『失われた未来を求めて』9話感想とか(ネタバレあり
・今日語りたいアニメ。(ネタバレあり
『失われた未来を求めて』 9話
ついに1話のラストと話が繋がった訳ですが・・…いやぁ、面白いです!!
そうきますか!
タイムリープ物なのだろうとは思ってましたけど、そこへ至るまでの過程がもう好きでした。
不思議な力で時間を戻る、とかでは無くて、何年も何年もかけて、たった一人のためにみんなが努力して努力して勉強して研究して実験して、そしてようやく至った道だというそのドラマ性が大好きですね。
不思議な力では無く、あくまで「人の力」で。
正直、自分にはそこまで知識がある訳ではないので、作中で出てくる単語や理屈が全部理解出来てる訳ではないですし、正しいのかどうかも謎なんですけど、ちゃんと道筋を作ろうとしているのが伝わってくるので、もうそれだけでいいのです。
たとえトンデモ理論であろうとも、ちゃんと理屈をつけよう、という意志がそこにあるのが好きなのです。
しかしまあ、これ脚本書いてる人の知識量が凄いなぁ・・・・と思っていたら、村井さだゆき さんじゃないですか!
道理で納得です。こういうの書かせたらホント素晴らしいですよね。
果たして原作のシナリオではどうなっていて、それをどうアレンジしてこの脚本になっているのか凄く気になります。
なによりも、この作品におけるタイムリープの考え方というか、それは自分的に衝撃でした。
タイムパラドックスを気にしない作品はいくらでもありますし、気にしたうえで、過去に戻ってやり直してもそれは世界が分岐するだけだという多重世界論、もしくは並行世界論を提唱している作品が多い中、「因果の鎖」の理論はすげぇ痺れました。
「物理学者が世界の片隅で猫の実験を行うたびに宇宙の物理量が倍に増えるなんて事、本当に信じてるのか?」
いわゆるシュレディンガーの猫ですよね。
箱を開けるまでは、猫が生きているか死んでいるか解らない。
どちらの世界も存在しうる・・・・・・つまり、それをやるたびに、世界が「猫の来ている世界」と「死んでいる世界」に分岐する・・・という考え方ですねここでは。
けれど、そんな事で世界が枝分かれして、そのまま進んで行くのだとしたら、それは凄く無駄と言うか。
実験で猫が一匹生きたか死んだかで、さほど世界が大きく変わるはずも無いのだから、ほぼ同じ世界が並行して二つ存在する事になる。
となれば、その二つを再び一つに戻そうと言う力……「世界の意志」…もしくは、「システム」が働いても不思議はない・・・・・・うわぁ、それ凄い面白いです。
今までタイムリープ物の設定は大きく二つに分かれてると思ってましたけど、こんな第三の道があったんですね。
凄いです。
ただそれでも、キューブの存在は謎ですし、実際に ゆいと過ごした時間が存在していると言う事は、その方法は一度・・・・・もしかしたら何度も失敗している訳で。
ゆいが居ても佳織の事故を止められなかった、という「過去」が無い限り、ゆいを過去へ飛ばすという「未来」が生まれない・・・・・・凄いパラドックスですよねこれ・・・。
キューブとゆい、この二つの存在を「最初に作った誰か」が居ないとダメなのだけど、その為には事故が必要で、でも事故が止められなかったからこそ、未来に ゆいの体が残っていて、そこからまた生まれるわけで…。
うおお・・・ややこしい・・・。
なによりも、「因果の鎖」の理論は全く実証されているものではなく、物凄い希望的観測への賭けでしかないという事実。
だからこそ、
「あんた…正気?」
「――――さぁ」
この一つのやりとりを入れた事の意味の大きさが凄いです。
何の確証も無い、理論上の空論としても不確定な要素に賭けて実験をする……そこまで追い詰められていて、それでもその可能性を追い求めたいという意志。
いろんなものがこの「さぁ」の一言に込められていて震えます。
いいですね、ちょっと不思議な学園美少女アニメ・・・って感じかと思ってたら、ここへ来て骨太な作品になりました!!
あとは、どう納得できる決着を見せてくれるのか……不安も大きいですけど、期待したいです!
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・一言感想。
『ワールドトリガー』 8話
千佳の可愛さが光りますっ!!
白米からのおにぎりの流れ好きでした。
『トライブクルクル』 9話
OPが五人ダンスに!
そして本編は、カノン祭り!!いちいちネガティブな妄想が面白可愛いです(笑
あと、泣き顔がもう至高の可愛さでした!!
って、お客さんがせんべいになったの笑いました!!シューール!!
『ハピネスチャージプリキュア!』 42話
最終決戦感!!
とりあえず、一番を目指すっていうことへの否定が、前の時よりもだいぶ納得できそうな方向に修正で来ていたのはよかったです。
『七つの大罪』 9話
このタイミングで、実は本当の実力出して無いって設定出してくるのは上手いです。
ちゃんと各キャラに見せ場を与えてからの、負けそうになってた原因はちゃんと有るっていう流れはわりと好きです。
『アカメが斬る!』 21話
うああああーー!!マイーーン!!
ツライ……ツライですって……。
さらには、スサノオまで…この作品の容赦の無さがもう!
けど面白いんですけど!確実に!
『SHIROBAKO』 8話
言ってる事は凄く普通というか、煮詰まっちゃったら気晴らしが大事で、上手い人や先輩のマネをするのが大事で……っていう、当たり前のことを言ってるだけなんですけど、なのにこんなに面白いっていうこの不思議。
魅せ方の上手さなんですよねぇ・・・・・さすがです。
『繰繰れ!コックリさん』 9話
こひながコックリさんの白髪を抜いた場面での、怒涛のナレーション心理描写が素晴らしかったです!!
感情に乏しいナレーションの読み方なのに、あんなに面白くなるのは田村さんの上手さも凄いあるよなぁ・・・と。
さすがです。
『ガールフレンド(仮)』 8話
クリームソーダを作ろうとして、なんでそんな色のモノが出来上がるですか(笑
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・あとは・・・まあ、特にないです!
もう12月ですってよこんちしょう!と思うくらいです!(笑
あ、そうだ。ちょっと新しい試みとして…
ゲームコーナーのプライズにハイスコアガールのカードケースを見つけたので思わずゲット。まあ、正直使い道はあまり無いのだけど…でも、こういうのもう…出ないかもだから…。 pic.twitter.com/Q0hgoST56v
— 猫震(びょうしん) (@byousin_) November 30, 2014
近況は基本的にツイートしちゃうので、なんかあったらそれをブログに貼り付けるスタイルをちょっと試しにやってみます。
改めて同じ事書いて、更に画像を貼るのは面倒なので。
なんて言いつつ、本日はこれにて。
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