2024年9月26日のアニメ感想(ネタバレあり)(最終回二つ)
『先輩はおとこのこ』 12話 最終回
ああ、お母さんのトラウマの原因はそれでしたか……確かに、思春期に自分の父が自分と同じアイテムを身に着けて女装してたらまあ嫌だなって思う気持ちも理解できます。
普通に女装してるだけだったらまだ受け入れる事も出来たかもですけど、娘がやってて可愛かった羨ましかったからマネするってのはちょっと「うわっ」てなる気持ちがだいぶ高まりそうです。
けど、まことがやってくれたように、一緒に買い物とか行って趣味があって同じものを可愛いと思える楽しさを共有できていたら、また違ったかもしれないですね……まあでも、思春期真っただ中ですからねぇ。またお父さんもあんまり明るい感じの人でもなく、物静かなタイプですし。
とは言え、まことがしっかりと正面から向き合ってくれたことで、じいちゃんも母さんも救われたんじゃないですかね。
一つの物語の〆としては美しかったです。
けど、メイン3人の関係性は決着ついたとはいえず、まだまだ続いていく……と思ったら映画化!!これは意外な展開。
まあ映画は見に行けないですけど、そのうち配信とかされたら見ます。
物語としての面白さと、メッセージ性が両立出来ていた良い作品でした。物語ってのはこうでありたいですねぇ。
『俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~』 12話 最終回
先生たちとの過去のやり取りが明らかに。
なるほど、本当に何も才能が無かったというよりも、身体能力も心の強さも素晴らしかったけどスキルだけはどうにも初歩的なモノしか身につかなかったから、これだけの逸材なのにスキルが身につかないということは他の才能があるだろうと思ってみんな他を紹介した結果、たらいまわしみたいになったんですね。
まあ、そうでもなければ独学の特訓だけでここまでの強さになるのは理屈に合わないですもんね。
多少強引であろうとも、ちゃんと理屈をつけようとする作品は好きですよ。
正直、弱いと思ってたら実は強かったみたいなパターンはもう飽和状態だろうとは思うんですけど、パリィっていう題材一つを極めたことでなんでもパリィしてしまうっていうのがギャグにもシリアスにも使えて面白いことになるのはパリィの新しい使い方として斬新でした。
アニメとしても良い出来でしたし、素直に面白かったです!
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・あとは……まあ、とくにないです。
ではでは、本日はこれにて。
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