監督が紅優さんなので、かなり良いものに仕上げてくれる予感は有りますしね。
 ・・・・脚本が川瀬さんなのは微妙に不安な気もしますが・・・・原作が有るので変にいじらなければ大丈夫だと信じたい。

 なんにせよ、かなり次回が楽しみな続き方をしたので、二回目で達海(タツミ)がどんな采配を見せてくれるのか楽しみです!


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『B型H系』 1話 新番組
 原作は、ちょこちょこ読んだ事が有るのですが・・・まさかテレビアニメ化とは!

 しかも山田の声が田村 ゆかりさんって!
 物凄い事しますね・・・と思いましたが、やっぱりちょっと漫画に比べたら控え目エロスかも?

 ・・・まあ、さすがにアレをそのままって訳にはいかないですよね・・・・とはいえ、それでも充分アレな感じでは有るのですが(笑

 キャストも相当ツボですし、今後どこまで突っ走ってくれるのか期待しています!

 しかし・・・・この時期だけに、「非実在青少年」のあれが成立されたりしたら真っ先に規制されそうだな、とか思ったのでした(笑
 嫌な時代です。そうならないように頑張りましょう!
 出来る事をコツコツと!


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荒川アンダーザブリッジ』 1話 新番組
 ・・・あはははははは!!!

 これは!これは凄いです!

 大爆笑でしたっっっ!!!

 いやぁ・・・・大好きですよコレ!

 原作の名前は知っていたのですが、どういう作品かいまいち解らなくて手を出していなかったのですが・・・・見事なまでのギャグ作品っ!

 ぶっ飛んだ感じがシャフトの作風ともがっちり噛み合っていて、何とも言えない味を出してます!

 しかも、アニメは素晴らしくテンポが良いので、五分に一回は声を出して笑うくらいに密度が濃くて、しかも間の使い方の絶妙さったらもう!

 またキャストの素晴らしい面々が、見事なまでの味の有る演技でやられっぱなしです。

 神谷さんは本当に不幸キャラが似合いますね!(笑
 しかも、それをちゃんと面白さに変えられる巧さが素敵です。

 真綾さんも、今までにない感じでツボですし、村長の藤原 啓治さんも大好物っ!

 っていうか、HPのキャストのページ見てるだけでワクワクが止まりません。
 なんという豪華キャストなんですか・・・・っ!

 もうこれは一話見ただけで虜です。

 すぐに原作を買いに走りたいくらいですが、アニメを楽しむ為に我慢・・・!

 とにかく、素晴らしく好きでしたっ!
 あとでもっかい見ます!


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・一言感想。

『夢色パティシエール』 26話
 オジョー帝国・・・どっぷり浸かってしまえばわりと楽しそうだ!(笑


『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』 51話
 後半のメイのアクション作画の力の入りっぷりが半端じゃなかったです!
 そして・・・ラストのアルはゾクゾク来ました・・・っ!
 面白いですっ!


『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』 12話 最終回
 う~ん・・・謎残りまくりですね・・・・。
 ただ、ラストのミナ様が格好良く、そしてそこからの可愛いっ!
 なんというか、とにもかくにもミナ様の、そして悠木 碧さんの素敵可愛さが光った作品でした!
 ただ、何か物足りない感じも有り、惜しい作品だったなぁ・・・と。
 けれど、確実に好きでは有りました!お疲れ様でした!


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・あとは・・・あ、『最強武将伝・三国演義』も一応見ましたが・・・・完全に三国志知ってる前提みたいな作りでどうもなぁ・・・とか。
 
 しかし・・・異様に豪華な俳優陣のキャスティングですね・・・。
 さすがにちゃんと演技は出来ているので問題無いですが・・・・そんなところに力入れなくても・・・と言う気もします。
 どちらにしても、テレ東の日曜朝9時半からのアニメではないような・・・・。

 それはそれとして。

 「ケロロ軍曹」の深夜版も見ました。
 モアの体は光ったままでした(笑

 けれど、昼には放送しなかったBパートの「夜のケロロ軍曹」が、見事に深夜仕様の出来で面白かったです!
 
 いきなり夏美の入浴シーンからの、全裸状態で拘束と言う流れは深夜だからこそ!
 「夜の」を付けるとアダルトな雰囲気に、ってのも深夜だからこそな感じですし、これは深夜放送が俄然楽しみになってきました!

 昼には出来ないようなハッチャけた話を期待しています!


・あ、それと「To LOVEる」の18巻限定版を買ったのですが・・・・さすがにちょっと疲れたのでまた後日・・・。   

 ただ一言・・・・OVAの出来が素晴らしかったです・・・!

 単行本の修正をいつも以上の力の入れようで見事なエロスでした!


       なんて言いつつ本日はこれにて。


       オリジナル小説も更新中。

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オリジナル小説『私イズム!』第25回。

第24回はこちら。


第七章

[1ドットでも体力が残っていれば、逆転は可能] その3


「………どうしてここへ?」

「社内でちょっとした噂になっていたぞ……困った事をしてくれたものだ」

 愛名、ちずる、両方へと厳しい視線を向ける影二。

 愛名にとって父は、とにかく厳格な人だった。
 とにかく仕事一筋で、自分にも他人にもとことん厳しい。
 愛名の記憶の中では、仕事をしている以外の姿を見る事の方が少ない程だ。

 余計な事は殆ど話さず、ただそこに存在しているだけで何かを伝えようとする。

 そんな父親だった。

「悪いが、話は途中から聞かせてもらった。………どう収束するかと期待していたが……期待ハズレも甚だしいぞ、我が娘よ」

 全ての会議室は、社長室とモニターで繋がっている。
 同時に開催されるいくつもの会議全てに社長が参加できるようにと作られたシステムだ。
 それを利用して、二人のやりとりを聞いていたのだろう。

「まさかあのような答えだとは……心底愚か、愚かの極みだ」

 影二の表情は、怒りと悲しみと失望と……それらが入り混じったような印象を受けた。

「……そんな事……じゃあ、どうすれば正しかったんですか?母の提案を呑むべきだったって言うんですか?それが「愚か」じゃない答えなんですか?」

 愛名の中に、怒りが湧き出してくる。
 結局そうなんだ…親の言うとおりに生きろって、それが賢いって言いたいんだ…と。

「違う」

「………え?」

 だが、返ってきたのは意外な答え。

「正解が二つしかない、そう思っている時点で、おまえは愚かだというのだ」

 まるで謎かけのような言葉に、愛名は混乱する。

「………どう言う事ですか?いったい何を…?」
「………いいか、良く聴け」

 ため息を吐いてから、一瞬間を作り、影二は言葉を続けた。

「何かを得るために何かを犠牲にする―――――そんなものは、二流のやる事だ!」

 その強い言葉と口調に愛名は一歩後ろに下がる。

「おまえも綾塚なら、私の娘なら!全てを手に入れて見せろ!地位も、名誉も、金も、友人も、夢も、目標も、信頼も、愛情も、勝利も!全てだ!この世で勝ち取れる全てをその手にしろ!その志を魂の根幹に持って生きろ!相手に提示された選択肢などクソくらえだ!人生は二者択一などではない!努力と知略と自分自身の全てで、望む物は何でも手に入れろ!」

「………お父様…」

 初めて聴く、父の強い声。

 自分に、何かを教えてくれようとする、言葉。

 愛名は初めて、父が自分を見てくれたような、不思議な嬉しさを感じていた。

「………お前もだ!ちずる!」

 影二の怒りは、ちずるにも向けられる。

「ゲーム大会を中止にしろと圧力をかけたそうだな……」

 普段では見られない影二の激昂に、ちずるもたじろぐ。

「……そ、それがどうしたというの?何も問題は無いでしょう?」

「馬鹿者がっ!確かに我が社はあの会社に多大な出資をしている、だがな、あの会社はそれによって実績を挙げ、結果を出し、利益を還元している。そんな会社との友好な関係をお前の感情的な理由で潰そうというのか!」

「……けど、あの会社との取引額なんて、うちにとっては微々たる物で、無くなった所で…」

「お前は、私が可能性の無い会社に出資をするとでも思っているのか?あの会社が、十年後、二十年後、今の何十倍の利益を上げる会社となる可能性が無いとでも言うのか?そうなった時に、良好な関係を続けてれば良かった、などと愚かな後悔をしたいのか!私は、全ての可能性を手放さない。手放してから大切だと気付く……そんなものは二流だと知っているからだ!」

 影二の言葉には反論を許さない力があった。

 なによりも、その言葉の正しさには、反論など出来るハズも無かった。

 ちずるは、なにか言葉を捜しているが、何も見つからずに黙り込む。

「愛名、それはお前にも言えることだ」

 そして、再び影二は愛名に向き直る。
 愛名は、自然と背筋が伸びる。

「お前は戦っているつもりかもしれんが、それはただの逃げだ。綾塚を継ぐという重圧から、家族の期待からの逃げ、そして、他の喜びを知ってしまい、そちらを優先したい……そんな気持ちの集合体が、先ほどの答えだ」

 愛名も何か言い返そうとするが、言葉は出ない。

 その通りだと、気付いてしまったから。

 自分は逃げたかったんだと、そう思っていたんだと………。

「……お前は、綾塚と言う物を生まれ持った。それは確かにお前に不自由を強いただろう。だが同時に、権利も与えているのだ。普通の人間なら、一生かかっても手に入れられないほどの莫大な金銭と、羨望を受ける地位を。お前は今、それを手放しても構わないと思っているかもしれない、だが将来、もう一度手にしたいと思ったところで、もう二度と手には入らない…………ならば、抱え続けろ!痛みも悲しみも辛さも、付随する全てと共に抱え続けろ!そして、様々な経験を積み、人生を知り、その上で要らないと判断したならば………その時は、自分の意思で捨てればいい」

「……!あなた!」

 自分の……意志で―――

「…………捨てて…いいんですか?」

「それがお前の意思なら、私が許す」

 ――――――その瞬間、愛名の両の瞳からボロボロと涙がこぼれ始める。 

 心の中の、涙を溜めてあった場所が瓦解したかのように、とめどなく溢れる。

 ――――――認められた――――――!

 初めて、「綾塚の娘」ではなく、一人の「綾塚 愛名」としての意思を、認めてもらえた。

 それが、こんなにも嬉しいなんて………!

 ああそうだったんだ………私は、「私」が欲しかったんだ…。

 「綾塚の娘」ではなく、ただの「私」を必要としてくれる人………その存在が、「私」を作ってくれる………。
 だから、幸果さんたちを、こんなにも強く愛おしく感じるんだ――――――。

 そんな愛名を横目に、ちずるが影二に詰め寄る。

「どういうつもり?そんな事、お爺様達が許すと思っているの?」
「父さん達は関係無い。父さん達の顔色を伺って、娘を不幸にするなど、それこそ不幸な選択だと思わんか?」
「それは……!」
「父さん達が何を言おうと、今この会社を支えているのは間違いなく私とお前だ。気に入らないから追い出すなんて事、出来るはずが無い。そうだろ?もっと自信を持て。お前が居なくては、この会社はまわらんぞ?」
「………そうね、そうよね!……わかったわ、あなたに任せます」

 ちずるは、肩の荷が下りたように、会議室の椅子に深く腰掛けた。

 それを確認して影二が、まだすんすんと鼻を鳴らしている愛名に近寄り、小声で囁く。

「なあ、愛名。私は、全てを手に入れろ、と言ったが、手に入れられなかったものが有る」
「………なんですか?」
「両親との、良好な関係さ……」

 それは、初めて見る父の寂しそうな笑顔。

「偉そうな事を言ったが、二者択一で、私は選んだ……ちずるを」

「………お母様を?」

「そうだ。両親はちずるを嫌っていた。けど私は………どうしても、ちずるに側に居て欲しかったんだ………だから愛名、お前には、両親との良好な関係をも手に入れる、完璧な存在になってくれ。………まあつまり、母さんを嫌わないでやってくれって事だ」

 そう言って、影二は笑顔を見せた。
 とても優しくて、暖かい、そして、どこかお茶目な笑顔…。

 ああ……今日は初めてのお父様がいっぱいだ。

 愛名は、笑顔を返す。

 そして同時に、今まで父と、家と真っ直ぐ向かい合ってこなかった自分を恥じた。

 結局自分は、全てを諦めて、責任を押し付けて、自ら前を向こうとしていなかった。

 そのくせ、恨み言ばかり言って、自分は悪くないと思い込もうとしていた……。

 そんな事で、未来が開けるハズも無かったのに……。

 愛名は、自分の人間としての未熟さを知り、同時に少し成長をしたような、そんな気がしていた。

 
       第26回へつづく。

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『トランスフォーマー』『ジュエルペットてぃんくる』『SDガンダム三国伝』『薄桜鬼』『いちばんうしろの大魔王』1話。

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


TRANSFORMERS ANIMATED』 1話 新番組
 え~と・・・・・OPと本編のクオリティ違い過ぎでしょ!(笑

 HPのトップ絵が意外と残念な感じだったので期待してなかったのですが、OP見たら凄い格好良くて、お、これは!?・・・と思ったら、本編は4:3だしあのクオリティだし!

 本編は海外アニメだけど、OPだけ日本が作ってる、って形でしょうか。

 ・・・んで、内容としては、半ば暴走状態のおもしろ日本語訳と、予告から提供バック、さらにはエンドカードまでずっとしゃべり続けてたのは笑いました!
 そんなの許されるんだ!とさえ思いましたよ!

 ただ、本編が面白いかどうかは・・・・好みとしか言いようがないですが、作画もアニメの楽しみの内だと思っている自分のようなタイプには物足りない感がバリバリでした。
 キャラの掛け合いは面白いので、そういう意味では声優さん好きの側面からは楽しめるとも言えるのですが、総合力として弱いなぁ・・・と。

 とりあえず見続けますが、感想を書くかどうかは微妙です。


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ジュエルペット てぃんくる☆』 1話 新番組
 ジュエルペットのアニメ第二弾・・・なのですが、これはもう一作目は無かったものとして、全く新しい話が一から始まった、って事で良いんですよね?

 一作目は、メイン三人の内二人の声が微妙で、ギャグがツボに入らなくて、敵役のキャラが好きになれなかったので、途中で見るのをやめてしまった訳ですが、今回は大丈夫そうな予感です。

 というか一作目が基本ギャグアニメだったので、今回もそうかと思っていたのですが・・・・これ、違いますね。

 異世界からマスコットキャラ(ジュエルペット)が着て、女の子が魔法を使えるようになって、変身シーンが有って、クラスには無愛想だけど格好良い好きな男の子・・・・・完全に、王道の「少女漫画的 変身魔法少女アニメ」ですね。

 この方向性は、これはこれで有りかと。

 キャラも可愛いですし、変身後の衣装も良い感じ。

 声優さんも豪華でツボ揃いなので、楽しめそうな予感です。

 脚本も島田 満さんですしね。
 
 監督の山本 天志さんは、以前「ななついろ★ドロップス」の監督もやっていたので、魔法少女モノはお手の物でしょうし、安定して楽しめそうな気がします。


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SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors』 1話 新番組
 劉備ガンダム、って響きがなんか凄いツボでした(笑

 ただ、全体的にはガンダムも三国志もそれほど詳しくない身としては、わりと何が何やらな感もあったりするのですが。

 突然師匠が死ぬ展開も、いまいち感情移入出来ないですしねぇ・・・・。

 ネタとしては面白いですし、アニメとしての出来が悪い訳ではないのですが、もひとつ楽しみ切れなかった感も有りで。

 とはいえ、脚本が浦畑さんって事で、面白く仕上げてくれそうな予感もするので、一応見続けます!


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『薄桜鬼』 1話 新番組
 原作がDSの乙女ゲーって事で、新撰組のイケメン大集合なアニメです。

 作画はかなり綺麗ですが、一話を見た限りでは、女子向け要素が強めで、それほど興味を持てる流れでも無かったので、男でも楽しめる展開になるかどうかは今後のストーリー次第かと。

 作画はホント綺麗なんですけどね。

 キャラデザ中島敦子さんの絵をこれだけ再現してる作品も久々ですし。

 ただ、その分動きはちょっと硬い印象だったかも?

 面白格好良い動きと美形を両立して欲しい所ですが・・・・女子向け作品は往々にして動きが犠牲になるのでちょい不安です。


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『いちばんうしろの大魔王』 1話 新番組
 なんというか、ザ・ラノベ!って感じの作品ですね(笑

 個性的っていうかぶっ飛んだキャラ達による小気味良いギャグ含みのセリフの応酬に、エロス&アクション!

 解りやす過ぎる位のザ・ラノベですが、こんなんわりと好きです。

 王道故にとっつき易いですし、気軽に見れてちゃんと楽しい、って意味では見事かと。

 監督が渡部 高志さんなので、魔法の表現やアクションの面白さも見事ですし、かなりの安定感です。

 ・・・ただ、パンチラに規制の入る場面と入らない場面があったのですが・・・何の差でそこは変わるのでしょうか?イマイチピンときませんが・・・・・・まあなんかあるのでしょう。

 それはそうと、物凄い勢いで誤解されて行く主人公はベタですが普通にちょっと笑いました。

 作品のテンポも良いですし、いろんなキャラが出揃って、どんどんドタバタギャグが派手になっていくのを期待しています!
 後半シリアスになってもアクションの面白さで楽しめそうですしね!


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・いやぁ・・・・・・多いっ!
 
 一気に新番組五個は感想書くのも大変ですよ・・・・。

 だがしかし!
 こっから「ケロロ軍曹」の話をする!(笑 

 ついに「ケロロ」もワイド画面に!
 そのせいか、だいぶ雰囲気が変わった気がします。
 まあ、今回の話のテイストってのも大きいとは思うのですが。

 ・・・で、15分に縮まった訳ですが、日曜の深夜には、土曜朝には未放送のBパートも含めた30分版が放送されるようで。
 つまり、土曜朝の放送は、日曜の前半だけ先行放送みたいなモノかも?

 なんにせよ、メインが深夜になる事で、今までよりもハッチャけた話が見れそうで楽しみです!

 とりあえず、朝の放送で光っていたモアの体が深夜だと見れるようになっていたりしないかと密かに期待しています(笑
 
 あと、新EDはなんか凄い好きでした!
 歌も絵も可愛いです。もちっと動いて欲しい気もしないでは無いですが、アレはアレで。


 ・・・って事で、本日の感想終了!

 明日も新番組多いので大変そうですが、自分がやりたくてやってるので頑張ります(笑

         なんて言いつつ、本日はこれにて失礼します。


     オリジナル小説も更新中。
      感動話・・・・なのか?違うかも。

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オリジナル小説『私イズム!』第24回。

第23回はこちら。


第七章

[1ドットでも体力が残っていれば、逆転は可能] その2


「……おととい、買い物に出かけた時に綾塚家の使用人に見つかって、無理矢理ちずる様の元へと連れて行かれたんです」

 しばらく泣いて落ち着いた後、香澄は少しずつ語り始めた。

「凄く問い詰められて……私、絶対に言わない!って思ってんですけど……」

 そこで言葉を詰まらせる香澄。
 けれど、無理に先を促すようなことはせずに、続く言葉を待つ。

「ちずる様はちずる様なりに、母として娘の事を心配していて、だから、何でもいいから聞かせて欲しい、って言われたんです」

 いつもの手だ、と愛名は内心思った。

 常に厳しい母が、たまに凄く優しくなる事があって、それが子供の頃の愛名にはとても嬉しかった。だから、母を嫌いになれなかった。

 けれど、それはただの計算だ、とある日気付いた。

 たまに「優しいフリ」をしてみせる、と言う人心掌握術に過ぎず、そこに本当の優しさ、母の愛は無かったのだ。
 それを知った時の悲しさと切なさ、そして絶望的な気持ちは、今でも愛名の心に影を落としている。

 同時に、母娘の関係すら、計算でしか作れない母が情けなくて不憫だとも思った。

 そんな想いを抱えたままで母との関係が改善出来る筈も無いのだが、どうすれば良いのかわからないまま、もう何年も経ってしまっているのが現状だった。

 だが、何も知らない香澄がそれに騙されてしまうのは、仕方の無い事だと言えるのかもしれない。

「だから私、考えたんです………本当に愛名様の事を愛しているのなら、ちゃんと話せばわかってもらえるんじゃないか…って…」
「それで、大会の事を~?」

「………はい、私はここへ来て、愛名様が本当に一生懸命、自分の為に、友達の為に努力しているのかを知りました。皆さんにとって、その大会がどれだけ大切で、強い想いを向ける価値の有る物なのかを知りました。なにより、愛名様がこんなにも一つの事に打ち込んで、夢中で……楽しそうで……!」

 再び、香澄の瞳から涙がこぼれ始める。
 その瞬間、愛名は、香澄の自分に対する想いを少しでも疑った自分を恥じた。
 その涙が、あまりにも美しくて暖かかったから……。

「本当に娘の事を思うのなら、応援して欲しい。お嬢様が、自分の娘が、家を飛び出してまでやろうとしている事を、認めてあげて欲しい――――――そう、思って、話したんです……なのに………!こんな事になるなんて………!」

 悔しさと後悔が、香澄の涙をさらに溢れさせる。

「……ごめんなさい…!私の勝手な思い込みで、皆様の大事な物を奪ってしまいました……!どんなに謝っても謝りきれません……!…償いにはならないと思いますが、どうか私にお暇を出して下さい。もう私に、お嬢様の側に居る資格は――――」

 ふわっ……と、優しく、愛名は香澄を抱きしめる。

「……お嬢様?」
「…もう、バカね香澄。側に居て仕えて欲しい……いいえ、友達として、一緒に居て欲しいのは、あの家ではあなただけなのよ。なのに、そんな事するもんですか」

 抱きしめながら、そっと頭を撫でる。

「………でも、でも私は…!」
「いいのよ、私の事を想ってしてくれたのでしょう?……なのに…ごめんなさい、痛かった?」

 少し体を離し、赤く腫れてしまっている香澄の頬に手を添える。

「話も聴かずに殴ったりして……私こそ、あなたの主人失格ね。……だから、あなたが辞めたいと言うなら――――」

「そんな!私はずっとお嬢様の側に…!」

「じゃあ、問題無いじゃない?私はあなたに側に居て欲しい、あなたも、側に居たいと想ってくれている………こんな素敵な両想い、手放すなんて考えられないじゃない」

 言って、愛名は笑顔を向ける。

「お嬢様………!ありがとうございます……!」

 再び香澄は涙を流す。
 先ほどとは違う、歓喜の涙を。

「…………けど、大会はどうするのですか?このままでは……」

「―――――大丈夫。私が、自分で決着を付けます…ちゃんと、自分の手で―――」


・・・・・・


 バン!と大きな音を立て、勢い良く会議室の扉が開かれる。
 部屋の中には、スーツに身を包んだ、いかにも高い役職に就いていそうな人々が、十人程度、楕円形の会議机に付いていた。
 年齢は三十代から、定年間近と想われる老人まで様々だが、誰もが驚いた表情で、唐突に入ってきた闖入者を、愛名を見つめていた。

 だが、一人だけ、予想していたかのように動じない人物が居た。
 綾塚ちずる、その人である。
 愛名は真っ直ぐにその前へと向かい、辿り着くと同時に会議机をバン!と叩く。

「…………くだらない圧力を、今すぐにやめて」

 人生で最高に怒りを込めた声を、母に向ける愛名。

「………会議中に入ってくるなんてどういうつもり?そこまで恥知らずになったのかしら?」

 しかし、涼しい顔でそう言い返すちずる。
 それがさらに愛名の怒りを煽る。

「…!恥なんて、幾らでも捨てます!今の私には、恥なんてなんでもありません!友達を悲しませる事に比べればそんなもの!」

 突然の言い争いに、会議室内は騒然とし始める。
 その様子に、ちずるはあからさまに表情を険しくする。

「あなたが恥を捨てるのはあなたの勝手だけれど、私を巻き込むのはお止めなさい」

 常に他人の目を気にしているちずるからすれば、今の状況は耐え難いようだ。

「巻き込む?巻き込むですって?それはこっちのセリフです!私一人の為に、皆を巻き込むのは止めて!幸果さんや菜射さん……ううん、全国のプレイヤー達が、大会の為にどれだけ努力しているか知ってるの?それを………!」

 はぁ……と一つため息を吐き、ちずるは会議室全体に届くように声を響かせる。

「会議は中断するわ!申し訳ないけれど、二人にしてくれるかしら」

 それを聴いて、戸惑っていた社員達はテキパキと部屋を出る。
 元々、居辛さを感じていたのだろう、その行動は早かった。
 バタン……と最後の一人が外からドアを閉めると、部屋には愛名とちずるだけが残る。

「まったく……何をムキになってるのかしら、たかがゲームで」
「……確かに、たかがゲームです。けど、その「たかが」がもたらしてくれる、とっても大切な物を私は知りました。それは、言葉では言い表せないくらいに凄く凄く大事で尊い物よ。だから、私はそれを奪う行為を許さない、あなたを、許さない!」

 かつて無い娘の迫力に、少し気圧されるちずる。
 ……だが、ちずるも会社の副社長という地位で、数々の困難や理不尽と戦ってきた。
 簡単に折れるような心は持っていない。

「そう、別に許してもらおうとは思ってないわ、けれど、大会を中止にするのは考え直しても良いわよ?」

「………条件は?」

 素直に喜ぶほど、母との付き合いは短くない。

「……簡単よ、あなたが家に戻って、二度とゲームをしない事。それだけよ」

「そんな条件、呑むと思ってるの?」

「別に呑まなくても良いわよ?その代わり、大会は中止になるでしょうけど」

「……………っ!」

 もし、言う事を聞けば、きっと大会は開催されるだろう。
 そうすれば、全国の格ゲープレイヤーに悲しい思いをさせなくても済む。

 けど、その場合は幸果たちは大会には出られない。
 一度大会出場の権利を得たプレイヤーは、新たに予選に出場する事は出来ないというルールが有るからだ。

 ………きっと、幸果さん達に相談したら、自分たちはいいから、って言うに決まってる。

 自分たちよりも、大会開催を優先する……そういう人たちなんだ。

 だからこそ、出場させてあげたい。
 でも、でも……………!

「―――――どうしてなの?どうしてそこまでするの!?」

 強い憤りが、言葉となって溢れ出る。

「こんなことまでしなければならない理由はなんなの?」

「そんなの決まってるわ、あなたが、綾塚だからよ」 

「………!そんなの、理由になってない!」

「それはあなたの理屈だわ、私の考えとは違う」

 そんな………!
 綾塚だから?
 この家に生まれた、それだけの理由で、好きな事に打ち込むことも許されないの?

 ――――――だったら――――――

「……そう、じゃあ私………綾塚をやめます」

 自然と、そう口にしていた。

「何を言ってるの?そんな事出来る訳無いじゃない」

 愛名の言葉を鼻で笑う ちずる。
 だが、愛名は本気だった。

「出来るわ。「会社を継がない」そう宣言するだけでいいんです。結局家族全員が、一族経営の存続を望んでいるのでしょう?だったら、私が会社を継がなければ、それで終わりです」

「………本気なの?黙っていればこの会社を継げるのよ?何十億、何百億のお金をあなたの自由に出来るのよ?それを捨てるというの?」

「私は元々、そんなもの望んでいません。だから、いくらでも捨てられます……では、そう言う事で」
 
 背を向けて、部屋を出て行こうとする愛名。

「ちょっと待ちなさい!どこへ行くの?」

「…会社中へ、綾塚 愛名は会社を継がない、そう宣言して回ります」

「やめなさい!そんな事したらどうなるかわかってるの?」

「……わからない…けれど、一つだけ確実なのは、あなた達にとって私の存在が無価値になるって事。それだけで充分です」

 まだ後ろで何か騒いでいるちずるを無視して、ドアへと手をかける。

 なんだ、こんな簡単なことだったんだ……。

 愛名は、今まで背負っていた重い荷物を下ろしたような、すっきりとした気持ちで、ドアを――――――

 カチャ…。

 ――――愛名が開ける前に、ドアが開いた。

「………愚かだな」

 部屋へ入っての第一声をそう呟いたのは、愛名の父、影二だった。


          第25回へつづく。

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『Angel Beats!(エンジェルビーツ)』1話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


Angel Beats!(エンジェルビーツ)』 1話 新番組
 keyのシナリオライター麻枝 准さんの初のオリジナルアニメで、監督が岸 誠二さんで、キャラデザ・総作監に平田雄三さんという凄まじいスタッフ陣で、かなりの期待作な訳ですが・・・・・一話だけだと、まだイマイチ判断できない感じですね…。

 かなりの部分を設定説明に使ってしまっていた感が強くて、でもそれでもまだ解らないことだらけだったりするので、いまいちとっつきが良くないというか…。
 主人公が記憶を失っている設定なので、見ている側も何も解らない状態からのスタート、ってのも理解出来るのですが・・・・

 とりあえず、主人公は天使と色々会話してみれば良いのに、とか普通に考えてしまったり。

 あの天使は、何もしなくても模範的でなければとにかく殺しにかかるような凶悪的な存在なのかどうかが解らないので、戦線メンバーの言う事だけを真に受けていきなり発砲はなんだかピンとこない感じがします。

 まあ、その辺りは今後いろいろ明らかになったり、主人公が思考錯誤したりしていく部分だと思うのですが。

 ライブシーンもちょっと唐突と言うか・・・・・歌自体は良いですが、ライブの魅せ方は偉大な先人たちの作品と比べると、も一つだった気もしますし。
 それに、ボーカルの声は沢城さんなのに、歌声は別の人…ですよね…?
 いやまあ、良く有る事ですが、個人的には沢城さんの歌声が聴きたかったかと。
 
 それと…平田 雄三さんにしてはイマイチ作画が・・・?
 いや、決して悪い出来では無いのですが、なんか物足りないです。
 まあ、まだ一話ですし、いつもの平田さんの絵柄とはだいぶ違うので馴染んで無いってところも大きいとは思うのですが。
 今後こなれて来ればもっと・・・・と期待です。

 ・・・なんかわりとマイナスな感想になった気もしますが、校長室に入る時のハンマーのくだりとかは、いかにも岸 誠二さんっぽいギャグノリと間の使い方で笑いましたし、後半のアクションの魅せ方は好きでしたし、緊迫感からの「肉うどん」もなんか好きでした(笑

 今後面白くなっていく要素はいくらでも有ると思うので、完全に見続けますよ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・「デュラララ!」が休みだったので今日は一本だけです。

 「デュラララ!」の続き気になる!


・あとは・・・あ、「ストライクウィッチーズ」のブルーレイBOXがちょっと欲しい…。

 パンツじゃないモノを高画質で!(笑
 にしても、アマゾンのBOX値下げ率は相変わらずエゲツナイですねぇ・・・。

 ちなみに、「セキレイ」のブルーレイボックスも見つけたのでペタリ。
 続編は7月からだそうで、楽しみです!


    なんて言いつつ、本日はこれにて。


       オリジナル小説も更新中です。
       シリアス展開突入?

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オリジナル小説『私イズム!』第23回。

第22回はこちら。


第七章

[1ドットでも体力が残っていれば、逆転は可能] その1


 そのビルは、とにかく高かった。
 おそらく最上階にはラスボスが居て、負けると同時にガラス窓を突き破るのだろう。
 そして、主人公が一度は手を握り引き上げようとするが、ボスはその手を払いのけ、豪快に笑いながら落ちて行くのだ。
 そんな妄想が自然と沸いてくるような、超高層ビル。
 オフィスビルが立ち並ぶこの一画の中でも、頭二つ抜き出ている。
 そして、このビル全てが、一つの会社の様々な部署だけで埋まっていた。
 つまり、その会社の自社ビルだ。

 それだけでも、この会社の成功度合が想像できると言うものだろう。
 そんなビルの入り口に愛名は足を踏み入れる。

 中はまず広いロビーになっていて、中央に受付が有る。
 いかにも一流企業です、と言う高級感の漂う内装と、社員の佇まい。
 愛名はその雰囲気が好きではなかったが、今はそんなもの気にもならない。
 真っ直ぐに受付へと歩を進め、受付嬢が何かを言う前に、言葉を発する。

「母に会いたいのですが、取り次いで頂けますか?」
「お母様……ですか?」

 受付嬢は、戸惑った表情を見せる。

「そう、母です」
「………その、失礼ですが、お名前を伺っても…」

 と、至極真っ当な質問をしようとしたその瞬間………少し離れた場所に居たもう一人の受付嬢と、受付脇に居た警備員が慌てて愛名に駆け寄ってきた。

「なに言ってるのあなた!」

 もう一人の受付嬢が、最初の受付嬢を怒鳴りつける。

「申し訳ございません!この子はまだ新人ですので、どうかご容赦を!」

 警備員は、腰を九十度に曲げて謝罪する。

「いいえ、構いません。それよりも、母は居ますか?」
「はい!どうぞこちらへ!」

 警備員に案内されて、エレベーターへと乗り込む愛名。
 その後姿を見ながら、最初の受付嬢は眉をひそめる。

「……なんなんですか?誰です?あの子」
「バカ!ちゃんと覚えときなさい!あの子は、次期社長よ!」
「……次期社長………ってことはまさか……!」
「そう、綾塚一族のご令嬢、愛名様よ!」


「こちらでお待ちください」

 警備員に案内された部屋は応接室だった。

「直ぐにお知らせしてまいります」と言い残して警備員は部屋を出て行く。

 愛名はとりあえずソファに腰掛け、待つ。

「………相変わらず、なのね……」

 受付や、警備員の様子を思い出し、愛名は気持ちが重くなるのを感じた。

 明らかに、自分を恐れていた。

 それはつまり、自分の両親や祖父母に対する恐怖の表れ。

 この会社は、愛名の祖父が作り上げた会社で、今や世界八カ国に支店をもつ大企業だ。
 その、あからさまなまでの一族経営は有名で、社長を退いた祖父は今でも会長として強い影響力を持ち、祖母は役員、父が社長、母が副社長と、権力を身内で固めている。
 だが、利益が上がっているという事実がある以上、誰もそれに異論を唱えられないのが現状だ。
 しかし、あまりにも強い権力は、自然と恐怖を生む。
 今や、会社内で綾塚一族に逆らう物は居ない。
 そういう人間は、ことごとく祖父に排除されて来たから。

 完全なる恐怖政治。

 しかもそれを意図的に作っている。

 それが、綾塚のやり方なのだ。
 愛名は、そんな家族が大嫌いだった。
 そのやり方も、それを自分にも強制しようとすることも、耐えられない。
 ・・・・・だが、だからと言って自分に何が出来るというのか・・・・・それは、もうずっとループし続けてきた想いだった。

 コンコン、とノックの音が響き、愛名は思考を現実へと引き戻す。
 入って来たのは……先ほどの警備員だった。

「申し訳ありません愛名様、副社長は現在会議中でして、お会いにならないと……」
「……待ってなどいられません、どこの会議室ですか?」
「いえ、それは……お知らせするわけには……」 

 困った表情を見せる警備員に対して愛名は、罪悪感を抱いたが、それでも今は止まれない。

「教えなさ……教えて下さい!」

 一瞬の迷い。
 なりふり構わずに権力を振りかざし、無理矢理聞き出そうかと、そんな思いが鎌首をもたげたが、それを押し殺す。
 私は、あの人たちとは違う………!

「いえ、それは………出来ません。申し訳ありません」

 しかし、警備員は口を割らない。
 ちずるが、仕事を中断されるのが何より嫌いだと知っているのだろう。
 もしかしたら今も、知らせに行った時に何か言われたのかもしれない。
 それでも、愛名は絶対に止まれない。

「お願いします!……どうか!教えて下さい!」

 愛名は、膝を床に付け、頭を限界まで下げた。
 つまり、土下座。
 愛名にとって人生初の土下座であったが、そこには恥じる気持ちは欠片も無い。
 自分のプライドなど、いくらでも捨てる覚悟はもうここへ来る前にしてきたのだから。

「いえ!そんな!そんな…お止めください!」

 警備員は慌てて止めに入る。
 綾塚家の人間が土下座。
 それは、この会社に勤めている人間にとって、想像すら出来ない事だ。
 だが今、それが目の前で起こっている。

「お願いします!教えて下さい!大事な事なんです!」

 こんな姿を家族が見たら、きっと最大限に罵られる事だろう。
 綾塚として、絶対に他人に弱みを見せるな。
 子供の頃から、脳に直接そう文字を彫られる程に、聞かされた言葉だ。
 けれど、そんな事はもうどうでもいい。

 今はただ――――――

「………わかりました…!頭をお上げ下さい。副社長は、二十七階のC会議室です」

 困惑したままの警備員の言葉に、愛名は顔を上げる。

「ありがとうございます!」

 深く一礼し、急いで部屋を駆け出す。
 その後姿を見ながら、警備員は呟く。

「ありがとう……か。あの子が会社を継いだら、この会社は変わるかもしれないな…」

 愛名は、急いでエレベーターに飛び乗り、二十七階のボタンを押す。
 移動の時間が一秒でも惜しい。
 けれど、待つしかない。
 その間、愛名は思い出していた。
 つい一時間前に聞いた、衝撃の事実を――――――


…………


「「………ええぇぇええーーーーーーーー!!!」」

 聴いた愛名と菜射の驚きの声がシンクロした。 

「そ、そんな!中止って!どうしてですか?」
「そうだよ!大会三日前だぜ?急にそんな事って有るかよ!」

 詳しい話を聞きだそうと、幸果に詰め寄る。

「その……『闘演舞』を主催している会社の役員さんと私の両親が知り合いで、昨日家に来たの。そこで、私が『闘演舞』の話を聴いたら……その、大きな取引先から圧力がかかって、下手すると中止に追い込まれるかもって……今は何とか抵抗してるけど、どうなるかわからないみたい…」

「なんだよそれ!どう言う事だよ!」

「どこなんですか?!その取引先って!」

「…………………」

 幸果は言葉を詰まらせる。
 その仕種に、愛名は何かを感じ取り、一つの考えが浮かぶ。

「………まさか…!」

「……そう、言いにくいけど、愛名ちゃん、あなたの家の会社よ」

「……………………そんな……!」

 愛名は、あまりの衝撃によろよろと後ろへ下がり、置いてあったソファーにぶつかり、体勢を崩す。
 とっさに菜射が手を伸ばし体を支えるが、愛名はそのまま床へ座り込む。

「どうして…?私、大会の事は一言も言わなかったのに……!」

 何故、知られてしまったのか………。
 と、その時…ガシャン!と大きな音が耳を衝いた。
 香澄が、来客用にと運んできたコップとお菓子を、お盆ごと落としたのだ。

「………香澄?」

 ――――なにか、様子がおかしい。

 その表情は青ざめていて、体もカタカタと震えている。

「……す…すいませんお嬢様!幸果様!菜射様!全て、私の責任です!」

 弾ける様にそう叫んだかと思うと、床に頭をこすり付けるような深い土下座を見せる香澄。

「まさか…そうなの?香澄?……あなたが、話したの?」

 信じられない、信じたくない。
 けれど、確認せずには居られない。

 その愛名の言葉に香澄は………「はい…!」と声を絞り出した。

「おまえ…!」

 叫びながら菜射が飛び掛ろうとするが、それより一瞬早く愛名が飛び出し、香澄の頬をおもいきり叩いた。

 愛名は今、初めて人を殴った。

 そうしなければ、気がすまなかった。

 感情を抑えられなかった。

「……どうして!どうしてよ!あなたの事信頼してたのに!どうして裏切ったの?!……最初から、私の事を報告するつもりで付いて来たのね!」

「違います!それは違います!お願いします!話を聞いて下さい!」

「うるさいっ!もうあなたなんか………!」

「愛名ちゃん!」

 もう一度、香澄を殴ろうと振り下ろした愛名の手は……香澄の前に割って入った幸果の頬を赤く染めた……!

「………っ!幸果さん…!どうして!」

 急速に、興奮が冷めていく。

「落ち着いて、よく見て」

 そう促されて香澄を見ると……泣いていた。
 とてもとても悲しそうに、悔しそうに、謝るように、ボロボロと泣いていた。

「今、この子を殴ってはいけないわ。きっと後で傷付くのはあなたの心の方よ。だから、ね?」

 愛名の頭の中を様々な言葉が駆け巡ったが……ただ一言、「…はい」と呟きその手を収めた。

 部屋には、香澄の子供のような泣き声だけが響いていた…。

    
         第24回につづく。

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『HEROMAN』・『おお振り 二期』・『会長はメイド様!』一話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


HEROMAN(ヒーローマン)』 1話 新番組
 原作が、「スパイダーマン」や「X-MEN」のスタン・リーさんって事で「ヒーローマン」って直球ネーミングやロボデザインにアメコミっぽい空気が有ったりしますが、アニメの出来としては純粋ジャパ二メーションで、いかにもボンズらしい雰囲気でかなり好きでした!

 ストーリーも、キャラの人間関係を見せつつアクションの見せ場もあって、続きを期待させるワクワクもありで、理想的な第一話だったなぁ・・・と。

 作画も好きでしたし、キャラもいい感じで、一話としては文句無しでした!

 細かいツッコミどころは有りましたが、まあ些細な事です。

 キャストも、主役とヒロインが全然名前聞いたこと無い方で、しかもジョーイ役の小松さんは本職の声優さんでは無いって事も知っていたのでちょっと不安だったのですが、声も演技も好きな感じだったので問題無しです!
 小見川 千明さんと同じ事務所だそうなので、同じように面白い役者さんであると良いなぁ、と。

 なんにせよ、かなりの期待作で有る事は間違いないです!

 王道の少年成長物語(+ロボ)を見せてくれそうな予感です!


――――――――――――


おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』 1話 新番組
 思いっきり途中から始まりましたアニメ二期!
 まあ、ついこの前まで再放送やっていたので、その流れでって事なのだとは思うのですが。

 なんにせよ、前作に続きOPからまた熱いなぁ…!

 ああいうド直球 青春高校野球を見せられると、どうしても胸が熱くなります…!

 本編もさすがの出来で、もう何の心配もなく楽しめます!

 とりあえず、今回から登場のチア二人がいい感じに可愛くて良いです。
 
 あと、サッカーの動きが意外と本格的で笑いました(笑
 野球アニメなのに!

 と同時に、3メートル離れた場所を、同じ動きをしながら付いてくる三橋が面白可愛いな!と。

 基本的には原作を読んでいるので、先の展開にワクワクって事は無いですが、音と動きと音楽で素晴らしく盛り上がった前作が大好物だったので、また面白いものに仕上げてくれると思うと楽しみです!

 たぶん、美丞大狭山との試合までやると思うので、あのシーンをアニメで見たい!
 ・・・・・どのシーンか書きたいけど、原作未読の人には酷いネタバレになるので止め。

 ともかく、今から半年だと夏の暑い時期に丁度試合が最高に盛り上がると思うので、その時を待ってます!


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会長はメイド様!』 1話 新番組
 原作は、名前は知っていましたが少女漫画って事もあり手が出しにくくて未読だったのですが、監督が桜井 弘明さんな時点でもう面白可愛いコメディアニメになるのは予想できたので楽しみにしていたのですが・・・・・

 予想以上に面白いっ!

 しかも、基本は女子向けだとは思うのですが、女性キャストの凄まじさと、メイドカフェの面々の素晴らしさは完全に男も楽しめる仕様に・・・!
 
 いやもう本当に、女性キャスト陣ツボすぎるでしょう・・・。
 
 主演の藤村 歩さんに始まり、花澤香菜さん、小林ゆう さん、豊崎愛生さんに植田佳奈さんに阿澄佳奈さんに伊瀬茉莉也さんに!
 どんだけですか!どんだけなんですか!
 あと儀部さんが居たのもツボですし!さらには川澄さんまで!

 これだけでも見る価値確実に有りますが、アニメとしてもとにかくテンポが良くて作画も綺麗で、所々に入る桜井監督らしいギャグが見事に笑えますし、隙無しの出来!

 ストーリーがどこへ向かうのかによってまた違ってきそうではありますが、この感じが続くのなら相当好きな作品になりそうです!

 メイド服のパターンが一つだけじゃないのも細かいこだわりで素敵でしたし!

 っていうか、一話はコンテが桜井監督で演出が池畠 隆史さんって・・・そりゃあ面白いでしょうともさ!
 素晴らしき!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・昨日のヒット数が700超え・・・相変わらずイナズマイレブンは凄いなぁ・・・。


・先週までの木曜アニメが全部終わったので、全部新作でした。

 けれど、全部面白かったので、これから木曜は楽しみです。

 さてさて、いよいよ始まった新番組!

 チェックするのも大変ですが、それもまた面白っ!って事で。


       ではでは、本日はこれにて失礼します。


    オリジナル小説も更新中。
    今回はボーナスステージです。
    ここからシリアスが続くので、その前にはっちゃけを・・・と。
    なので、長いですが一回で更新です。二つに分けるほどのアレでも無いので(笑

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オリジナル小説『私イズム!』第22回。

第21回はこちら。


第6・5章

[車とか牛をボッコボコにしないタイプのボーナスステージ]
 

「あれっ?今のって詐欺飛びになってるんですか?」
「おう、名付けて菜射式!開発者は当然アタシ。パターンを組んだから、足払いからだったら全部最速でOKの便利詐欺飛びになっております・・・って言っても、起き上がりが遅いキャラにはちょっとレシピ変えにゃあいかんけどね」

 予選を突破して決勝に向けての特訓を重ねる愛名たち。
 今は、愛名と菜射の二人で、真剣ながらもどこか和やかな対戦風景が繰り広げ足られていた。

「あ~…また負けました…」
「やっぱり、課題は中段の対処だな、ちゃんと相手の動きを見ないと。モーションを見てから立てるようになれば理想だな」

 会話をしながら、菜射は傍に置いていたペットボトルに手を伸ばす。
 しかし、中身はもう空で、わずかに残った水滴がかすかに揺れるのみだ。

「あ、私、持ってきます」

 それを見て、愛名は冷蔵庫に向かおうと立ちあがろうとした……のだが、足がもつれて、体勢を崩してしまう!

「きゃあ!」
「…危ない!」

 とっさに菜射は手を伸ばし、愛名を支える。
 倒れた方向がちょうど菜射の方だったことも手伝って、倒れる直前でしっかりと支えることができた。

「あ、ありがとうございま……す」

 愛名は慌てて顔を上げてお礼を言うが、その眼前に、菜射の顔が…。
 あと少し近づけば、唇に触れてしまうのではないか……そんな間近な距離に、ドキっと心臓が高鳴り、頬が赤く染まるのを感じた。

「いや、大丈夫……気に、すんなよ」

 菜射も、その距離の近さを感じ、愛名の頬が朱に染まり、抱きつくように密着した体から、高鳴る心臓の鼓動が伝わってくると、妙に意識してしまって、自分もなんだか体温が上がっていくのを自覚する。
 しばらくの間、見つめあう二人。
 心臓の鼓動と、つけっぱなしのゲームが流す音楽と効果音だけが、部屋に響く。

「あ…あの、菜射さん」
「……な、なんだよ」

 黙っているのが少し気まずくて、何か言葉を探す愛名。

「そ、その…こうしているとなんだか、恋人同士、みたいですね…。菜射さんって、柔らかくて心地よいのに、力強さもあって、凄く守られてるような気がします…」
「……なに…言ってんだよ…。そんなこと言ったら、愛名の方が柔らかくて良い匂いで、凄い、その…可愛いし…ずっとこうして抱きしめてたい位に気持ち良くて…って、なに言ってんだアタシ…!」
「ふふっ、ホントですね。私も何言ってるのかしら…。けど、私…」
「愛名…」

 再び、じっと見つめあう二人。 
 そして、自然と、まるで引力でも発生したかのように、お互いの顔が近付いて――――

「は~い!離れて下さーーい!」

 二人の顔の間に、香澄の手が差し込まれる。

「うおっ!」
「きゃあ」

 驚いて、飛びのき離れる二人。

「…まったく、油断も隙もないんですから…何してるんですかもう!」

 香澄はおかんむりだった。
 まあ、買い物から戻ってきたら二人が寄り添っているのだ、怒りたくもなるってモノだろう。

「何してる…って」
「…あ…」

 二人は、さっきまでの状況を思い出し、顔から火が出る程に真っ赤に染まる。
 そして次の瞬間、同時に頭を抱える。

(な、なにしてたの私!なんだか、ギュって抱きしめられたら、ポ~ってなってしまって…自然と……きゃ~もう!私には幸果さんがいるのにーー!…って、別に幸果さんと付き合ってるっ訳じゃないですけど、でも、でもーーーー!)
(な、何してんだアタシは!アタシってそうだったのか?自分で気づかないだけで、そういう対象として愛名を見てたのか?確かに可愛いけど、すげぇ守ってあげたいけど、抱き締めたら気持ち良くて、いい匂いで、こう、ふらふら~と…いやいやいや!違う、あたしは、あたしはーーーー!)

 あれやこれやと思考が迷走する菜射の眼前に、香澄がずずいっと顔を寄せる。

「な、なんだよ…」

 さっきのことを思い返し、少し胸が高鳴る菜射に、ピシっ!と香澄の指先が突きつけられる。

「菜射様は、危ないです、怪しいです、敵です!」
「………は?」

 戸惑う菜射に、香澄はなおも続ける。

「危険です、危険です!私からお嬢様を奪う危険性が高いです~~!」

 叫びながら、愛名の方に近づいていき、その体を強く抱きしめる。

「ちょっ…ちょっと香澄…!」

「お嬢様は渡さないですよ!私とお嬢様は、主従の関係を超えた深い絆で結ばれてますから!これはもう愛ですから!すなわち、愛し合ってますから!」

 どんどんと理論が飛躍していく香澄に、愛名も戸惑う。

「何言ってるのよ香澄?どうしたの?」
「そうだよ!お前言ってることおかしいぞ?だいたい、それならアタシよりもゆっか姉の方がよっぽど敵になるんじゃないのか?」

 菜射のその発言に、香澄は、「ちっちっちっ」と言いながら指を左右に振る。

((こういう動き本当にする人(ヤツ)居るんだ…))

 と、それを見た二人の思考が自然とシンクロしたが、そんな事には構わず香澄は唄うように語り始める。

「私は、ここ数日皆さんの様子を見ていて解りました。確かに、お嬢様は幸果様をお慕いしています。恋しています!それはもう眩しいほどに、ラブリンラブリンです!」
「ちょ…ちょっと香澄!なに言ってるの?!」

 顔を真っ赤にしながら、香澄の口を封じようとする愛名だが、華麗なステップで避けられてしまう。
 仮にも綾塚家のメイドである香澄は、一通りの護身術や体術を身につけているのだった。

「だがしかし!その恋は、あくまでも憧れ!それはあたかも、恋に恋するがごとくの、決して結ばれぬ、報われぬ、けれど良い思い出として心に残る……そんな恋!」

 ズバーンと言い切る香澄。

「……そ、そうなの…?」

 愛名はショックを受けて、膝から崩れた。
 ちょっと涙目だったりもする。
 それを尻目に、踊るように言葉を続ける香澄。

「けれどあなたは違います!菜射様!」

 ズビビッ!と指を菜射に突き付ける!
 が、直後に指を引っ込める。
 メイドどしての本能が、人を指差すという若干失礼な行為を止めさせたのだが、まあそれはどうでもいい話だ。

「お嬢様と菜射様は、一番近しい、心を許せる友人関係!この関係性が恋愛に変わった時!それはもう、さながら雪玉が雪の坂を転がり落ちるかのように、勢いと大きさを増し続け、止まらなくなるのです!」
「…本当に?」

 まだショックを引きずる愛名の問いかけは、興奮した香澄の耳には届かない。

「そしてすぐにお互いを求めるようになり、Aまで行ったら翌日にはB!そしてその翌日には早くもC!その後はもうお互いを欲望のままに求めあうただれた日々のオンパレードです!すぐに普通の快楽では満足できなくなった二人はある日ついに青―――」
「やめいっ!」

 菜射のレバー前入れ強攻撃(踏み込んでグーパンチ)が香澄の顔面にクリーンヒット。
 体力ゲージを一気に二割奪う。

「げふうっ!」

 迂闊にも可愛くない叫び声上げてしまった香澄は、そのまま画面端…もとい、壁まで吹っ飛んだ。

「きゃあ!香澄大丈夫?ちょっと菜射さん、さすがにやりすぎですよ!」
「い、いや、そこまで強く殴ったつもりはなかったんだけど…けど、そいつが変なこと言うからさ!」

 香澄の言葉を思い出し、今日何度目かの大赤面をする菜射。
 愛名もつられて赤面するが、ともかく今は香澄に近寄る。

「香澄?怪我は無い?かす…んっ!」

 心配そうにメイドの名を呼ぶその口を何かが塞いだ。
 それは……名前を呼ばれた、香澄その人の唇だった。

「ん…お嬢様…んふっ……ちゅっ、はむっ…れろっ……」

 しかも、愛名の口内を犯しつくすような、濃厚で淫らなキス。

「ちょっ…何を…香澄…かす…み…んっ…!ダメ…らめぇ…んふっ!ふぁああぁ…」

 それは一分近くも続き、「ぷあっ」と香澄が口を離すと同時に、愛名はその場にへなへなと座り込んだ。
 その様子を、口をパクパクさせながら見ていた菜射は、ふと我に返り叫ぶ。

「何してんだお前!って言うか、吹っ飛んだのに直後にキ…キ…なにしてんだ!愛名に何してんだ!」
「ふふふ…甘いですね菜射様。メイドスーパー受身を使えば、私は不死身です!」

 ドドーン!と効果音が出そうな勢いで言い切る香澄だが、さっぱり意味はわからない。
 その横で、頬を染め、放心した様子でうつろな表情をして座っている愛名。
 そして、続ける言葉が見つからず、何かを言おうとしては止める、を繰り返し、最後には頭を抱えてしまった菜射。
 なんだか、微妙にシュールな絵だった。

「と言うことで菜射様、私の勝ちでよろしいですね?」

 またしても唐突に妙な事を言い始める香澄。

「……何の話だよ?」
「つまり、私の方がお嬢様への愛が深い!ということです」
「いや、そんな話してないし!……そもそも、それって、勝ち負け決めなきゃならないものなのか?」

「はい」

「……なんて澄んだ目ではっきり返事しやがるんだ…」
「で、どうなんですか?負けを認めるんですか?」
「それは……」

 菜射は、何か引っかかっていた。
 別に自分は愛名に対する愛が有る訳じゃない。たぶん。
 けれど、ここで負けを認めるのも癪だ。
 かといって、あたしの方が愛してるんだ!と宣言するのは違うし……。
 とまあ、そんな感じで思考がぐるぐる回り続ける。

「あ~もうじれったいですね!」

 なかなか返事をしない菜射に、イラつき始める香澄。

「そ、そう言われても…」

 そもそも、菜射にしてみれば返事する必然性も全くないのだが、不思議と追いつめられてしまった菜射はそこに考えが至らず、どう返事をするのが正解なのかを苦悩し続ける。

「じゃあ、菜射様はお嬢様にキスできますか?」
「へ?」

 思わぬ言葉に、間抜けな声で返事をしてしまう菜射。

「今私がしたように、出来ますか?出来ないなら、それはつまり、お嬢様への愛が足りない証拠ですっ!ですっ…ですっ…」

 自分エコーまでつけて、堂々と宣言する香澄だが、言っていることが基本的に間違っている事に、この場にいる誰も気づかないのはどうしたものか。

「で……出来るさ!キ…キ…キスくらい!」

 逡巡した一瞬の間に、何百という回答が脳内をめぐりに廻った菜射の口から出たのは、なぜかその言葉だった。
 そして、口にするやいなや、言葉に引っ張られるように体は動き、跪いている愛名に駆け寄り、くいっとあごを持ち上げる。

「…え?」

 放心していた愛名は、なされるがままにそれに従うと、次の瞬間…菜射の唇が、愛名の唇を覆うように塞ぐ。

「ん…!」

 驚きのあまりに目を見開く愛名。
 菜射の肩に手を置くが、何故か跳ね除けられず、かといって受け入れるでもなく、そのまま固まる。
 菜射のキスは、香澄のそれとは違い、ただ唇を重ねるだけの、可愛く優しいキス。
 それでも、菜射は自分の心臓がかつて無いほどに高鳴っているのを自覚した。

「……ふはっ!」

 口を離した瞬間、愛名と目が合う。
 菜射はそこでまた動悸が一つ跳ね上がるが、どうして良いか判らずに、顔をそむけて香澄の方を向く。

「ど、どうだ!出来るだろうが!」

 完全に声が上ずっている。

「く…やりますね…思わず、二人のキスシーンを写真に残したいと思ってしまいました…。カメラが無いのが残念です」

 心底悔しそうに、唇をかむ香澄。
 
 なんだかもう、何処へ向かっているのかこのメイドは。
 と言うか、この三人は。
 
 そこからしばらくは、こう着状態が続いた。
 香澄と菜射は、まるで死合うかのように、じりじりと相手をけん制しながら、距離を保ちつつにらみ合う。
 相手の隙を見つけ次第に襲い掛かるのではないかと思ってしまう程の緊張感だ。
 時計の針、心臓の音、自分の、相手の息使い。僅かに窓を揺らす風、どこかで鳴いている犬の遠吠え。
 そんな、普段ならばただの雑音であるはずの音が、この場の主役になるような沈黙が場を支配し始めたその時……!!

「うわぁぁぁ~~~ん…!うえ~ん…」

 まるで子供の泣き声のような、そんな声が沈黙をぶち壊す。
 声の主は…愛名だ。

「…え?え?ど、どうした愛名?大丈夫か?」
「お嬢様?どうされました?」

 二人とも、自分のしたことを考えれば「どうした」も無いのだが、突然の泣き声に、二人ともプチパニックを起こしている。

「ひっく…ひぐっ…ひど…酷いよ~…!酷い…酷いよ…!私、はじめてだったのに~」

 だが、ボロボロと涙をこぼしながらの、子供のような喋り方で語られた愛名のその言葉を聞いたとたん、二人の動きがピタリと止まり、一瞬で顔面が蒼白になっていく。

「は……初めてって…まさか…」
「ファーストキス…って事…ですか?」
「ひぐっ…ひうっ…う…うわ~ん!そうよ!当り前じゃないのよ~!わ~ん」

 二人の問いかけに、泣きながら答える愛名。
 その刹那、香澄と菜射は、目にもとまらぬ速さで一歩下がり、膝をつき、体を折り、頭を床にこすりつける。
 つまり…土下座。

「す…すみませんお嬢様!まさか初めてだとは思わなくて…!」
「ごめん愛名!アタシ、なんだか頭に血が昇ってその…!」

 女の子の一生の思い出になるであろうファーストキスを、こんな形で奪ってしまった。
 それは、同じ女である二人だからこそ、より重さが理解できるというものだ。

「うわ~ん!びえ~ん!」

 けれど、謝罪も届いているのかいないのか、延々と、漫画の書き文字のような声で泣き続ける愛名。
 二人は、ゆっくりと頭を上げ、そっと愛名に近づく。

「ご、ごめん、本当にごめんよ愛名。だから、泣きやんでくれ、な?」
「あ、あの、お嬢様?ほんとに申し訳有りません…その、お詫びに今日は、お嬢様の好きなミートソーススパゲッティにしますから、ね?」

 まるで子供をあやすように、よしよし、と頭を左右から撫でたりする二人。
 それでも泣きやまない愛名だったが、辛抱強くあやし続けると、五分を越えた頃だろうか、少しずつ、声が収まってきた。

「ひっく…ひうっ…」
「よしよし、ホントに悪かったよ、うん、な?」
「よしよし、いい子だからもう泣かなくて良いんですよ~」

なんだか二人とも、すっかり小さな子を相手にしているような気持ちになっていた。

「すんっ…すんっ」

 愛名は、まだ鼻を鳴らしているが、涙は治まったようだった。

「ん…ふぅーーーー」

 そして、大きく息を吐くと、落着きを取り戻したように見えた。

「…大丈夫ですか?お嬢様」
「愛名?平気か?」

 二人が顔を覗き込むと、愛名は少し笑顔を見せる。

「…うん、ごめんね、泣いちゃって」

 まだ少し、いつもよりも幼い印象を覗かせるが、落着きは取り戻している様子だ。

「お前が謝る事なんてないよ、こっちこそ、本気でごめん」
「お嬢様、申し訳ありません」

 改めての謝罪を、愛名は受け入れる。

「いいのよもう、私の方こそ、混乱しちゃって…えへへ。あんなに泣いちゃって、恥ずかしいよもう…」

 照れながら、頬を染めて笑う愛名の姿が、それはもう愛らしく見えて、香澄と菜射は、思わず愛名を抱きしめる。

「はわっ!」

 愛名の頭を挟むように、両側から、胸で挟み込む。

「ちょ…ちょっと二人とも…!もうっ!」
「ははっ!」
「うふっ」
「…もう…あははっ!」

 なんだか可笑しくなって、全員で笑った。
 すっかり、空気は元に戻ったようだった。

「でも私、嬉しいです!お嬢様のファーストキスの相手になれるなんて!」

 …が、香澄が口を滑らせたことで、また空気が変わり始める。

「私は、お嬢様の記憶に一生残る女になるんですね…!幸せです!」

 言いながら、菜射に視線を向ける。
 その眼は、「これで私の勝ちは確定ですね」と言っているようだった。

 それに菜射は、カチンと来てしまった。

「なんだとこの!あ、アタシだって初めてだったんだからな!そういう意味では、アタシの記憶に一生残る女になったんだよ愛名は!」
「ええっ!?そうなんですか?」

 二人の胸に挟まれたままの愛名が、驚きの声を上げる。
 
「そ…そうだよ…悪いかよ…」

 思わず言ってしまった真実に、菜射の頬が見る間に染まっていく。

「いえ、そんな悪いとかではなく……そうなんですか…菜射さんの初めて、私が貰ってしまったんですね…」

 愛名と菜射の間に、なんだかピンクの空気が流れ始める。
 だが、香澄がそれをすかさず感じ取り、行動に移す!

「どーん!」

 そう叫びながら、まず菜射を突き飛ばす!

「だったら私は、他の初めてを貰います!」

 そして、愛名の服に手をかける!

「きゃー!ちょっと香澄!待って!待ちなさい!」
「あっ!てめえ何してんだ!」

 それを止めようと、菜射が間に入る。

「放して下さい!こうなったらもう、行くところまで行くんです!止められないんですーー!」
「きゃーっ!ちょっ…!そこ駄目ですわ!そこは触ったらダメです!…って揉むのはもっとダメですわ~~!」
「やめろ!やめろって!あ…!ご、ごめん!偶然触って…!うわ!柔らかい…!ってちがーう!」

 もはや室内は混沌と化していた。
 そこへ…。

「はろろ~ん!みんな、やってるか~い!?」

 と、ドアを開け闖入者登場。
 三人の目が一斉にそちらを向くと、そこには、たった今来た幸果が立っていた。

「あら?あらららら?」

 そう呟いて、目の前の状況を見つめる。
 半裸の愛名と絡まるように、同じく服が、そして息が乱れた香澄と菜射。
 どう見ても、決定的瞬間だ。

「あ!幸果さん!助けて下さい~!」

 愛名はとっさに助けを求める……が、何か変だ。
 幸果の目が据わっている。
 幸果は数秒間動きを止めて、室内の様子を眺めていたかと思うと……

「きゅふふふふふふ~~!」

 唐突に、あの妙な笑いと、かつて無い妙な笑顔を見せた。
 そして……

「私も混ぁぁぜぇてぇぇぇーーーー!」

 その言葉と共に、上着を脱ぎながらダイブ!

「「「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」」」

 三人の叫び声と、次の瞬間、どすーん…と言う音をたて、四人の体が絡み合う。

「わ~!女の子祭り~!おにゃのこおにゃのこ可愛い~柔らかい~いい匂い~!きゅふふふふふふふふふふふふふふっっ!!」
「ちょっ…ちょっと幸果さん!」
「待てってゆっか姉!…ん?うわっ!臭っ!酒臭い!飲んでるな?相当飲んでるな?」
「はぐ~!ダメです~!私お酒の臭いダメです~!助けて下さいお嬢様~!」
「私だってだめよ~!」
「うふふぅ!まだまだ子供ね~!じゃあ、お姉さんが大人にしてあげちゃおっかな~?」
「やっ!ちょ…!どこ触って…んっ!」
「あ、ダメ!ダメです!お嬢様のそこは私が~!」
「うわっ!ゆっか姉!アタシまで触るな!こらーーー!!!」

 四者四様、さまざまな声が上がり続ける。 
 そんなこんなで、狂乱の夜は更けていくのだった……。


       第23回につづく。

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『イナズマイレブン』75話!

・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり


『イナズマイレブン』 75話
 お、今回は飛鷹の話ですね。

 ピンチの飛鷹を助ける響木監督カッコイイな!

 っていうか、「さすがは蹴りのトビーだな」

 ・・・蹴りのトビー・・・・・カッコイイのかどうか!(笑

 だがしかし、上手くボールを蹴れない焦りから、周りと馴染めない飛鷹・・・。
 まあ、自分だけが初心者って状況では気後れするのも解るのですが。

 そんな中、響木監督に不安要素が……完全に病気フラグじゃないですか・・・。

 しかし、そこで立ち上がる円堂!

 「俺は、お前に本当のサッカーを知ってもらいたい!」
 「サッカーやろうぜ!飛鷹!」

 円堂は、本当にブレないですよねぇ・・・良いです!

 そして始まるシュート練習!

 「出来るさ!お前はずっと特訓してきたんだろう!だったら、自分のやってきたことに自信を持て!」 

 ただひたすらに、ボールを蹴る飛鷹!
 
 クシが落ちても、髪形が乱れても…今はただ、サッカーが楽しいっ! 

 「一緒に頑張ろうな!…サッカーは楽しいぜっ!」
 いやぁもう…円堂が素敵ですっ!

 「これが…本当のサッカーの楽しさ…円堂 守…か」

 目覚めた飛鷹が試合でどんなプレイをするのか…そして、どんな必殺技が飛び出すのか楽しみです!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・一言感想。


『バカとテストと召喚獣』 13話 最終回
 う~ん・・・・ちょっと展開が読め過ぎるというか・・・良く言えば王道なんですけど、にしてももちっと変化が欲しかった気もします。
 なんていうか、ギャグアニメ、萌えアニメとしては良い出来でしたが、ストーリーの部分はイマイチ楽しめなかったなぁ・・・と言うのが正直な印象だったり。
 とはいえ、出来が良かったのは確実なんですけれどもね。
 っていうか、HPで重大発表!って書いてあったから行ってみたら、見事にアクセス集中で落ちてました(笑
 なんですか重大発表って?二期とか?まあ、明日にでも見ます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・あとは・・・・エイプリルフールなので色んなHPが企画やってますね・・・。

 ただ、どこも重くてかなわんですよ・・・こちらも時間をおいてからゆっくり見ます。


   ではでは、本日はこれにて失礼します。

  
     小説も更新中。
     と同時に、前回前々回あたりをちょっと修正。
     えらいうっかりに気付いたので(笑

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オリジナル小説『私イズム!』第21回。

第20回はこちら。


 第六章

[追い詰められて画面端] その4


 翌日、早速予選へ。

 愛名は見つからないように変装をしての参加だったが、大会に出る事は親にも知られていない事もあり、少し離れた位置に有るこのゲーセンまでは手が回っていないようで、安心して試合に挑む。

 大会の空気に慣れさせるという意味も含めて、愛名は先鋒。

 けれど、勝てない。

 もう一歩のところまでは行く。
 決して、実力的に完全に劣る、と言う事は無い。
 だというのに、後一歩のところで競り負けてしまう。

 大事なところで攻めきれない。

 それは、愛名の心の弱さの表れでもあった。

 しかし、大会はそれを克服するまで待ってなどくれない。

 愛名は、自分の課題を再確認したまま、未勝利で予選は終了した―――――。


・・・・・・


「………すいません、お役に立てず………」

 帰り道、うなだれながら道を歩く愛名は、そう謝罪した。

「いいのよ~。あまり気にしないで~」
「そうそう、結果的に優勝はしたんだしな!」

 そう、幸果と菜射の活躍で、予選は突破できた。

 しかしだからこそ、愛名は自分の無力さに打ちひしがれていたのだ。
 チームとしては優勝なのに、自分は一勝もしていない。
 つまり、自分は居なくても良いのではないか?そんな事さえ考えてしまいそうになる。

「愛名」
「愛名ちゃん」

 カクンと落ちた首に、幸果と菜射が両側から腕を回す。

「落ち込んでる暇は無いって!そんな暇があったら…」
「練習、有るのみよ~」

 言って、二人はニカっと笑う。

 その笑顔に、心が上昇するのを感じていた。

 ……そうです…落ち込んでる暇なんて無いです…!

 どうであれ、決勝へ行けるのは決定事項。

 だったら、同じ思いをもう二度としないように……!
 でなければ、家出を決意してまで大会に出る意味が無い!

 愛名は上を向き、夕日の眩しさに目を細めながらも、大会へ思いを馳せるのだった………。


 それからは、練習漬けの日々か続いた。
 愛名としては学校もサボりたいくらいだったが、そこは幸果にたしなめられて、通いながらの特訓の日々だ。
 学校の周りには常に見張りが居て愛名を探していたが、香澄がどこからか調達してくるカツラや化粧道具を使ったり、何に使っていたのか、菜射が知っていた抜け道などを使いつつ、何とかごまかしながら通っている。


 ………このまま後は大会を待つだけ……そう思っていた大会三日前に事件は起きた――――――


「大変!大変よ~!」

 休日の昼、愛名と菜射が秘密基地で特訓の最中に、幸果がそう言いながら慌てて入ってくる。

「どうしたんですか?」
「なんだ?ゆっか姉が慌てるなんて相当の事だな」

 まだ事の重大さに気付いていない二人は、わりと能天気に声をかける。

「あ、あの!あのね…!」

 息が切れて、上手く話せないのか言葉を詰まらせる幸果。

 そこへ香澄が、「どうぞ」と水を差し出す。

 それを受け取り、一気に飲み干した幸果はようやく落ち着いたのか、大きく深呼吸をし、一瞬の沈黙の後……衝撃の事実を告げた。

「大会が・・・・『闘演舞』が、中止になるかもしれないって!」


       第22回につづく。

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